建築・環境計画研究室 (山田あすか)

東京電機大学未来科学部建築学科

建築・環境計画研究室

この研究室は,2006年4月に立命館大学にて開設され,2009年10月に東京電機大学に移りました.研究テーマは,建築計画,環境行動です. 特に,こどもや高齢者,障碍をもつ人々への環境によるサポートや,都市空間における人々の行動特性などについて,研究をしています.

*当ページの文章や画像の無断引用・転載を禁じます*

9月29日(日)のつぶやき

2013-09-30 04:06:05 | つぶやきの倉庫(あすか)

2歳児の保育所の運動会,からの小1の学校のPTA会合,のための資料づくり。趣味と仕事の違いが必要性(やらなくてもいいけどやりたいからやるのが趣味)にあるなら,家のこと家族のこと地域のこと,それらも仕事。大学に行くのも仕事。みんな仕事。大事な仕事。


わたし自身はあんまりプライドなくて、言い方変えたりアプローチ変えたり頭下げたりはマァ必要ならねって感じなんですが(そのあと周囲にこぼすけど=こぼせる人がいるからできる対応)、間違ってないことを間違ってない!と主張してるトコあざ笑われてる人とか見ると心から腹が立つ。


笑ってる奴ら、お前らがそんないい加減な価値観を振りかざすから、本当のことがわからなくなって、本当のことが価値を貶められてるんだろ。そこに真っ向戦ってる人に、俺らにはできないけどとエール送りこそすれ嗤うのかよ、と。お前らが壊してんだろ、世界を、と。

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9月28日(土)のつぶやき

2013-09-29 04:08:24 | つぶやきの倉庫(あすか)

コンペの進行みてて思い出した。以前、とある保育所コンペに出そうと思って要綱を読んでいたら、計画面で新しいこと書いてあるのに違和感がなさすぎ、?と。ハタと気づいたら自分が前に書いた本の一節丸パクリ。語表現含めて。要綱書いてるのが知人で余計に困惑。あーいうの普通どうするんだろ?


あなたは期待されてるんじゃなくて、利用されてるんだよ。
という忠告は心に刺さった。

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コンペ応募してた方なので言いにくく、そうすると言う機会なくしちゃいましたね… せめて参考文献にあげておいていただけてれば、でしたが
@qga0: 著作権侵害で訴える。? “@yamada__asuka: あーいうの普通どうするんだろ?””


匿名アカウントBもある。小職来週からしばらくweb圏外なのですがアカウントBがこのアカウントとともにツブヤキをストップすると,重複フォロワにはアカウントBの中の人=小職ということが分かるだろう…どうしよう。と,夜神月のようなことを考えています。いや,捕まったりはしないんですけど


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9月27日(金)のつぶやき

2013-09-28 04:01:35 | つぶやきの倉庫(あすか)

なぜ原稿をしていない?

山田あすかさんがリツイート | 2 RT

洗濯物 台風知らずに 濡らしたが 今朝見たときには もう乾いていた (意:明けない夜はない。乾かない涙も,乾かない洗濯物もない。辛いときはそっと放置でやり過ごそう。問題はタイミングだ。もう一度濡れる前に絶対に取り込もう。あとタオルは乾くけど布団は濡らしたらおしまいだから注意)

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戻れ。原稿をしろ。

山田あすかさんがリツイート | 2 RT

旧カリ3年生に前期「地域施設計画」の話をして,いま後期「建築都市デザイン」の話をしている。新カリ2年生にいま後期「地域施設計画」と「設計製図」の話をしている。全体120人に話すことと個別担当20人に話すことがある。誰に何を話したのかよくわからない。混乱している。

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学生集団ごとの学習履歴(これまで履修してきたはずの講義)と,これからなにをどう習うか,今並行して学んでいる内容,を頭に入れて話しているつもりなのだが,このようにカリキュラム変更が続くとそのうちできなくなるかも。いまも現カリ旧カリ新カリを行ったり来たりしていて混乱


授業で「静かにしろ」と言わなければいけないのは落ち込む
-3-。取らなきゃいいのに。

山田あすかさんがリツイート | 5 RT

@manu3da4: キャリアワークショップはいきなり担当してやれって言われてもできないレベルの難易度。”
すみません。成り行き上のone of 設計者でもそう思います。三学科、前期後期に分けて、必修、で担当持ち回りとか、苦労の条件が揃っててすごいなと。


各学科から出てきた委員ができることをもちよって,設計して講義をつくって,でその委員が軒並み抜けて同じシステムで超大規模講義を動かせって,そりゃあちょっと泣けるなと思います‥正直。(キャリアワークショップ)

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主担当!主担当ですか…。それはそれはまことに…


@manu3da4 来期、逃亡画策していたのですがmanu先生が主担当ならお手伝いに馳せ参じねばならない気がしてきました


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2013.09.27 研究日誌

2013-09-27 19:24:11 | 研究日誌

こんばんは.M2の上谷です.

