後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

みずみずしい新緑の森の写真をお楽しみ下さい

2019年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム
自宅から車で1時間以内の場所に大きな森が幾つかあります。五か所くらい奥深い森があるのです。
自然の樹木が大好きな私は四季折々通い、眺めては心地良い気分になって帰ってきます。
昨日は小平市にある都立薬草植物園の裏にある大きな森の中に座ってゆっくり樹々を眺めて来ました。
何とも言えないすがすがし幸福感に包まれました。
昨日撮って来たみずみずしい新緑の森の写真をお送りします。お楽しみ下さい。









さて最近の日本の新聞は平成天皇の退位と新天皇の即位に関する記事で埋めつくされていました。美智子様を讃える記事が沢山ありました。他には何一つ重要なニュースが無いようでした。
この日本新聞を外国の人々はどのような気持ちで見ていたのでしょうか?
外国では天皇のことをエンペラー、すなわち皇帝と呼んでいます。ですから私の韓国の友人は、「新しい皇帝が決まっておめでとうございます」と祝辞を送ってくれました。
私は新聞を見て平成天皇と美智子皇后は国民を深く愛していたことに感動しました。特に美智子様はハンセン病患者の一人一人の手を握って励ましたそうです。ご自分が感染すると恐れなかったのです。もっとも現在の医学では感染の可能性は無いということになっていますが。
天皇と皇后に愛された国民は幸せです。このことを外国の人は皇帝に愛された国民は幸福だと考えます。当然国民も皇帝を愛しています。このように外国人は日本が愛のある国だと思います。
しかし天皇と皇帝は違います。王様とも違います。違いますが、似ている国もあります。タイ王国とブータン王国とイギリスなどです。
天皇と皇帝と王様の違いを明確に説明することは至難の業です。お互いに翻訳出来ない言葉は沢山ありますが、「天皇」という言葉も翻訳出来ません。西洋の皇帝とも違いますし中国や朝鮮の歴代の王朝とも性質が違うのです。欧米人は天皇を便宜的に皇帝、エンペラーと呼んでいますが日本人は天皇のことを絶対に皇帝とは呼びません。
それはそれとして天皇や皇后の国民への愛はキリスト教の神の愛と同じようなものでしょうか?
今日は問題を提起するだけです。解答は皆様でお考えください。
最後に最近の新聞で心配になったことを書きます。それは全国民が一人残らず新天皇を讃え祝っているという報道ぶりです。天皇制に反対している7%の国民を抹殺した報道の姿勢です。6%の天皇制に無関心な人も無視しているのです。合計13%の日本人が新天皇を讃え祝っていないのです。少数意見を大切にして何故天皇制に反対しているかも報道すべきです。それが自由で平等な民主主義というものではないでしょうか?
何か日本が戦前の全体主義の国家に逆もどりしているようで怖いのです。日本の新聞は異常です。
誤解を避けるために明記しますが、私は天皇制に賛成ですし新天皇を讃え祝っています。
美智子上皇妃様には深く感謝しています。

それはそれとして、
今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


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