私の絵は

私の絵は、私の人生そのものだ。
それ以外は何も映し出されない。


先日のライブで「ラビリンス魔王の迷宮」のことを
思い出して、再熱。
とうとうＤＶＤ借りてきた。
１０歳の時、何十回も観たこの映画！
ヒロインのサラは、呪文を唱えながら、芝生に姫ドレスで
現れたり、鏡に前でティアラつけて赤いルージュを
引いたりして、
「わぁ～このお姉さん、いい年してイタイなぁ～・・・」って
１０歳時は思って観てたんですけど、まさか今、それを
想って歌うとわ・・・・・！！！
ホントは羨ましかったのね？！
子どもの頃の蓄積って怖い！
今、観たら、生首放り投げたりサッカーしたり、
目玉くりぬいてまた装着するわ、ゴミを甲羅の様に渦高く
しょってるばあさんや、ケモノ、妖怪など、かなり鬼畜要素も
いっぱいの映画でした。そのどれもどのシーンもしっかり
覚えてた。これは、同年に観たジュディ・ガーランドの「オズの魔法使い」、
５歳の時に観た「サウンドオブミュージック」に継ぐ子ども頃の、いや、今の私を支えている映画かもしれない。
最後、自分の部屋に帰ってきたサラに鏡の向こうから
妖怪達が「さよなら。必要になったらまた呼んで。」って言うんだけど、サラは、「きっとまたあなた達を必要とする日がくるわ。」
って答えるの。

この映画初めてうちにビデオデッキを導入して、父が初めてＴＶ録画という作業をしたもので、途中失敗して撮れてなかったりなかなか歯がゆい思い出があるのですがそのせいで、映画を
途中から観て前後を想像するのが好きになりました。
ピーターパンと言い、ラビリンスと言い（サウンドオブミュージックは母の薦め）、父は自分が観たいから観てたんだろうけど、影響受けてるなぁ～。占いとか大好きだし、朝食では必ず夢のお告げの話をするし、明らかに変な催眠通販とか買ってるし、ていうか、子守歌は催眠術だったし、今、考えてみると父ってかなりの乙女男子なんじゃ・・・！？？？？