今日の研究室のひとこまを紹介します.

 

夕方ごろに,古賀さんから頂いた宇都宮土産を食べました!

今回は,焼けてる!焼餃子です.タレがめずらしく味噌味でした.

お皿に並べ,電子レンジへいれ,3分ぐらいで完成しました.

みんなで分けて,ひとり1個ずつ食べました.

味噌味の餃子は初めて食べましたが,とてもおいしかったです.

古賀さんありがとうございます.

研究室ではよく,中央のテーブルで打ち合わせ等をしています.

今日も,学童チームが打ち合わせをしていましたので,そっと置いておきました.

以上,研究室の日常でした.

次は,学童チームの中川さんお願いします.

 

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9月26日(木)のつぶやき

2013-09-27 04:08:01 | つぶやきの倉庫(あすか)

そうか・・これ台風だったのか・・。


従順は時に美徳,だが従順なだけの部下は自らあるじを助けはしない。  (意:自らの置かれた状況に疑問をもち,自ら新天地を求めて現状を打破しようなどと考えもしない,従順な洗濯物たちがうちのベランダでひたすら雨に打たれ,耐えていることだなあ)

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足立区障がい福祉課さまと連携の打ち合わせ。まずは価値観と意義の共有からということで一致。そう、理念からね。手段じゃなく。


時間がちょうど良かったので、またどぉるでラーメン! おーいしい。しあわせー。 pic.twitter.com/9F8QdULxbO


学会。改修利用を含めたこれからの福祉施設のあり方を考えるワーキングの立ち上げ。委員会で書いた福祉コンバージョンの本にはかなり反響いただいたので継続でやろうということに。楽しみ。でも微妙に遅れてますごめんなさい山の手線の中で心は全力疾走してます。

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講義ふたコマ続きでわりとしゃべり欲が満たされた。新カリキュラムでは座学講義と設計製図科目の連携をより深めようということで、現在進行中の設計課題にからめて座学を集中的に。知識・分析と創造のパートの違いに混乱したりはないかなあと、少し心配もしながら。

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2013.09.26 研究日誌

2013-09-26 19:14:32 | 研究日誌

こんにちは、M2の千葉です。

 

昨日、小規模多機能スマイルぷらちなでフィルムの張り付け工事を行ってきました。

フィルムの張り付けは本当に難しく、最初の頃は気泡がたくさん入ってしまいました…

 

佐藤先生と河本先生も悪戦苦闘です。

高橋君&今宮君がいち早くコツをつかんだので、2人に貼り方のコツを教えてもらいながら、

 2枚、3枚と続けていくうちに、最後の頃には、気泡はほぼなく綺麗に貼れるようになりました。

 

最後の方は、山田先生も参加して下さいました。

 

作業終了後は、スマイルぷらちなのスタッフさん+先生方+M2でプロジェクト終了をお祝いして打ち上げをしました。

最後は施設のお話などをお伺いでき、とても楽しかったです。

また、去年から施設の環境づくりをお手伝いしていたので、竣工後の施設を直接見ることができたので、感動もひとしおでした。

 

次は、一緒にプロジェクトのお祝いをした、『上谷さん』お願いします。

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2013.09.26 研究日誌

2013-09-26 13:00:57 | 研究日誌

 

 

こんにちわ.4年の大作です.

 

今日の4年生ブースです.

橋コンビは相変わらずです.笑

 

今日のてっぺいくん.

ビーストウォーズのおにぎり入れです.

懐かしいですね.

 

今日のおにぎりは炊き込みご飯.

てっぺいくんママのおにぎりはいつも好評です.

 

・・・誰にぞっこんなんでしょうかね.

 

ハリーポッターでおなじみ

百味ビーンズ!!

 

さて何味でしょうか・・・

鼻くそ味でした!!!

 

以上,てっぺいくん観察日記でした!!

