後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

甲府はどちらを見ても山ばかり、富士山も南アルプスも八ヶ岳も見えます。

2012年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム

甲府盆地は西に高度の高い北アルプスや中央アルプスを背負っているので大平洋岸の気候です。冬は寒いですが東京都と同じように雪の無い晴天の日が多いのです。

そして甲府市は東に富士山とその外輪山、南に農鳥岳、、西農鳥岳、間ノ岳、北岳、薬師岳、観音岳、地蔵ヶ岳、甲斐駒ケ岳などの連山が見えま。そして北には八ヶ岳が横たわっています。東北の方向には秩父山系の西端が延びています。

文字通りの盆地ですが、平野部も広く稲作もあります。周辺の山裾にはブドウ畑やモモ畑が広がっていて美味しい葡萄酒の産地です。

盆地の東には笛吹川が南北に流れ、中央部には釜無川が東西に流れています。笛吹川と釜無川は身延近辺で合流し、富士川となり太平洋へ流れ出しています。

甲府盆地には沢山の温泉も湧きだしています。石和温泉、身延温泉、芦安温泉、湯村温泉、増富温泉、などの他に名前の知られていない宿が一軒だけの鉱泉も沢山あります。

富士山や山中湖などの富士五湖をはじめ八ヶ岳山麓の清里までいろいろな観光地に恵まれています。

この山梨県は東京に近いのですが武田信玄を尊敬し、「ほうとう」のような特別な食べ物もあり独自の地方文化を大切にしています。

私は1974年に旧武川村の柳沢の山林に小屋を作り、山梨県へ38年間通い続けています。自然に自分の故郷のような気がします。

是非、山梨県へ遊びにいらっしゃって下さい。良い所です。

下に少し釜無川と南アルプスの写真をお送り致します。そして甲斐駒の麓の「藪の湯」の「みはらし荘」の湯から見た八ヶ岳の眺望の写真もお送り致します。

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韮崎市の中を流れる釜無川です。眼前に薬師岳、観音岳、地蔵岳の鳳凰三山がせまり、その奥に南アルプスの主峰が見えます。

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甲府盆地の東部の勝沼から甲府の市街へ下る甲府バイパスからは下の写真のように南アルプスがよく見えます。

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はるかに西には甲斐駒岳が聳え、その北には雪を頂いた八ヶ岳の峰々が輝いています。

さて「藪の湯」は駒ヶ岳の山麓にある鉱泉です。その高台にある見晴らしの良い宿は「みはらし荘」と言います。特にその湯船からの眺望が良いのです。一昨日、小屋に泊まった時に湯につかりながら夕日に輝く八ヶ岳の眺望を楽しんで来ました。入浴料は500円です。

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この風呂場の窓を開けて撮った写真が下の写真です。

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この鉱泉宿は30年以上前から何度も泊まった所です。私の小屋から車で10分の近所にあるので夕方気軽に入浴に行きます。あまり豪華な宿ではありませんが泊まってみると、ああ、これが山梨県の文化だと納得するから不思議です。

少し山梨県の観光案内をいたしました。失礼いたします。(終わり)


山々に住む神へ衆議院選挙後の日本についていろいろ聞いてみました

2012年12月14日 | インポート

一昨日と昨日、八ヶ岳と甲斐駒の写真を撮りながら、選挙後のいろいろについて尋ねてみました。八ヶ岳と甲斐駒岳に住む神々へ聞いてみました。

神々の答えを書く前にまず2つの山々の写真をしめします。それぞれの麓に住む人の家を見降ろしている山の写真と頂きをズームで撮った写真を1枚ずつ示します。

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北杜市の白州の住宅街です。八ヶ岳が人々の暮らしをいつも見守っています。

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そして下の写真では甲斐駒岳が美味しい武川米を産出する冬の田圃を見守っています。

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頂上が晴れた時間にズームで撮った写真が下です。

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さてこの2つの山に住む神々はどのようにお答えになったでしょうか?

(1)安倍総理大臣が誕生する。

このブログの11月30日の記事、12月16日の衆議院選挙・・・大津波と原発爆発で変わった日本人の人生観  にも書きましたが自民党が大勝し、公明党と合わせて300議席位を獲得すると神々も言います。安倍総理大臣が誕生するそうです。

(2)日米の軍事同盟が強化されます。

安倍総理大臣は日米安保を強化し、日米の軍事的な義務を平等にし、日本が戦争に参加出来るように法律を改正します。それを「集団自衛権」のための法律改正とわざと分かり難い言葉で誤魔化していますが。

尖閣諸島に航海安全のために灯台を作り、海上保安庁の公務員を常駐させるでしょう。

その結果、中国や北朝鮮と軍事的な緊張が数十年続くでしょう。これが山の神々の予想です。

(3)日銀の金融緩和と経済対策を実行する。

安倍総裁の選挙公約は日銀の金融緩和と、政府予算を土木事業へバラマク昔の自民党の政策へ戻すと言っています。そして景気の良かった時代の日本を取り戻すと叫んでいます。

しかし日本の不景気はこのま続きます。

1990年までの高度成長へ必死で貢献した老人達だけが努力の尊さを知っています。しかし現在働いている若者は真剣には働きません。働かなくとも食っていける時代が長く続いたのです。日本の経済は全員が必死で働き、努力しなければ良くならならないのです。現在の中国人のなりふりかまわない働きぶりを見れば明らかです。

安倍総理大臣がいくら景気回復と旗を振っても日本の経済は良くならないのです。山の神々のお答えはこんなものでした。

(4)原発は少しずつ再稼働します。

再稼働を公約している自民党が過半数を取るのですから再稼働へ動き出します。しかし原子力規制委員会の安基準もまだ決まっていません。加えて地元の反対も強くて再稼働は遅々として進まないと山の神々が言っていました。

それと同時に津波の被害の復旧と福島原発事故の被害の救済は加速されるでしょう。こんなことも神々が言っていました。

(5)中国やインドの市場は日本経済を支えます。

中国と日本は軍事的に対決しながらも経済交流は双方にとって利潤があがるので今までのように続行します。しかし経済交流の中身は時代の経過にともなってどんどん変わって行きます。その変化に日本の経済界が柔軟に対応する限り日本の経済はこれ以上悪くなりません。日本人は尖閣諸島に捉われなく大きな気持ちを持って感情的にならないで賢く経済交流をすることが重要です。

そんなことを八ヶ岳と甲斐駒岳に住む神々つぶやいていました。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)