8月28日(月)
ラーメン店などに数百本の痛がらせ電話が、中国から掛かってきているそうだ。テレビがそれを取り上げているのはよいが、「汚染水を呑んでみろ」とか「馬鹿野郎」というような電話主の声を、如何にも中国人が真剣に怒っている、即ち日本政府の説明が足りないからだと視聴者が受け取れるような構成で、流している。中国政府と人民は科学を知らない低能者だと非難する論調の画面では、全くない。
日経新聞の電子版ではタイトルに『処理水 各国反応分かれる「科学的問題なし」「強く反対」』とあるが、本文を読んでみると各国として挙げられている国は、なんと、中国・韓国・香港でしかない。香港を「各国」に入れるなら、台湾はどうだ。又なんで日本周辺の国であるフィリピンが入っていないのだ。牽強付会とは日経新聞を指す言葉だろう。日経を読むと馬鹿になるとはまさに正鵠を得た表現だ。
馬鹿になるご本家の朝日も負けていない。同じく電子版のタイトルが『放出 海外反応なお警戒 中国反発 欧米世論未知数 処理水』なるものである。朝日としては欧米諸国からの反発が是非とも欲しい所なのだがそれが期待できないので「欧米世論」との言い方をしている。ここら辺の小細工が、小賢しいというより、もうなんとも哀れに映る。
親会社の新聞がこういう論調なのだから、子会社の各テレビ局が中国人は低能だなどとの論調は、間違っても醸し出せない所であろう。
ところで何で世界の原発(勿論中国の原発も)でトリチウムを垂れ流している事を、マスゴミはもちろん政府が大声で言わないのか、その理由が分かった。トリチウムは原子炉の運転中に差し入れる制御棒で、生成されるらしい。制御棒は中性子の量を加減するものだから、当然に中性子を吸収して、従って原発を動かしている限りトリチウムが生成されるものらしい。だから福島は運転していないから他の原発よりトリチウムの量が少ないのだ。
つまりトリチウムの生成と原発の稼働は切り離せないもので、原発が持つ構造的な欠陥と言っても良いものなのだ。だから原発を推進する日本政府としても、原発の欠陥に繋がる事実は、声高には言えないのである。いわば原子力業界のタブーなのである。だから中国以外の国は処理水放出を(アルプスで他の核種は完全に除去されているとIAEAが認めたのだから)決して非難できない。そのタブーを中国は破って日本非難をしているのだから、恐らく原子力業界から、今後相当広範囲な仲間外れを受ける事と思う。
ラーメン店などに数百本の痛がらせ電話が、中国から掛かってきているそうだ。テレビがそれを取り上げているのはよいが、「汚染水を呑んでみろ」とか「馬鹿野郎」というような電話主の声を、如何にも中国人が真剣に怒っている、即ち日本政府の説明が足りないからだと視聴者が受け取れるような構成で、流している。中国政府と人民は科学を知らない低能者だと非難する論調の画面では、全くない。
日経新聞の電子版ではタイトルに『処理水 各国反応分かれる「科学的問題なし」「強く反対」』とあるが、本文を読んでみると各国として挙げられている国は、なんと、中国・韓国・香港でしかない。香港を「各国」に入れるなら、台湾はどうだ。又なんで日本周辺の国であるフィリピンが入っていないのだ。牽強付会とは日経新聞を指す言葉だろう。日経を読むと馬鹿になるとはまさに正鵠を得た表現だ。
馬鹿になるご本家の朝日も負けていない。同じく電子版のタイトルが『放出 海外反応なお警戒 中国反発 欧米世論未知数 処理水』なるものである。朝日としては欧米諸国からの反発が是非とも欲しい所なのだがそれが期待できないので「欧米世論」との言い方をしている。ここら辺の小細工が、小賢しいというより、もうなんとも哀れに映る。
親会社の新聞がこういう論調なのだから、子会社の各テレビ局が中国人は低能だなどとの論調は、間違っても醸し出せない所であろう。
ところで何で世界の原発(勿論中国の原発も)でトリチウムを垂れ流している事を、マスゴミはもちろん政府が大声で言わないのか、その理由が分かった。トリチウムは原子炉の運転中に差し入れる制御棒で、生成されるらしい。制御棒は中性子の量を加減するものだから、当然に中性子を吸収して、従って原発を動かしている限りトリチウムが生成されるものらしい。だから福島は運転していないから他の原発よりトリチウムの量が少ないのだ。
つまりトリチウムの生成と原発の稼働は切り離せないもので、原発が持つ構造的な欠陥と言っても良いものなのだ。だから原発を推進する日本政府としても、原発の欠陥に繋がる事実は、声高には言えないのである。いわば原子力業界のタブーなのである。だから中国以外の国は処理水放出を(アルプスで他の核種は完全に除去されているとIAEAが認めたのだから)決して非難できない。そのタブーを中国は破って日本非難をしているのだから、恐らく原子力業界から、今後相当広範囲な仲間外れを受ける事と思う。