このお振袖は。。。

お風呂場の光が、きつすぎるな～と、つねづね思うようになりました。まあ、普通の照明なんですが。。。なので、足元に小さな黄色いランプを外からドアガラス越しに灯して、他は点けずに浴槽に入ってみました。視覚が休んで、他の感覚が研ぎ澄まされたのか、自分の体の重み、温かみ、生命を感じました。これは、どこかで感じたことのある懐かしい感じだった。お母さんのお腹の中だったのかな？それと、バリ島を思い出しました。そうだ、もうあれから2年も経ったんです。震災直後にバリに一人で行って、ろうけつ染めと出会ってから。。。この経験は、私にたくさんのことをもたらしてくれました。真珠子学園もそうです。今も、その恩恵にあずかっています。あのことは、なんだったんだろうな～と思いながら、日々過ごしています。。。ろうけつ染めをするとあの時の気持ちをどうしても思い出すから。あの時施した蝋けつ染めのお振袖を初めて、この春、着ました。どうして、今まで着ようと思わなかったのか、わからないです。ずっと考えもしなかった。とっても着る気持ちになれなかった。私にとって、とても重たいものだったのです。でも今春、山の中でなら着られそうな気がした。今回、熊本にご縁があって、巡り巡ってきたチャンス。星男さんからの展示依頼も大きです。様々なことが整い、着てみることになったのでした。展示しかしたことのなかったあのお振袖を着て、夫に撮ってもらいました。それが、明日からの写真展、「むしのたれぎぬ」です。このお振袖はの製作期間は、２００７～２０１１年と４年に渡り、どんどんその色彩を様変わりさせてきました。最初は、キュレーターの長谷川祐子さんの多摩美術大学でのクラスの授業の一環として依頼され、それに合わせて制作を始めました。丹後縮緬の生地は、親戚が丹後で、縮緬の職人だったので、そこで選んでいただき、それを３０年来の親友の新居崎　智子さんに綿入りのお振袖に仕立ててもらいました。そこにまず墨汁で、絵を描きマジック、ボールペンで、着彩しました。この時は、これで、終了。そして震災後、時間を経て、「今、絶対この着物に祈りを施さなければ。」と祈念を込め、ろうけつ染めを施しました。真珠子更紗の特徴は、ボールペンの下書きの線が残って、版がズレたような着色になるところです。本来、布に色を塗ると、どこまでもどこまでも染みていくので、ろうで、色止めをすることで、様々な色や、模様が新しい表情が生まれ、新たな感情ももたらされました。
それを私が着用して、撮ってもらった写真が、
明日、最初のお披露目の場となります。
星男で、お待ちしています。
ご高覧いただけましたら幸いです。

「むしのたれぎぬ」　増田賢一　真珠子　夫婦写真展

５月３日～３１日　

charge 600円

ドリンク　700円～

フード　300円～　

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月曜日～木曜日、日曜日　20：00～02：00

金曜日、土曜日（祝日前）　20：00～05：00

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ランチタイムもございます。

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hoshio食堂

ワンボウルランチ　800円（ボウル、副菜、スープ、ドリンク）

テイクアウト　600円　（スープ、ドリンクなし）

カフェタイム　ドリンク　400円～

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ゴールデンウイーク中のランチタイムの
お休みは5/3(金)～5/6(月)です。

月曜日～金曜日　11：00～18：00

 

 

★期間中イベント開催★　随時イベント内容追加予定です！

５月３日　オープニングパーティ　20時から　
　　　　　真珠子ライブなど　

　　１７日　みぞかBar　七菜乃みぞかちゃん

　　２４日　みぞかBar　ヴィヴィアン佐藤みぞかちゃん

　　３１日クロージングパーティ　20時から　　
　　　　　みぞかBar　トースティーみぞかちゃん

 

場所　Bar　星男　　http://ameblo.jp/barhoshio/