後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

海外に移住した日本人

2012年12月10日 | 日記・エッセイ・コラム

現在、日本人は世界のはてまでいろいろな所に移住しています。現地の人と結婚して住みついているだけではありません。独身のまま現地の文化に魅せられてその地に住んでいる人もいます。あるいはある日突然家族連れで外国へふらりと旅をして住み着いてしまう家族もいます。

そのような日本人に共通していることは「人間への強い信頼」を持っていることです。人間を差別しないでどんな国の人でも信頼し、溶け込んでしまうのです。そして現地の人々に好かれ、悠々と暮らしているのです。そのような人々から選挙で騒々しい日本を眺めたら、一体どんな感想を持つでしょうか?そんな発想から現在の日本を見直すのも良いと思います。

海外に住んでいる日本人は政治闘争に関心がありません。原発も自然エネルギーも大きな問題ではありません。日本の経済不況にも関心がありません。新鮮な空気があって飲み水と少しの食べ物があれば良いのです。そして美しい花に囲まれて周囲の人々を愛していれば良いのです。それが人間の幸せというものではないでしょうか?

時々、ご紹介するgakuさんは、夫婦でタイのチェンマイに移り住んでいます。現地の花々を愛し、少数民民族へ暖かい気持ちを持っています。タイの仏教のありかたにも感心しています。

悠々と海釣りへも出かけます。私が気分的に疲れたとき見るのがこのgakuさんのブログです。

それは、WOOたんのチェンマイ通信:http://gaku404.exblog.jp/ です。

今日は久しぶりにそのブログの中から最近の写真を下にご紹介いたします。いつでも写真を転載して良いというお許しを得ています。転載してから感謝のメールを送ります。そのような交友がもう数年続いています。

まずモン族の少女の写真です。

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以前はアヘンの原料として芥子を栽培して生計を立てていましたが、現在はその芥子の花を観光用の花畑にしているそうです。土産物屋さんがずらりと並んだ観光地になっているそうです。現在は花の季節でないのでgakuさんが以前に撮った写真が掲載してあります。

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観光地に並んでいる一軒の土産物屋さんの主人は江戸っ子のおじさんです。美人の奥さんと結婚してタイの奥地に悠々と暮らしているそうです。それも良い人生です。

さて、gakuさんは海に出て行って海釣りも楽しみます。下のような船に乗って海に出ます。

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下はその釣果です。

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釣りの帰りに西の空が茜に染まっていました。

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日本国内は原発再開か廃絶かで声高く議論する人々がいます。その争いが心を騒がしくします。もう少し静かに考えて投票によってどちらかに決めれば良いのです。それが民主主義というものです。原発再開か廃絶かのどちらの理論にも仮定や仮説が組み込まれているのです。どちらが正しかったかはいずれ歴史が明らかにしてくれます。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

後藤和弘(藤山杜人)