建築・環境計画研究室 (山田あすか)

東京電機大学未来科学部建築学科

建築・環境計画研究室

この研究室は,2006年4月に立命館大学にて開設され,2009年10月に東京電機大学に移りました.研究テーマは,建築計画,環境行動です. 特に,こどもや高齢者,障碍をもつ人々への環境によるサポートや,都市空間における人々の行動特性などについて,研究をしています.

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旭硝子財団 研究助成金贈呈式に行ってきました

2009-06-10 01:49:48 | 研究日誌

(山田あすか)
今年度から2年間の予定で旭硝子財団の研究助成をいただくことになり,その贈呈式に行ってきました.
小規模な保育拠点と都市環境の整備を通して,子育て環境として都市を考えましょうという研究です.(「進行中の研究や計画」に概要紹介があります)


贈呈式ってどういうものかな?と思っていたのですが,

それはそれは盛大なお式でした.

旭硝子の関係の皆様,選考委員の先生方はじめ関係の方が一同に会しておられ,身の引き締まる思いでした.
こうした民間の研究助成は,科研費よりも使用の用途が広く,また着想段階にあるような萌芽的な研究への助成もいただける可能性があるということで,若手の研究者や意欲的に新しい研究に着手しようとしている場合などに,とても有難い助成制度であると思います.
特に旭硝子財団のような,助成事業に特徴を持たせ,「あるべき」と思う方向に向かって助成をしていくような仕組みは,広い意味での社会誘導という観点にもあたるでしょうし,そういった意味でも価値の高いものかと思いました.
例年,多数の研究課題の応募があるとのことで,選定委員の先生方におかれましては大変なお仕事であったかと思います.関係のみなさま,ありがとうございます.

・・と,いうことで,現在は研究期間にあたるわけで,相応の成果をと日々邁進しているわけですが(・・・)
がんばらないとなあ,という気持ちを強くしました.なにしろ盛大でした.
助成金だけ振り込んでくれればいいのに,というお忙しい先生方もいるかと思うのですが,こうした会になってみると,責任をもって研究にあたらなくてはいけないなと感じたわけです.

がんばります.助成研究課題に選んでいただいてありがとうございます.







ここからは私的コメントで・・
助成金受領者のリストのちょうど継ぎ目にあたったという理由で,壇上にあがって財団理事長から贈呈状をいただく役にあたってしまったのですが,
司会の方からは当日その場で,「壇上に上がって受け取ってくださいね」の一言のみ.
コドモじゃないので当たり前なのですが,「賞状(みたいなもの)ってどうやって受け取るのが礼儀なんだっけ!?」と一瞬動揺してしまいました.
「たしか左手,右手って受け取るはず・・? 壇上の方にご挨拶して上るんだっけ? それは壇の下で?上で?」
考えてみれば,きちんと賞状の受け取り方なんてものを指導されたのは小学校が最後だったのではないかと思います.
小学校の先生ありがとうございました.おかげで(たぶん)失礼なこと・恥ずかしいことにはなってなかったと・・思います.
考えてみれば,博士号の授与式(卒業式のようなものです)でも総長から壇上で学位記をいただいたはずでしたが,その時は動揺していなかったところをみると,今回の方が緊張していたようです.

ここまでの話からはいくつか教訓が得られます.
例えば.
1.スーツで行こう.(男性はネクタイアリで)
  スーツかスーツでないかの線引きは難しいが,スーツで行くべき所をスーツ以外で行ってしまったときの衝撃は,その逆よりもはるかに大きい.今回の事例では,「経団連会館」「助成金受領者全員」などのキーワードは,場の重大さを認識するに足る材料であったはずだ.そして,とりあえず恰好がついていれば,そんなに緊張しなくて済んだのではないかと思う.
2.一度習ったことは(もう必要ないだろうと思ったことであっても)覚えておこう.
  人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだと言った先人もいるので,本当はもっと根っこがあるかもしれない.
3.節目は大事にしよう.
  やはり結婚記念日にはハナタバを買って帰らなくてはいけないし,誕生日にはケーキにろうそくを立てなければいけない.

・・など.あるいはまた,

4.何事からも学ばんとする姿勢であれば,人生はより楽しい


・・・でしょうか?




p.s. 会場で,大学時代の恩師の先生にお会いできました.先生,還暦おめでとうございます.ますますのご発展とご健勝をお祈りいたします!
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