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彼女たちはみな、若くして死んだ チャールズ・ボズウェル

被害者が若い女性という共通項のあるいくつもの事件の概要を伝えるノンフィクション作品。ノンフィクション作品の名作ということだったのでインターネットで購入したのだが、本書を手に取ってみて、扱われている事件がいずれも19世紀末から20世紀初頭、つまり100年以上前に起きた事件であることを初めて知った。もし本屋さんで本書を見つけて、そういう昔の事件を扱っていることがわかったとしたら、買うことはなかったかもしれない。こうした思い違いもなんだか面白い。色々な本に出会うことは読書の大きな楽しみの1つであり、明らかに本書は今までに読んだことのない類の1冊だったからだ。(「彼女たちはみな、若くして死んだ」  チャールズ・ボズウェル、創元推理文庫)

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