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出発の30分前に完成した。わたしの「海母」。連日深夜ひたすら目地作業、磨き作業…すけちゃんも助っ人にきてくれて鬼に金棒!ありがとう!…最後の最後まで、わたしはこの作品が好きかわからなかった。最後の最後まで変化した。母体に付着した1000余りの赤ちゃんたちは、しがみついてなかった。生えていた。歯と歯茎をぎしぎしと噛み締めた。その時、ようやく初めてこれが好きだ、と思った。放心してこの丸尾焼に初めて来た日のことを思った。皆さんの底知れぬ笑顔…もうその時間の流れが当たり前になっている。東京ってどんなところだっけ?時空を超えたところに放り込まれたようだった。逃げも隠れも出来ない生の人間同士の交流だった。今回の仕事でいつも常に感じ入っていたことがわかった…それは人間の心は本来じんわり染みていくんだってこと…。このことを忘れていた。というか知らなかった。
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