スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(健康保険証の不思議2)

2023-08-23 09:55:56 | 日記
8月23日(水)
 高橋洋一さんによると健康保険証の間違いは年間600万件(前に私は500万件と書いたが)だそうだ。そして300億円の未収金が発生しているとの事である。未収金とは病院の窓口で一割か二割の自己負担金を支払うが、病院が保険組合に請求した残りの分が、そういう人は当保険組合に入っていないとして、保険金が病院に支払われないことを指しているとのこと。だから完全な、偽造保険証を使った詐欺である。それが年間600万件もあるとはちょと信じられない。
 人が病院へ行くのは大体平均して国民一人に付き年一回程度だと思う。だから一億回行くとして、600万件は、6%に当たる。そんなに偽造保険証が使われているとは、俄かには信じがたい。300億円を600万回で割ると5000円であり、これはまあこんなものかなと思う。
 未収金は最終的に保険組合が負担しているらしい。つまりは正当に使っている人達の保険料が上がるという事だ。ただ以上の話は偽造保険証の使用であり、本当の保険証を他人が使い回す話ではない。そちらによる保険組合の支払額は、これは分からない。
 もしマイナ保険証がこれらの不正を防止できるものなら、マスゴミや野党やラサール石井たちは、何で反対しているのだろうか。