スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(国葬② 踊る阿呆それでも1票)

2022-10-02 13:04:06 | 日記
10月2日(日)令和4年
 多くの人は左翼は連合赤軍寸前だと思ったのではないか。安倍さんを射的の的にするとは、仲間を殺しまくった連合赤軍の連中の、一歩手前である。とてもではないが一般人がついて行けるレベルのものではない。
 所がである。大学時代からの友人と酒を飲んだ時に吃驚したのだが、彼はなんとその事を知らなかった。「ほんとかやー」と馬鹿をこいていた。私はガラケー彼はスマホなのにである。そして更に驚く事をのたまわった。「新聞テレビで一致して国葬に反対しているのに、なんでお前は賛成なのだ」と、酒が気管支の方に入って行きそうだった。
 彼は学生時代からノンポリではあったが時々鋭い社会批評をして、私を感心させたものだった。問い質すとどうも新聞テレビが一致して言っている事が正しくて、それに従うのが良識ある人間だと、考えているようだった。情報弱者というか、化石魚というか、本当にこんな人間が居るのだととても驚いた。私は付き合いの狭い人間である。彼はその中で、数少ない一般人というべきなのか。
 玉川徹が菅さんの弔辞に嘘を入れて、翌日謝罪をした(玉川の卑劣な事は電通に謝罪したのであって、菅さんにではない)。この嘘に踊らされて「菅の弔辞には心が籠っていなかった」とか「よくぞ本当の事(実際は嘘なのだが)を言ってくれた」とか、ツイートする馬鹿が続出した。友人もこいつらも、踊る阿保は沢山居るのだ。
 一般献花者は2万5千人といわれる。恐らく途中で帰った人も多かったろうから、献花の為に家を出た人は5万人くらいに上ったのではないか。デジタル献花も50万人に達したとの事である。これだって宣伝が行き届いておれば、1千万人くらいになったように思う。まあそれでも30%以内の数字ではあるが。
 この人達も1票。踊る阿保も1票である。そして踊る阿保の方が圧倒的に数は多い。マスゴミと戦う政治家が大変な所以である。