 

 

今日,お昼に山田先生,古賀先生と

マタドールのラーメンに行きました!

美味しかったので,次は塩味を食べに行きます!

(並ばないと食べれません.そして,なぜ写真を撮らなかったのか・・・)

とにかく,おすすめです!

 

 

次は,あさひくん,お願いします!

(大作清美)

 

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9月25日(水)のつぶやき

2013-09-26 04:07:45 | つぶやきの倉庫(あすか)

尊厳死にはいろいろ意見あるだろうけど、そこではなくて、「空腹を知らずに食欲は理解できない。死や死への恐怖を知らずに生は理解できない」という主張はすっと入るな。 「余命51時間だけど質問あるかな?」 japan.digitaldj-network.com/archives/51858…

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NYLON100℃のカラフルメリィでオハヨ、だと思うけど耳に残る歌があるんですよ。「♪僕たちは100年後にはもういない いたとしてもかなりヤバイ やがて死ぬ すぐに死ぬ 人間の死亡率は100%!」 この歌もう一度聞くためにもう一度芝居みた。そう、人間の死亡率は100%なんだ。


ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏に人生を学んで、今日を生きてる。100年後にはわたしはもういないから、100年後にも役に立ってる考え方や建物や、人を残せたらいいなと思うんだけどね。


右からきたものを左に受け流すの歌をうたってがんばるぞ!


コピーロボットの開発から始めた方が早いかも知れないと時々ほんとに思う。

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泣きそうに大変な(すみません,その必要性は理解しているのですがその煩雑さに泣いているのです)研究費の処理を終了(ただし差し戻しである。3度目はないという自信などありはしない),なんという解脱感 さてこれから会議をはしごだ。作り出すことをしたいのだがその時間を作り出せない


@manu3da4: 乗っ取られるパターン。
QT @yamada__asuka: コピーロボットの開発から始めた方が早いかも知れないと時々ほんとに思う。” あ、間違いありませんね。わたしのコピーなら確実に乗っ取りをしかけてくると思います。


待ちに待った、執筆本のゲラ!!…届いたんだけど…厚い。そりゃそうだ、一冊まるごとだものね。あつい。これを本当に待ち望んでいたんだっけわたしは…? pic.twitter.com/bFDY8T9KQ8

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研究室プロジェクトの、小規模多機能の改修。予算削減のため最後はセルフ施工で。 pic.twitter.com/dhUqDTUzLB


非常勤&協力設計事務所の先生方もおんみずから…ありがとうございます。おつかれさまです。 pic.twitter.com/fcILiSm5BQ


竣工記念打ち上げ、楽しかった。なによりみんなとこういう時間と瞬間を共有できることが。幸せ! pic.twitter.com/dAD1pk8C1r


ちょっと、すいませんウチの常識世界の非常識!な落差に驚いてるんですが、半期学部ノルマ12コマ、大学院別途ノルマ7コマ、てのは「普通」じゃないので…?


@sachi566 ありがとうございます。小さくても、ホンモノの経験はやっぱり嬉しいですねー。


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西本雅人,今井正次,木下誠一:自由保育中におけるコーナーの使われ方の時期的な変化に関する研究

2013-09-25 15:30:09 | 書架(こども関係)

自由保育中におけるコーナーの使われ方の時期的な変化に関する研究

日本建築学会東海支部研究報告書 第46号 2008年2月

西本雅人、今井正次、木下誠一

 

1、研究の背景と目的

自由保育を行う園では主体的に子どもが選べるための空間設定として、保育室にコーナーを設定している。しかし、実際にコーナーでどのような遊びが行われているか、コーナーをどのように設えていくべきかについて未だ十分な研究は行われていない。

保育室のコーナーの使われ方に着目し、時期・年齢別の特徴を把握・比較することで、子どもの遊び方の変化を明らかにすることを目的とする。

 

2、調査概要

津市内のM幼稚園の3~5歳児の保育室、T園の3歳児の保育室にて、自由保育中に2.5分おきに約30秒間のビデオ撮影を行った。調査期間は2005年9月~2006年3月。

 

3、結果・まとめ

3.1 子どもの遊び行為の分類(表2)

「ものを作る遊び」、「ものを使う遊び」、「場所をつくる遊び」、「場所を使う遊び」、「保育者が主体の遊び」がある。

 

