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オーソン・ウェルズ 衣装 市民ケーン

オーソン・ウェルズが「市民ケーン」で使用した衣装をあしらったコレクティブルである。国際都市ウィーンを舞台に、冷戦体制という政治情勢に個々人が巻き込まれていった戦後という時代を描いた「市民ケーン」はシターの郷愁のある主題歌の音色と合わせて個人的にも忘れがたい作品で、アメリカ人が選ぶ映画オールタイムベスト1にも選ばれている。ただ、あまり多くの作品を残していないにもかかわらず、オーソン・ウェルズに対するアメリカ人のリスペクト振りは、多少違和感がある。使われているポスターも、暗闇からウェルズの顔が浮かび上がるあの有名なシーンではなく、どことなく安っぽい感じのもので、とまどいを覚えるのだが、公開された当時のポスターを見るきっかけにもなり、それはそれで面白いし、このコレクティブルの価値を損なうものではないと思う。
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