社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

作品と商品

2014-04-29 18:36:35 | 業界について
住宅会社の建てる家はふたつの種類があります。

それは作品と商品。

作品とはプロが見て良いと思うもの。

商品とは一般の方が見て買えるもの。

意外に住宅会社において、特に社長のデザインや性能などへの
拘りが強く、それを作品としてお客様に提案する会社も多い。

もちろん、経営における考え方に正しい、正しくないは
ありません。

僕は経営とは、自社の商品やサービスを通じてお客様や
スタッフが幸せになれるものであるべきだと思います。

僕も以前は自分の好きな商品やデザインや仕様の家を
提案しておりました。

しかしそれでは誰もが幸せになれないとわかりました。

お客様も買えない。

スタッフも売れない。

お客様が買える、スタッフも売れる、その為に作ったのが
ナチュリエです。

以前本で読みましたが、京セラの稲盛会長も最初会社を
作った目的は自分の技術を世に問うためだと考えていたと
書いてありました。

しかし、従業員を多く抱えて経営をしていく中でそうでは
ないと考え直したといいます。

経営理念に従業員の物心両面の幸福と入れたのはその為
だそうです。

僕自身も全くその通りだと思います。

これからもヤマカ木材の家づくりを通じて皆様の幸福の
実現に貢献していきたいと思っております。