後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「盆踊りと夜店の写真」

2024年08月09日 | 写真
老齢になると夜に出歩くのが億劫になります。しかし少し前までは夏の夜によく出掛けたものです。盆踊りや夜店を見に行ったものです。
懐かしいので、盆踊りと夜店の写真をインターンットからお借りしました。

「夏祭り、お寺での施餓鬼供養」

2024年08月09日 | 日記・エッセイ・コラム
お寺でする儀式のなかでお盆の時期に行われる施餓鬼供養は見ると面白いと思います。本堂の両脇にある客間には檀家の人が座って見ます。住職さんに頼んでその席に入れて貰えば良いのです。見物料のかわりに少しお布施を出します。お寺に行って施餓鬼供養に参加し、一緒に祈るとご先祖様の供養になるのです。
この施餓鬼供養は日本のほとんどの宗派の寺で行われています。
お寺によって開催日時が違います。
さてその一例として愛知県の臨済宗妙心寺派の寺院の高屋山 永正寺の施餓鬼供養の様子を、このHPから以下にご紹介いたします。
HPは、http://eishojikengaku.blog33.fc2.com/blog-entry-171.html です。
永正寺では、お施餓鬼を毎年8月17日と9月23日の2日におつとめします。お施餓鬼とは「餓鬼道にいるものに施しをすると、ご先祖さまが救われる」という、日蓮尊者の伝説を基にした法要で、全国の寺院で行われています。ご先祖様の供養のためにするのです。
餓鬼道とは「六道十界」のひとつの道です。
餓鬼道は、飢えと渇きに苦しむ世界です。ようやく手に入れた食べ物や水が口に入ろうとする瞬間に燃えてなくなってしまうと言われています。
その様子はよくお腹が膨れた餓鬼の絵として描かれています。一度見たら忘れられない衝撃的な絵です。
その「常に飢えて渇いている餓鬼道にいるものに施しをすることで、先祖供養をする行事」がお施餓鬼なのです。
その法会の様子を写真に従ってご説明いたします。
まず本堂の一番外側に作った施餓鬼棚へにお経を詠みながらお参りして、お米を施し、水をかけて渇きを癒すのです。
次に総勢14名のお坊さんが読経をしながら本堂のなかをぐるぐる回ります。
時々、下の写真のように座ってお経を唱えます。お経の合間に銅鑼や鐘や太鼓の鳴りものを大きく響かせ、法会を盛り上げます。
檀家の人々は下の写真のように本堂の両脇の客間に座って見ています。合掌して祈る人もいます。
法会は8月17日は朝5時から夕方5時まで断続的に続きます。毎年の参加者は入れ替わりで、延べ約1,000人ほどだそうです。
9月23日は昼の2時から4時まです。参加者は延べ、300人ほどだそうです。
この施餓鬼供養は日本の多くのお寺で一番大きな法会になっています。
日本のお寺は開放的なので、どなたでも気楽に参加することが出来ると思います。
施餓鬼供養は日本の仏教の一つの風習です。大切にしましょう!

「夏祭り、島原の精霊流しの写真」

2024年08月09日 | 写真
島原の精霊流しは毎年8月15日に行われる伝統行事で、300年以上の伝統があります。島原の乱後、新藩主の高力忠房は人々の心の安定化を図るため、神社仏閣を再建させ仏教を盛んにしました。その一つが盂蘭盆の夜の精霊船での送り出しでした。
8月15日は日暮れと共に町内に待機した精霊船が、初盆を迎えた家から出された切子灯ろうを飾り、若者に担がれて出発するのです。若者達は「ナマイドー、ナマイドー」と声をかけながら進み、初盆の家や各地の広場で右に左に錬り回ります。
精霊船は町内を一周した後、有明海へと流されます。ロウソクを灯した精霊船が闇夜の有明海に浮かぶ姿は幻想的で美しいものです。



「ポーランドの夏祭り、『聖ヨハネ祭』」

2024年08月09日 | 写真
首都ワルシャワから西に約310km、ポーランド最古の都市ポナズンで毎年6月に開催される夏至を祝う祭典「聖ヨハネ祭(Noc Kupały)」の写真をお送り致します。
無数のランタンを夜空に放つ絶景のお祭りで、ランタンに願い事を書き、きれいに夜空へと浮かび上がると願い事が叶うといわれています。

