後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「お釈迦様が生まれたインドの40もの世界遺産」

2024年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

世界遺産条約は1972年にユネスコで採択され,2023年10月現在,195か国が締結しています。日本も1992年にこの条約を締結し国際的な協力・援助体制の構築に貢献してきました。

2023年10月現在,世界遺産は文化遺産933件,自然遺産227件,複合遺産39件を含む1,199件に上り,そのうち日本からは文化遺産20件,自然遺産5件の計25件の世界遺産が登録されています。

さて今日はお釈迦様が生まれたインド世界遺産をご紹介致します。

インドは 歴史が古い国です。40件もの世界遺産があり、その数は世界一位です。40の世界遺産の一覧表は、https://whc.unesco.org/ja/list/?iso=in&search=& に掲載されています。
 
今日は8件の世界遺産を選んでそれぞれの写真を示します。
1番目の写真はエローラ石窟群(5世紀から7世紀)です。
2番目の写真はコナーラクのスーリヤ寺院です。建設されたのは、東ガンガ朝時代後期の13世紀です
3番目の写真は16世紀のゴアはポルトガル領のゴアの教会群と修道院群です。
4番目の写真はカジュラーホの建造物群です。
5番目の写真はファテープル・シークリーです。
ファテープル・シークリーは、「勝利の都」という意味を持ち、ムガル帝国の第3代皇帝アクバルによって建設されたました。
6番目の写真は大チョーラ朝寺院群です。
7番目の写真はサーンチーの仏教建造物群です。
8番目の写真はブッダガヤの大菩提寺です。紀元前3世紀にアショーカ王によって建てられました。
 
お釈迦様が悟りを開いた場所=ブッダ(悟りを開いた人)になった場所がブッダガヤです。
インド北東部、ビハール州の田舎にある町です。遠く離れ田園に囲まれた大変静かな田舎町の中心には、世界中から多くの人たちが訪れる場所があります。仏教が始まった場所です。
 
約2600年前に、釈迦族出身の王子「ゴータマ・シッダールタ」は29歳で出家し、長年の修行の末、35歳でこのブッダガヤにあった菩提樹の下で悟りを開きました。
 
現在、その場所には「マハボディーテンプル (大菩提寺)」と呼ばれる、高さ52メートルの大きな塔があり、その裏には樹齢100年を超える神聖な菩提樹が大きく手を開いています。
 
歴史的にも大変重要なマハボディーテンプル(大菩提寺)は、2002年、世界文化遺産に認定され、この場所を訪れる仏教徒や観光客は、年々増加しています。
9番目の写真はブッダガヤの菩提樹の下に集う人々です。
10番目の写真もブッダガヤの菩提樹の下に集う人々です。
 
現在の菩提樹は、お釈迦様の時代にあった木を接木して育ったスリランカにある菩提樹から、また接木したものなので、オリジナルの菩提樹の子孫だと伝えられています。
 
8、9,10番目の写真の出典は、https://busshinji.in/about/bodhgaya/ です。その他の写真はインターネットにある写真をお借り致しました。
 
考えてみると日本はこのブッダガヤの大菩提寺に深い影響を受けたのです。ここで生まれた仏教が大乗仏教になり日本へ伝承したのです。飛鳥時代以来、日本人の精神文化に深い影響を与えたのです。
日本は中国文化圏とよく言われますがインドの宗教の影響も受けているのです。お釈迦様が生まれた国なのです。そのインドには40もの世界遺産があります。その数は世界一です。
 
今日はインドの世界遺産の8つのの写真をご紹介致しました。
 
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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