山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

山梨大学構内の樹木  令和3年11月12日

2021年11月13日 | 樹木類
 出張で山梨大学を訪れた。昼休みが1時間ほどあったので、大学の構内を散歩してみる。学生食堂があり、ここで昼食にしようと思ったのだが開店するのが11時半、午後の仕事が12時からと微妙な時間だったので、学食はあきらめてコンビニの食事で済ませる。いろいろな木が植えられているが自信を持って分かるのはシラカシくらいしか無い。スマホで構内に生えている(植えてある)樹木を撮り歩いてきた。学生さんたちは変なおじさんが居ると思ったことだろう。


    良く見かける(と思う)が、こんな木も何だか知らない。図鑑で調べてみると、どうやらヒマラヤスギ(マツ科ヒマラヤスギ属)らしい。


    付いている実はこんな感じ。おそらくこれは雄花であろう。


    樹皮はこんな感じのうろこ状。


    松ぼっくり(?)がたくさん落ちているがたぶん雄花。雌花は前年の秋に受粉したものが翌年熟すらしい。


    これは先日の出張先でも見たシラカシであろう。


    どんぐりが付いているがだいぶ落ちてしまっている。


    こっちの葉がツルツルしているほうはマテバシイ(ブナ科マテバシイ属)であろう。


    どんぐりはこんな感じで細長い。


    幹は縦筋が目立つデコボコな感じ。


    この大きな木は南部町円蔵院で見た大木とたぶん同じもの。クスノキ(クスノキ科クスノキ属)であろう。


    実はまだ成っておらず、枝分かれした花柄が見える。そのうち黒くて丸い実が成るであろう。


    幹はこんな感じで縦の溝が目立つ。


    後ろの黄色い葉はイチョウだが、その手前にある木はエノキ(ニレ科エノキ属)であろう。


    球形の茶色い実が成っている。


    幹はこんな感じで溝は少なくザラザラした感じ。

 ざっと見廻ってこのような木々が生えて(植えられて)いた。少し進歩した気がする。

 ちなみにこちらは春に山梨大学関連施設の自然教育園に植えられていた巨木で、ドイツトウヒと思われる。


    大きな木が数本植えられていた。見たことが無い木である。


    枝が垂れ下がるように伸びている。


    幹は剥げ落ちそうな大きなうろこ状。


    驚いたのがこの松ぼっくり。バカデカい!

 山に行っても未だツガとシラビソの区別がいまいち、勉強してもすぐに忘れてしまう。ヤツガタケトウヒやその仲間を見分けられるようになるにはまだ道程が遠そうである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月と木星と金星が輝く夕空 黒岳ナイトハイク  令和3年11月11日

2021年11月13日 | 星空
 2日前には月と金星が接近し、昨日は木星と金星の間に月が輝いた。しかしいずれも天候が悪く撮影には出かけなかった。この日は月と木星が接近する日である。石割山の山頂で待てば月が富士山の山頂に沈んで行き、その上に木星が輝くという良い構図になるのだが、月が富士山頂に沈む時間が夜10時なので、翌日のことを考えるととてもそこまでは粘っていられない。そこでやって来たのがFUJIYAMAツインテラスである。ツインテラスから月と木星、さらに金星を狙っても良いのだが、折角なのでもう少し高いところから眺めたい。ということで、日没を少し過ぎた頃にツインテラスを出発して黒岳の山頂を目指す。


    新道峠の上にある展望台はそのまま手つかずの状態で残っていた。


    さらにその上の展望地。いよいよ木星と金星が輝き出した。


    黒岳山頂下のブナの木越しの富士山。


    縦位置で撮影。ブナの森に輝く月と木星


    月光の黒岳山頂


    黒岳展望台に到着。月と木星、金星の輝きが素晴らしい。


    富士山の真上で輝く月を捉えたかったが、途中で撮影しながら登って来たところ少し遅くなってしまった。


    月と木星・金星が輝く富士の空


    月の左上が木星、右側にあるのが土星


    金星がだいぶ西の空に傾いてきた。時刻は午後7時を過ぎた。ここまでで撤退する。


    うっすらと天の川が立ち昇った。黒岳山頂で撮影。


    月影


    スズランの森駐車場の星空。プレアデス星団が昇って来ている。

 どんべい峠側に下山したが、途中は落ち葉が積もって道が分かり難いところがあり、慣れた黒岳ではあるが少しばかりルート探しに苦労した。午後8時、ほぼ予定した時刻に下山となった。久しぶりの山上ナイトハイクは天候に恵まれて素晴らしい星月夜を楽しむことが出来た。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕暮れの新道峠  令和3年11月11日

2021年11月13日 | 月富士
 FUJIYAMA TWIN TERRACEなるものが完成して新道峠は車で入れなくなった代わりに、無料のバスが運行しているらしい。バス時刻など全く知らず、歩いて行くつもりだったのだが、1時間おきにバスが運行されていて歩いて行くよりもバスを使ったほうが早く到着しそうである。スズランの森駐車場3時25分発のバスに乗ると、ほぼ満車状態で2席しか空いていなかった。本日は天気が良くて朝からずっと富士山がスッキリと見えており、新道峠に富士山を見に行くには絶好の日だったことがあるのだろう。


    芦川の山の紅葉はもう終わっていて山腹は葉が散ってしまっている。半月前の月が昇っている。


    ツインテラス行きのバス乗り場。始発はここでは無くて、ここから乗車したところほぼ満席だった。


    バス時刻表。始発が9時25分だとだいぶ遅くて、雲海が出たとしてもほぼ終わっている時間である。


    新道峠の駐車場に到着してビックリ!これほど整備したとは・・・。


    ここにあったレンゲショウマやコウシュウヒゴタイと思わしきアザミはたぶん無くなってしまっただろう。ちょっと残念。


    いきなり展望が開ける。フジヤマ セカンドテラス。


    そのすぐ上にベンチが設置されたフジヤマ ファーストテラスがある。

 帰りの最終バス出発時刻は4時20分である。来客は私を残して皆最終バスで帰り、それ以降は私一人でテラスを独占状態となった。ちょうど日没の間際に2人連れのカップルが歩いてここまでやって来て、うっすら赤く染まった富士山を見て感動していた。


    日没迫る河口湖と富士山。空には月が昇っている。


    日没迫る河口湖大橋


    もうすぐ陽が暮れる。この頃はテラスを独占状態。


    うっすら赤く染まった富士山。もう少し焼けて欲しかった。


    月と夕富士。もうすぐ木星と金星が輝き出すはずである。


    綺麗なアースシャドウが棚引いた。


    木星が輝き出した。金星も輝いているが、写真では消えてしまった。

 日没を過ぎていよいよ金星と木星が輝き出した。この日は木星と月が接近する日である。本日の目的はフジヤマ ツインテラスを見に来たほかに、この接近した月と木星、さらに金星を眺めるのが一番の目的である。ここからが本番だ。荷物を担いで黒岳の山頂を目指す。(黒岳ナイトハイクに続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする