山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ジョウロウスゲがいっぱい 令和6年6月1日

2024年06月03日 | 里に咲く花
 都留市に出張があり、午後から山中湖およびその近傍の植物を散策に出かけてみた。今年は富士五湖の水位が低いらしく、水際の植物を観察するには良い条件である。

    ジョウロウスゲが見ごろになっていた。

    結構たくさん生えている。

    さらにその先には、これでもかというほどにたくさんのジョウロウスゲ

    こんなにたくさん生えているのは初めて見た。

    頂部が雌小穂、その下の特徴的なモワモワしているのが雄小穂。

    カヤツリスゲもたくさん生えていた。

    カヤツリスゲの小穂

    これはおそらくヤガミスゲであろう。


    ミコシガヤに似ているがこちらは芒が出ていない。

    このスゲもたくさん生えていた。アゼナルコであろう。

    水の中に生えているのはフトイ

    小穂はまだ出ていないようである。

    陸地のほうも散策してみる。サンショウバラが満開になっていた。

    ハンショウヅルが満開。倒木に押し倒されて歩道にはみ出していた。

    タンザワウマノスズクサの群生。葉はたくさんあるが花がほとんど見当たらない。

    こちらの大きな葉の奥に花が咲いていた。

    タンザワウマノスズクサの花。地獄の門のような奇怪な模様が付いている。

    ヤマウツボはもう花が散っていた。

    もう終盤で痛んでしまっている。仏炎苞が赤紫色であまり高い位置に付かない。これはオオミネテンナンショウではないだろうか?

    期待していたコケイランだったが、花はもう散ってしまっていた。

    散り残りの一輪

    スズムシソウを1株だけ発見出来た。

 凄いジョウロウスゲの群生に出会うことが出来て、良い散策が出来たと思う。コケイランは訪問時期が遅くて残念だったが、その他にもいろいろな花を楽しむことが出来た。残念だったヤマトグサの散策を十分に取り戻した散策になった。


コメント
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