『聖ヨハネ祭』とはバプテスマのヨハネの生誕祭です。6月24日に、ヨハネがイエス・キリストより6ヵ月早く生まれ,長じて後,キリストに洗礼を施したことは聖書に詳しく書かれています。

「東北の夏祭り、青森ねぶた、秋田竿燈、仙台七夕」

2024年08月09日 | 日記・エッセイ・コラム
東北の3大夏祭りも終わると夏も峠を越します。暑さはまだまだ続きますが風が涼しくなり次第に秋が近づいて来ます。
今日は夏祭りについて書きたいと思います。
東北の3大夏祭りとは青森ねぶた(毎年8月2日~7日)、秋田竿燈(毎年8月3日~6日)と仙台七夕(毎年8月6日~8日)です。他にも日本には大きな夏祭りがありますが、まず東北の3大夏祭りから書きたいと思います。

青森ねぶた祭
青森の「ねぶた」を初めて見た時の驚きと興奮は今でも強烈に覚えています。青森地方に生き続けている縄文人の情念が蘇ったようなオドロオドロしい武者絵が不思議な動きをするのです。それは幻想的な夏の夜の夢です。巨大な張り子の動き方はこの世の動きでないのです。武者絵や馬や鬼の張子が夏の夜空を舞うように見えるのです。兎に角強烈な色彩と太い輪郭線の巨大な張り子の神秘的な動きが見ている人の魂を奪ってしまいます。前後で鈴を鳴らしながら踊る「跳人」の集団もエネルギーに溢れています。これぞ日本を代表する北国の素晴らしいローカル文化と断言できます。その青森の「ねぶた」の写真を3枚お送りします。特に3枚目の写真に写っている人間の大きさと「ねぶた」の大きさを比較して下さい。ねぶたの巨大さがお分かりになると存じます。写真は「青森ねぶたの画像」をネット検索して見つけました。なお青森では「ねぶた」と言いますが、弘前では「ねぷた」と言い、形も少し小さめです。青森ねぶたの不思議な魅力をご理解頂くためには次のURLにある青森ねぶたの動画を是非ご覧下さい。「青森ねぶたライブ配信2017」、https://www.youtube.com/watch?v=dvKn-11zGQ0特にその後半まで根気よく見ると、ねぶたの動きの不思議さや玄妙さが分かるのです。あなたの魂が奪われると信じています。
ねぶたの低音基調は暗く寒い冬の北国に棲みついているような情念と思います。縄文人の情念が蘇ったようなオドロオドロしい不思議な魅力があります。

秋田竿燈祭り
秋田市その他で行われる七夕行事の一つです。秋田では8月3〜6日,長い竹竿に何段もの横木をつけて数十の提灯をつり,若者たちがこれを肩や額に載せて市中を練り歩くのです。
観光的行事として年々盛大になりました。もとは〈ねぶた〉などとともに悪魔を払うお盆の行事の一つでした。
竿燈まつりの由来は諸説ありますが、夏の悪魔やけがれ、悪疫などを払う「ねぶり流し」「眠り流し」と呼ばれる七夕行事を起源とする説が有力です。 厄よけやみそぎをして五穀豊穣を祈る行事として、約270年もの間、庶民のあいだに受け継がれてきました。その写真を示します。

続いて仙台七夕をご紹介いたします。

仙台七夕祭り

仙台の七夕まつりは、江戸時代に仙台藩祖・伊達政宗公が婦女子の文化向上を奨励するために始めたのが由来とされており、以来仙台の伝統行事として民衆に広まり現在に至ります。 故郷の仙台の七夕祭りは毎年、8月6日、7日、8日と開催されます。毎年、幼少の頃から七夕飾りを見に行った東一番丁や大町通りの光景を思い出します。
結婚して東京に住むようになってからも毎年、家内や子供連れで仙台の七夕飾りを見に帰りました。父母が健在だったあいだは毎年仙台に帰省していました。ですから七夕飾りは私の故郷の光景として心の中に焼き付いています。
それではその七夕飾りが夏風に揺れている写真をお送りいたします。



七夕飾りが風に揺れ、その下を家族連れが楽しそうに歩いています。帰省した私も妻や子供たちを連れて歩いた思い出がよみがえって来ます。
そして何処からともなく、さとう宗幸の「青葉城恋唄」が流れて来ます。その声は、 https://www.youtube.com/watch?v=u-GYBCktieU  から聞けます。 

今日は東北の3大夏祭りの青森ねぶた、秋田竿燈、仙台七夕の写真をご紹介いたしました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)