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黒猫の小夜曲 知念実希人

著者の作品を読み始めて1年くらいたつが、シリーズものをほぼ既刊のものは読み終えて、あとは、新刊の作品をゆっくり読んでいこうと思っているのだが、それでも単行本の新刊、未読の文庫化作品が次から次へと出てきて、それだけでも結構忙しい感じだ。それだけ人気があって需要が多く、出版社からの執筆要請も多いのだろう。本書は、文庫の新刊コーナーで見かけた一冊。これまで読んだ著者の作品とは違って、医療とはほとんど関係のないストーリーだが、ミステリー要素はこれまでに読んだシリーズ作品よりも強い感じだ。読んでいて少し違和感を感じたので、ネットで調べてみると、本書は、数少ない著者の未読の作品を第1作目とする別のシリーズの第2冊目ということだった。(「黒猫の小夜曲」 知念実希人、光文社文庫)

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