真珠子学園

真珠子主催の活動公式公開日記。
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みぞか巻に隠された5つの物語

2013-02-06 15:05:07 | 作品集・漫画本・グッズの紹介
 みぞか巻には隠された5つの物語があります。
 
 
 
 
 
 
この巻いてあるフィルムの柄は何ですか?
 
真珠子は、3.11の震災直後、天命を受けて、バリ島に単身渡り、
無形文化遺産である、ろうけつ染めを習得したのですが、
日本に帰ってきてからそれは、別名、更紗と呼ばれるものであるということ、
そして、天草にも更紗があった言われていること、
そして、明治~昭和初期の天草女性たちの多くが、からゆきさんとして海を渡り、
外国で働いていたその場所がバリ島のすぐ近くの真上に位置していたを知りました。
そして、時代は、さらに遡りますが、キリシタン追放令が出された1587年に、
あるキリシタンがジャカルタから日本を思うあまり恋しい手紙を書いていてそれは、
更紗に託して書き綴られていたという史実を知り、
その思いをこめて更紗の柄を描き、それを巻いて更紗の反物に見立て、
表現しました。
 
 
 
 
 
 
 
この柄の中には、天草ゆかりの蛸と真珠子ガールズ7人と、龍くんが潜んでいます。
わかりますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どんな味?
 
すべて九州の物産品を使った生地で餡を手巻しています。
餡の中にも、苺、柚、黒糖が練りこんであります。
特に、黒糖は、天草が貧しかった頃に、各地で黒糖製造が盛んになった頃から、
現在までずっと唯一1件だけ生産されている黒糖業者さまのものを
使用しています。
ちなみに真珠子の祖母の実家も黒糖製造業だったということが、
発売後に発覚しました。
ここにもご縁を感じずにはいられません。
 
 
 
まず、ネーミング!みぞかって何?
 
天草や、長崎一帯で使われる「かわいい」の総称です。
ちなみに熊本では、「むぞらしか」、鹿児島では、「むぞか」と言うそうです。
 
 
 
 
シールの絵は、なぜ十字架にかけられているの?
 
みぞか巻は、もともと天草で、漁師のための船上食として考案された郷土菓子、
「あか巻」がベースとなっています。その新感覚版として、真珠子デザインのものを
考案しました。
みぞか巻は、天草の歴史をたどってそこからヒントを得て作られています。
 
1637年、天草島原の乱が起こったときに、みんなが幸せを願ったシンボルが
十字架でした。
みぞか巻のこの文字の選択と配置と十字架を包み込むようなうっとりしたデザインは、
日本が誇るデザイナーの祖父江慎さんが手がけてくださいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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