3.2 遊び行為の割合からみるコーナーの使われ方

ある特定の遊びがよく行われている「専用的」な使われ方、いろいろな遊びがよくみられる「兼用的」な使われ方がある。「専用的」に使われているコーナーは【製作コーナー】であり、「政策遊び」の行為割合は69%となっている。「兼用的」に使われているコーナーは、【ままごとコーナー】であり、「模倣遊び(39%)」、「象徴遊び(8%)」、「構築遊び(31%)」、「その他の遊び(23%)」と、複数の遊びがよく行われている。

 

3.3 各時期のコーナーの使われ方の変化

大体1つの保育室に4~5種類のコーナーが設定されている。全体的にコーナーは専用的に使われることが多く、概ね子どもたちはコーナーで特定の遊びを行っている。コーナーを設定することで、保育室内をいくつかの遊び場所として使い分けることができている。

コーナーが設定された間もない頃は特定の遊びを中心に行うが、コーナーでの遊びに慣れていくに従って徐々に遊びを多様に行っていくようになる。

 

3.4 年齢別の子どもの遊び行為の分布

遊び行為の分布の広がり方の大きな特徴として、始めはコーナーを中心に遊びが分布しているが、次第にコーナー以外の場所への分布が広がっていく。年齢別の特徴では、3歳児の保育室はコーナー中心に遊びが広がり、4、5歳児の保育室では比較的早い時期からコーナー以外の場所へも遊びが広がっている。

3.5 コーナーの使われ方の時期的な変化

ほとんどのコーナーでは【ままごとコーナー】のように兼用化していくが、【製作コーナー】のような遊びが常に行われているコーナーでは専用化していくといえる。コーナーの種類によって使われ方の変化の傾向が異なる。

 

4、感想

 コーナーの種類によって使われ方の変化の傾向が異なるが、ほとんどのコーナーでは兼用化していき、製作コーナーなどの常に行われている遊びのコーナーでは専用化していくことがわかった。また、年齢によってもコーナーの展開性が異なることがわかった。

 

(小川未来)

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山田あすか,大谷優,倉斗綾子:学童保育拠点における所要面積の算出に関する試論

2013-09-25 15:25:06 | 書架(こども関係)

学童保育拠点における所要面積の算出に関する試論

―児童の活動面積と遊び種類、スタッフによる広さ感評価に着目して

日本建築学会計画系論文集 第77巻 第672号、309-318、2012年2月

山田あすか、大谷優、倉斗綾子

 

1、研究の背景と目的

社会的背景として、保護者が安心してこどもを預けられ、またこどもが適切な環境で過ごすためには、学童保育の拠点の量的な拡大もさりながら、その質を担保することが重要である。整備の指針となる「規模」について明確な基準を設けることが重要な課題といえる。

理論的背景として、先行研究から民家型学童保育施設の活動に対応する空間の組み合わせの類型と、児童一人あたり面積、機能の充足の関係についての研究があげられるものの、充分な検討がなされてきたとは言えない。

学童保育拠点の整備に向け、学童保育拠点での所要面積の算出手法とその結果を試論として示すことを目的とする。併設施設の別を踏まえつつ、併設施設が異なる事例を合わせて分析し、学童保育の場としての所要面積を水平に検討したい。

 

2、調査と分析の概要

自治体のうち人数規模と一人あたり面積の組み合わせによる事例選定が可能な世田谷区、北区、杉並区を選定した。3区の学童保育拠点から、合計11の拠点を選んだ。児童人数規模が40人以下、41~70人の事例を選定した。

平素の状況を把握することとし、授業期間中の平日を対象として調査・分析を行う。

調査の概要

①    児童数や面積等学童保育拠点の概要についてのヒアリング調査

②    スタッフによる施設の広さ評価の収集(アンケート調査)

③    児童の活動実態の観察調査

屋外空間を利用できるという実態を反映させるため、調査日は晴天時のみとした。

14:10~17:30の間に、1~3名の調査員が10分毎に活動の場面(児童の位置、活動の相手、活動の内容、移動している場合はその動線)を平面図に記録する。

児童が遊びやおやつ、勉強などの活動(単なる移動を除く)に使える面積を算出した「活動可能面積」。観察調査による児童の活動場所と範囲のプロットをもとに児童の活動のなかで実際に使われた面積を把握し算出した「活動面積」。

観察された児童の遊びを、動作の大きさ(身体運動の程度)と活動範囲の大きさ、使う道具や玩具に着目して分類・整理し、拠点ごとにその数を数えた。

 

