みなさん、こんにちは。
今回は合併症についてみていきますね。
① 出血: 50mlの少量出血でタール便となる。
吐血、下血を示す上部消化管出血では、緊急内視鏡の適応である。
出血の原因、部位、状況の的確な把握が必要である。
緊急内視鏡と同時に、内視鏡的止血法を行うこともできる。
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みなさん、こんにちは。
今回は消化管の潰瘍についてです。
まずは基本項目をおさえましよう。
分類
潰瘍の深さに関しては村上の分類が多く用いられている。
Ul-Ⅰは粘膜のみの浅い欠損で、“びらん”に相当し、Ul-Ⅱ以上が潰瘍であり、Ul-Ⅳは穿 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
腹痛は頻度が多く、鑑別も広い、そこが難しいところですね。
フィジカルの最重要ポイントはこちらです。
全身所見とバイタル
(ショックや脱水に注意)
腹部所見では、
視診→腹部膨満、手術痕、腫瘤、ヘルニア
聴診→腸雑音亢進 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
腹痛の患者を診察する場合には、外科的処置が必要な患者か否かを判断することが最も重要です。
既往歴・併存疾患でのポイント
手術既往の有無
消化性潰瘍やこれまでの腹痛の既往歴
不整脈・弁膜症・虚血性心疾患などの各種心疾患
現病歴でのポイント
腹痛の出現した時間、発症 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回は心筋バイオマーカーと合併症についてですね。
心筋バイオマーカーの測定
急性期にはtroponinが早期診断と再灌流療法の評価に活用されている。
また、CPK、GOT、LDHなどの逸脱酵素が上昇し、いわゆる梗塞曲線を描く。
合併症
心筋は壊死に陥ると、その部は機能 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
症状からAMIが疑われたら、バイタルサインのチェック後、直ちにECG記録を行いましょう。
① 貫壁性心筋梗塞(transmural MI)
梗塞部位を反映する誘導で発作直後からT波の増高、ST上昇が認められる。
hyperacute Tのみのこともあるので要注意である。
また、R波 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
私が初期研修医であった30年前ごろでは、AMIの診断は胸痛、ECG所見、心筋バイオマーカーの上昇によってなされていました。
しかし、緊急冠動脈インターベンションによる効果が確立してからは変わりました。
来院時に3つが明かな所見を示すことはまれで、特に発症早期には、ECG所見ではT波の増高のみでST . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
心筋梗塞は、心筋の栄養血管である冠動脈の血流が一定時間以上途絶ないしは不充分(虚血)になるために心筋が壊死に陥った病態です。
急性期の死亡率が高く、死亡の多くは発症後数時間以内の早期に発生し、心室細動などの重症不整脈による突然死です。
機械的合併症は入院死亡の約80%を占め、心不全、心破裂(自由壁、心室中隔)、乳 . . . 本文を読む
出場資格
日本国内の初期研修病院に所属する研修医(上記以外の医師も参加OK。参考結果をお知らせします)
予選
Whytlinkアプリ内でオンラインクイズに挑戦
日 時2018年12月14日 (金) 20:00 ~ 20:59 2018年12月15日 (土) 20:00 ~ 20:59 & . . . 本文を読む