社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

算数と商売の計算の違い

2014-11-23 10:29:15 | プライベート
昨晩、小学4年生の長女の算数の練習問題を一緒に見ていたら
こんな問題がありました。

①あるお店で原価800円の商品を仕入れました。
原価の5割増しが定価です。
定価は幾らになりますか?

②その定価から4割引きで販売すると売値は幾らに
なりますか?

①800×(1+0.5)=1200 @ 1200円

②1200×(1-0.4)=720 @  720円

算数の答えとしては上記で正解ですが、パパの会社で
こんな商売をしているスタッフがいたら、叱りつけるよ!と
材木を例に出して教えてあげました。

利益率で考えると原価のパーセンテージではなく、売上額の
パーセンテージで計算しなければいけません。

5割の粗利益であれば定価は

①800÷(1-0.5)=1600 @1600円

②1600÷(1-0.4)=960 @960円

商売的にはこちらが正解。

そもそも720円に値引きして売ったら赤字になってしまい
ますよね。

長女は計算は理解しておりましたが、商売としては分かった
ような分からないような。

まだまだ社長の娘としての自覚が足りないようです。

これからミッチリと鍛えていきたいと思っております。