建築・環境計画研究室
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2009年度にM2になる古賀が関わっている,
「行動障がい児者・自閉症児者のための施設づくり」について簡単にご紹介します.
紹介の前に,まず語句の説明から…
行動障がい:症状は人によって異なり一概に言えませんが,
イメージとしては,自傷・他傷・偏食・破衣症などなどです.
自閉症:特赦な行動障がいに含まれます.
言葉を使うことや物事を認知する力などに障がいがあり,
他者とのコミュニケーションが難しいなどです.
こうした人たちは,建物空間の影響を非常に強くうけます.
さらには空間の細部のつくり(窓の高さ・窓の位置・鍵の形・家具の配置など)
をきちんと計画してあげることも非常に重要です.
私たちにとっては何気ないことでも気になってしまうからです.
このプロジェクトは,社会福祉法人Sが2011年4月に施設開業に向けて取り組んでいる事業です.
今年ようやく軌道に乗り始め,市との打ち合わせも始まってきました.
ここに私も今年1年間参加させていただきます.
現在はいろいろな知的障がい者施設に見学に行っています.
そして,7月ころから本格的な協議も始まり,図面も作成していくようです.
私自信,図面を引くわけではないし,すごく知識があるわけでもないので,
何ができるかは分かりませんが,自分の思ったことは発言していけたらなと
思っています.何事も勉強ですもんね.
ちなみにこの御誘いは,卒論の時に非常にお世話になった方からいただいたものです.
学生のうちにこうした経験ができることにすごく感謝しています.
人とのつながりって本当に大切ですね.
(09.03.14 古賀政好)
富山大学附属病院の建て替えに伴い,
新病棟に設けるプレイルームの内装を計画しています.
病院全体が建築的なカタチになり,
実際にインテリアの施工が始まるのはまだ先ですが,
改築工事はすでに着工しています.
目下,最終の詰めを行っているところです.
聖路加国際病院の小児病棟プレイルームと,
その改修効果を報告した論文ご覧になった小児科のお医者様から,
聖路加国際病院の保育士さんづてでお声がけいただきました.
人のネットワークと,きちんと成果を世に送り出すことの
大切さを実感しながらプロジェクトに取り組んでいます.
2009.03.13 山田あすか
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2011年1月.
新病棟が竣工し,お引っ越しをされたそうです.
途中から,病棟全体のデザイナーさんが担当されて,当初の計画とは
ずいぶん違ってきたようですが,場所づくりの考え方は踏襲していた
だけたとのことで,・・・早く見に行きたいです.
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2011年5月.
新病棟の見学に行きました.
おおむね,狙いは成功したようですが,課題も残りました.
きちんと検証していきたいと思います.
【一言】
本年度からは研究補助という立場ですので,メリハリをつけていきたいと思います。
みなさんよろしくお願いします。楽厳しくいきましょう。
【みんなから一言】
・引き続きお世話になります。(あすか)
・蒸し暑い中,語ったこと忘れません。(てつ)
・一生ついていきます.2015 Ver(てつ)
・いつか人間の彼女ができますように。(あいか)
・ご結婚おめでとうございます。 2019.10.19(あすか)
・頼りにされるように頑張ります (シバ)
・土曜日の研究室は古賀さんがいるだけで、とてもプレミア感があります。色々背中を押して頂き感謝です。あ、古賀さん’s DC申請内容ファイルは、たぶん私がせかいいち、読み込みました(めかた)