3、スタッフによる広さ感評価(遊び場面)と所要面積

3.1 広さ感評価による所要面積の算出根拠(図5、表3)

広さ感評価と室面積、1人あたり室面積には[やや弱い相関]が認められる。広さ感評価と1人あたり室面積、活動面積、一人あたり活動面積には相関は認められない。広さ感評価と活動面積、一人あたり活動面積の関係ではp値が不十分であるものの、室面積と一人あたり室面積については十分なp値を得られた。

広さ感評価と拠点の人数規模、室面積と活動面積との関係では明らかな傾向差を見いだせなかった。児童館併設は小学校併設よりも面積、1人あたり面積が多い傾向がある。面積が同じときに併設施設の別によって広さ感評価が異なるなどの傾向は現れていない。

3.2 スタッフによる広さ感評価の信頼性

スタッフによる広さ感評価は実際の広さや、児童の活動実態を反映しにくい指標である。広さに対するスタッフの印象は、室面積や活動面積よりも活用率が低いことと関連する傾向があり、活用率が低い場合に評価のばらつきが生じるといえる。(図6、図7)

 

4、児童の活動と面積

4.1 室面積と室内での遊び種類・活動規模

静的遊びでは6人までの活動規模がほとんどを占めている。10人以上の遊び場面は、その多くが動的遊びでみられ、比較的1人あたり活動面積が広い拠点に多い。児童館併設では小学校併設よりも活動規模が大きな遊びの割合が高い。

室面積や児童数が多いからといって遊びの種類数が多いわけではない。活動に使える室数が多い場合に遊び種類数が多い。室面積や児童数、室数が多いからといって大きな人数規模の活動が起こるわけではない。室面積が広いと遊びグループが分割してそれぞれの活動を展開しやすい。室面積が狭いとグループに分割できず遊びグループが大きくなる。

1人あたり面積1.5㎡/人以下では遊び種類数が比較的少ない拠点が多い。活動面積を確保することで多様な種類の遊びが展開する環境となる可能性を示唆する。

4.2 遊び種類と所要面積

75%の拠点を遊び種類[中/多]に該当させるためには、使える室数を「3」以上とすることが有効といえる。

4.3 屋外での遊び種類・活動規模

面積を比べると、小学校併設では2~3人以下での遊び場面が多く、児童館併設の方が4人以上の、活動規模が大きい遊び場面が比較的多い。屋外では室内遊びよりも1人遊びの割合が少なく、複数人での活動の割合が高い。

小学校併設は現況として屋外の遊び場を前提とした拠点設置、児童館併設は屋内のみでも遊び場としての質を担保している。

 

5、感想

 活用率とスタッフの広さ感には評価する上で関係性が見入られることがわかった。児童館併設よりも小学校併設の方が大きな遊びが多いのは、設えの違いからによることがわかった。また、小学校併設は屋外を、児童館併設は屋内を拠点に置いていることから遊びの違いがあるが、環境の整備の差はあまりないことがわかった。

 

(小川未来)

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2013.9.25 研究日誌

2013-09-25 09:40:01 | 研究日誌

こんにちは。M1の鈴木です。

なにやら,札幌からあやしげな荷物が届きました。

<なんか届いたなっしー!

古賀先生が,警戒しています

<これはあやしい…

中をあけてみるとぷちぷちに包まれたちいさいものが現れました

おお?

黒巣君が報告してくれた,M1が北海道でコソコソとつくってきたお地蔵様がやってきたのでした。

\じゃーん/

焼かれて土質のせいかちょっとキラキラしているお地蔵様。

皆で撮影大会をしたりしたのちに,それぞれの机に置かれました。

今後のわたしたちの活動をお地蔵様が見守って下さるでしょう…

 

次は隣の席で,てへてへ☆している千葉さんにバトンタッチです!

