ひまわりの種

毎日の診療や暮しの中で感じたことを、思いつくまま書いていきます。
不定期更新、ご容赦下さい。

たまった宿題

2012年05月24日 | 日々のつぶやき
実は、やらねばならないことが山積している。

月末に、ある小学校で放射線と健康に関する授業をすることになっている。
(校長先生が同級生なの・・・)
低学年・中学年・高学年、の3コマ。それぞれ45分間だ。
45分間に、伝えたいことを凝縮させて、なおかつ、
それぞれの学年に応じた表現にしなければならない。
引き受けたはいいけれど、果たしてうまくできるかどうか、今から不安になってきた。
小学校の先生、って、えらいなぁ・・・。(しみじみ・・・)

んで、6月末と7月アタマには、ある研究会の発表を控えている。
もちろん、内容はまだできていない。
抄録といって、簡単な筋書きみたいなのは、書いたのだけど。
(これを先に書かないと、研究会のプログラムを作成できないのだ。)

それからそれから、県の小児科医会の会計決算報告書も、作らなくちゃならない。
家計簿さえ、ろくにつけたことのないこのアタシが、もう何年も、会計をやってる。
これ、絶対に、間違ってる。
物理が大嫌いで、学生の頃にろくに放射線の講義も聴かなかった私が、放射線の話をするより、
間違ってる!
(会計は、誰か、代わって欲しい。ホントに・・・)

さらにそれからそれから、
部屋の片付けとか、服の整理とか、本の整理とか・・・。

んで、片付けてる最中に、ず~っと前に買った子供のコミック本なんか読んじゃったりして・・。
さっき読んだのは、「忍ペンまんまる」
これ、ペンギンが忍者修行をする漫画で、ついつい笑っちゃうんだ。

いやいや、漫画なんか読んでる場合じゃない。

・・・・皆さんには、ありませんか・・・?
目の前に宿題がてんこ盛りになってて、やらなくちゃいけない時に限って、
別のことをしたくなるってこと・・・。

わたしは、この繰り返しで、ん十年を過ごしてきました・・・。ははは・・・。


勇気と希望を持とう!

2012年05月24日 | 東日本大震災
最近寄せられたコメントから・・・。
わたしのブログにおいで下さる多くの方々にも読んでいただきたくて、記事にします。
  (Unknownさん、勝手にすみません。)

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  心より・・・ (Unknown)
  2012-05-23 12:48:55
  ひまわり先生、夫君さま、福島のみなさま

  >地元に住む我々にしてみれば、戦いはこれからです。

  MITから低線量被曝の研究論文がプレスリリースされましたね。
  はっきりと福島で過剰なDNA損傷は起こらないと予見できると書かれてありますね!
  直後からいろんな学者さんが言われていた事です。
  MITが公式に出した物です。
  世界基準が大好きなマスコミはもっと報道してほしいです。

  ただ、戦いはこれからです、というお言葉はその通りだろうなあと思います。


  私の住む地域では朝から不発弾処理が行われています。
  どーん、どーんという重低音が響いています。
  でも、私たちにとってはこれは日常で、
  ああ、また行われているな、です。
  何年か前に東京で不発弾処理が行われた時の
  報道の大きさにびっくりしました。
  沖縄では新聞の地域欄にお知らせとしてよく見かけます。


  インターネットがどれだけ僻地に通おうとも、
  どれだけの情報が流されたとしても、
  私たちのこころがかわらなければ、
  何の意味もなさないのでしょうね。

  私は差別の色濃い地域で生まれ育ちました。
  でも、その事にほとんど気づかずに育ちました。
  自分が差別される側でなかったからです。
  被害を受けない側は、いつだって無自覚です。


  福島のみなさん、特にこどもさんたち、
  そしてお母さんたちに、
  なんどでもなんででもエールを送りたいです。

  避難されて別の地で暮らしている方々にも、
  こころからエールを送りたいです。


  放射能より多大な汚染を福島にもたらしたのは
  人の心です。
  偏狭で矮小でで痛みを分かち合おうとしない心です。
  間違いを正そうとしない保身です。

  自分たちや自分たちの子どもがかけがえのないように、
  福島の自然も人も子ども達も、
  もちろん東北全域、まったくかけがえのないものです。


  日本のすみっこより、福島の真の復興を祈ってます。
  それが日本の復興だと信じてます。

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文面から察するに、Unknownさんは沖縄県の方だろうか?

当事者でなければわからないことがある。
この1年余りで、それを痛感した。
そして、さまざまな情報や憶測のために、当事者どうしの間にさえ、軋轢を生むことも・・・。

数年前、身内が沖縄に嫁いだ。
嫁ぎ先は、宜野湾市。 ・・・そう、普天間基地のある街だ。
彼女は、沖縄で子供を産み、育て、幸せに暮らしている。
でも、身内が嫁いだことで、基地問題はわたしたち家族にとっても、身近なものになった。

そして、震災に伴う原発事故が、福島県で起こった。

以前にも書いたことだけれど、
福島県がこんな状態になってはじめて、広島や長崎の方々がこれまでどのような思いで過ごしてきたのか、
恥ずかしいことだが、やっとそれが実感として理解できたように思う。
毎年行われる8月6日と9日のセレモニーは、当事者でない人たちには、
「他所で起きたこと」に過ぎなかった、と、反省を込めて感じる。

同じ事は、基地問題がいまだに解決していない沖縄でもいえることだ。

「思いやる気持ち」というのは、すなわち、「想像すること」なのだと思う。
体験していなければ永久にわからない、のではなく、想像して、思いをはせること。
それが、ニンゲンに与えられた能力なのだから。

Unknownさん、あなたのコメントから、持ちきれないほどの勇気と希望をいただきました。

  感謝です!!!


ほおずきトマト

2012年05月24日 | 日々のつぶやき
名古屋に住む大学時代の友人から、先日こんなものが送られてきた。
「ほおずきトマト」というらしい。



ほおずき、っていうと、あれですよ、
子供の頃に、実を口のなかでぐにゅぐにゅして、中味出して、風船のようにして、
口の中でブーブー音出して遊んだっけ・・・。
でも、わたしは、このブーブーがあんまり上手くできなかった。

で、これは遊ぶんじゃなく、れっきとした食用。




皮をむいて、口に入れてみると・・・。

 美味しい

不思議な甘さ。

なるほど、ほおずきのほろ苦さと共に、トマトの食感があって、
まさしく「ほおずきトマト」だ。

同級会で名古屋へ行くと、彼女はいつも「美味しいモノ」を教えてくれる。
彼女は、「美味しいモノ」のアンテナが高いのだ。
学生の頃、テスト前にわたしのアパートに数人で泊まって勉強したことがあって、
その時も、あり合わせの材料でちゃっちゃとごはんを作ってくれた。

あの震災以降、時々忘れた頃にメールをくれる。

 ナンかいるもの、ない?

 うちらは全然、福島のモノも平気だよ。


・・・ともだちって、ありがたい。



ここにいるよ

2012年05月24日 | 日々のつぶやき
 先日お知らせしたツバメの夫婦、元気です。



 夕方、薄暗くなってからわたしの携帯で撮影したので、画像がいまいちだけど。
 ちょっときつそうだけど、仲良く巣に入ってます。



 でも、時々こんなシーンも。
 外にいるのはオス?
 おん出された訳じゃないと思うけど・・・。(^^;)



 孤高(?)のオス。
 これも夕方。

 何を考えてるのかな・・・。