後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

12月の花と葉、シクラメンとポインセチアの美しい写真をお送いたします。

2012年12月16日 | 写真

12月になると流石に公園の花々も絶えます。そこで今日は今年の1月14日掲載の記事、「新種のサクラソウの花を作っている園芸店をご紹介します」でご紹介した石塚園芸に行ってシクラメンとポインセチアの写真を撮ってきました。

花屋さんの店先にシクラメンとポインセチアが並ぶのを見ると、クリスマスが近づきああ、今年も終わると何となく安堵いたします。この鮮やかな鉢は師走の風物詩です。

バラのような香りの高いシクラメンもあります。

新しい品種を作っている園芸店の写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。

Img_1210

Img_1208

Img_1207_2

Img_1201

Img_1216

Img_1202


今日は衆議院選挙の投票日・・・民主主義のむずかしさを想う

2012年12月16日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1186

この富士山に象徴される日本の将来をどうしたら良いのでしょうか?大自然の美しさと人間が作り出した物との対比、共存の姿です。

人それぞれの考えは千差万別です。

原発を推進して日本を経済的に繁栄させるのが最善と考える人もいます。

原発を止めて自然エネルギーだけでも経済的に繁栄出来ると考える人もいます。

経済的繁栄を犠牲にしても危険な原発は即時止めるべきと考える人もいます。

現在、2基しか原発が動いていないのに電力が不足していないのだから原発は無用の長物だと考える人もいます。

しかし日本には石油も天然ガスも出ないのだから原発は絶対に必要だと考える人もいます。

原発問題は重要でない。どちらでも良いと考える人もいます。憲法改正と再軍備、そして日米軍事同盟強化が一番大切と考える人もいます。

候補者のNHKテレビでの政見放送を熱心に聞いても日本をどうするのか明確なビジョンを言う人がいないのです。原発問題だけにこだわって日本の将来の全体像への思考が無いのです。

そこで投票すべき候補者が決まりません。

顔が良いから投票しよう。あの候補者の親にはお世話になったので投票しよう。彼女は好きなタレントだから投票しよう。

彼はいつも弱者へ優しそうなことを言うから投票しよう。兎に角、感じが良い人へ票を入れよう。

候補者の名前が書きやすい人へ投票しよう。誰に票を入れるべきか分からないからサイコロをふって決めよう。

このようないろいろな投票の結果で当選者が決まるのです。これを民主主義と言います。このような投票をすべて是認して受け入れる覚悟をすることが民主主義の本質なのです。

よく偉い識者が投票後に民衆が合理的な判断をしないと非難します。マスコミの影響で左右されたと非難します。一般大衆は無知で思考能力が無いと批判します。義理人情で投票してはいけないと言います。しかしこのような非難や批判は見苦しいものです。民主主義の本質を理解していないのです。

すべての人間の投票を尊敬し、すべての人間の投票が重要なのです。これこそが民主主義の根底です。「隣人を愛せ」と言ったイエス様の教えを大切にして来た国々で民主主義が発達してきたのかも知れません。民主主義はギリシャで生まれ、国家の基礎として定着して来たのはキリスト教圏だったのは偶然ではなかったと感じています。

それはそれとして、

今日も皆様ごの健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

Img_1172