ひまわりの種

毎日の診療や暮しの中で感じたことを、思いつくまま書いていきます。
不定期更新、ご容赦下さい。

脱・原発?

2011年05月11日 | 東日本大震災
浜岡原発が、防潮堤が完成するまでの間操業停止となったそうだ。
やるじゃないか、総理大臣。
(お辞儀のしかたはいまいちだったけど。)

このことに関しては、当然だけれど、さまざまな立場からの賛否両論がある。

なぜ「浜岡原発」だけなのか? というご意見もある。

これから夏に向かい、中部電力や電力供給を受ける地域の方々にとっては、
企業や市民生活が激変することは想像にかたくない。

一部で報じられているように、国内向け・海外向けの政治がらみの事情ももちろん、あるのだろう。

でもさ。

福島原発みたいになるより、いいじゃないか。
事が起きてからじゃ、遅いんだよ。

本当なら、福島原発事故を受けて全国の原発の原子炉を停止して、
「想定外の災害」・・・それは地震や津波や、考えたくないけどテポドンとか、
そういった、考え得るあらゆる事態を想定して、備えておくというのは、当たり前のことじゃないか?

批判の大きい政府だけど、今回は、総理大臣に座布団10枚

ところで、脱原発の話はたびたび耳に・目にするけど、
具体的な代替エネルギーのことはどうして話題にならないのかな・・・。

まったくの素人考えだけど、
国が補助も出して(これは私たちの税金になるが、このような使い方ならいいと思う)
各家庭・企業・マンションなどの集合住宅の全てに、太陽光発電を取り付ける。
少しは節電になるんじゃないのかな、と思うのだけれど、
学者さんも誰も提案しないのは、やっぱり無理があるんだろうか。
コストの割に合わないというのは聞いたことがあるけれど、
仮に、割に合わない発電であっても、全国規模で行ったら、どうなのかな。
そういうシュミレーションは、ないのかな。

 原発事故で放射線のせいで街に住めなくなるより、ずっとずっと、ましじゃないか。

そう思う。