みなさん、こんにちは。
感染性心内膜炎による、多発関節炎は免疫複合体沈着によるものが多く、化膿性関節炎ではないことが多い。
パルボウイルスB19 感染による多発関節炎では各種の自己抗体が陽性となる場合があり、RA 等と紛らわしいことがあり注意を要する。
関節リウマチ(RA)では、関節炎所見が、左右対称性であり、MCP 関節+PIP 関節の腫脹が . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ウイルス性、細菌性、膠原病の3つが多い
「上記の3グループ+その他の疾患1グループ」の4グループ分類に分けて考えると鑑別を進めやすい。
下記に主な疾患のみを挙げる。
ウイルス性:パルボウイルスB19、肝炎ウイルス、EBV、CMV、HIV、風疹ウイルス、など
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みなさん、こんにちは。
特徴を示す。
(1) 高齢女性に多い。
(2) 大関節(膝関節など)に好発する。
(3) 長期臥床、内分泌代謝疾患(副甲状腺機能亢進症等)が危険因子である。
(4) X線写真上、軟骨石灰化症 chondrocalcinosis が特徴的であるが、偽痛風に化 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
単関節炎では結晶誘発性関節炎の頻度が多い。
(1) 中高年男性に多い。大酒家に多い。閉経前女性にはまれ。
(2) 通常急激に発症し、一日以内にピークに達する。
(3) MTP 関節炎は特徴的であり足部痛風 gout podagra と呼ぶ。
(4) 耳介などの軟骨部 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
結核性関節炎は、肺結核既往患者や高齢者、ハイリスク群における単関節炎で考える。
疑い例では積極的に結核菌塗末および結核菌培養も提出するべきである。
関節液白血球数は<25,000/mm3のことが多く、多核白血球の割合は一定していない。
外傷性関節症は臨床的には「関節内血腫」として認められ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
性交渉歴を有する若年者に多く、遊走性関節痛、筋肉痛、特徴的皮疹(関節周囲の膿疱)等を認めることが多い。
関節炎は初期には多発性(免疫複合体による炎症で無菌性炎症)であるが、その後単関節炎(淋菌による化膿性関節炎)となることがある。
よって初期の関節液の検査で . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
関節液の塗沫と培養検査が必須である。
起炎菌としては、Staphylococcus aureus(約3分の2)、その他にはStreptococcus、Pseudomonasなどがみられる。
Pseudomonas による化膿性関節炎は、基礎疾患を有する患者でのみ認める。
化膿性関節炎におけるグラム染色の . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
単関節炎では常に感染性関節炎と外傷性関節炎に注意する。
単関節炎では頻度上、結晶誘発性(痛風や偽痛風)が多いが、必ず感染性と外傷性を除外しなければならない。
まず感染性関節炎には、主として化膿性関節炎(非淋菌性)、淋菌性関節炎、そして結核性関節炎がある。
感染性関 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
関節液の評価での必須項目について表4に挙げた。
正常の関節液では少数のリンパ球が存在する程度である。
関節液内の補体値をチェックする価値は無い。
写真:沖縄本島中部、読谷村の海岸
medicina(メディチ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
図4
膝蓋骨の上縁のレベルにおいて、膝蓋骨の後方に向けて外側より針を進める。
図5:足関節
外踝の下端から2.5 cm 頭側で1.3 cm内側のポイントで針を進める。
写真:沖縄本島中部、読谷村の海岸
新型コ . . . 本文を読む