 

(鈴木杏奈)

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9月24日(火)のつぶやき

2013-09-25 04:05:51 | つぶやきの倉庫(あすか)

これは以前から変と言われていたこと。リバースモゲージなど活用する人もいるのに,「自分の食い扶持はなんとか自分で」と考えるほど損をするのはおかしいし。 >「夫婦で預貯金2千万」は除外案…特養入居補助(読売新聞) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130923-…


所得も資産も,ホントのところを捕捉できてるのかどうかは分からないですけどね。


「上海環球金融中心(通称上海ヒルズ)」を見るたびに,“あー,取っ手のトコすごくもちやすそう。ワインのボトルとかプレゼントにする時ラッピングして運ぶのにちょうどいいよな”と思うわけなんですが,足もとにそんなお土産売ってたりするんでしょうか。


先日立て続けに洗濯物を雨に濡らしたので、雨降りアラートなるアプリを入れてみたのだが、これはこれで東京湾上の雨雲に対して「川越に雨雲が接近」と膾を吹くようなアラートを出してくれちゃうのが悩ましい。 play.google.com/store/apps/det…

山田あすかさんがリツイート | 1 RT

洗濯物,突然の雨に濡れたなら,乾くまで干しとけばいいじゃんホトトギス (ものぐさな人の歌)

1 件 リツイートされました

今日も自由な教授に圧倒されて,「♪じーゆーう じーゆーう」って歌が頭から離れない。いいなあ,うらやましいなあ。そのように,秋の雲のように生きたい。


「仕事のお礼に仕事を(この間やってくれたのがとってもよかったので,次も紹介しますね☆)」って,遠慮していいですか・・・ *この種のはたいがいボランティア


企業内保育所、運営に壁 負担重く利用率伸びず 休廃止相次ぐ sankeibiz.jp/macro/news/130… pic.twitter.com/CEEqug3vSL

山田あすかさんがリツイート | 4 RT

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黒巣光太郎:活動時の使用面積と保育者による広さ感評価

2013-09-24 13:50:24 | 書架(こども関係)

活動時の使用面積と保育者による広さ感評価

―保育室の規模と使い方に関する考察―

2013年3月 2012年度卒業論文

黒巣光太郎

 

1.研究の背景と目的

 「生活の質」を考える上で、一人当たりに必要な保育室面積の考察は、1948年に定められて以来科学的な検証や提言が充分になされていない。

 幼稚園・保育所・認証保育所を対象として、保育室のコーナー設定の様子、保育室での園児の活動実態、保育者による保育室の広さへの評価を把握し、これらの相互関係をもとに、望ましい保育室の規模と使い方の資料を提供する。

 

2.調査概要

 今回調査・分析の対象となった保育園14施設と認証保育所4施設、幼稚園5施設について施設の概要を明記し、施設対象保育所の平面図、施設の配置図を掲載する。

 観察調査を行い、各保育室の設えと園児の活動、保育者による広さ感評価を調べた。

 

3.まとめ

 0、1歳児クラスと4、5歳児クラスでは遊び面積が多くとれている保育室は空き面積は少ない。空き面積を活用すると遊び面積を増やす手法とできる。

 一人あたり保育室面積が大きいほど、有効面積率が小さくなる傾向がみられた。空間の使い方を考察する必要がある。

 保育園・認証保育園・幼稚園ともに、コーナーを設けることで、有効活用面積が大きくなる。コーナーを設けることは空き面積を遊び面積として活用する空間の手法の1つである。

 単純な壁面の量と有効活用面積には相関がない。

 認可・認証保育所ではコーナー面積率が高い場合に遊び面積の広さ感評価が高い傾向がある。幼稚園では逆の傾向がある。保育所・認証保育所において、コーナー設置をすることは、保育のしやすさにつながる。

 

4.感想

 この論文を読むことによって、今後広さ感評価を行うにあたっての調査方法やまとめ方を知ることが出来た。コーナー面積率が幼稚園では逆の傾向があるので、必ずしも高い方が良い訳ではないことが分かった。

 

(小川未来)

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永川靖洋,横山俊祐,玉井伸幸:運営方法からみた学童保育の実態と特性

2013-09-24 13:48:14 | 書架(こども関係)

 

運営方法からみた学童保育の実態と特性

―プレイベース・コミュニティベースとしての学童保育の可能性に関する研究(1)

日本建築学会大会学術講演梗概集,2002年8月

永川靖洋、横山俊祐、玉井伸幸

 

1.研究の背景と目的

学童保育の必要性が重視され、量的には急速に増加する一方、学童保育の存在は、託児所としての認識に留まっている。

学童保育が持つ様々な新しい可能性について検証し、それらの可能性が伸展するような学童保育の運営・空間計画の提案を目的とする。また、学童保育の実態から、運営方法の特性を明らかにする。

 

2.調査概要

熊本県内の学童保育191件の中から、運営形態、施設形態の異なる9施設を対象に、ヒアリング調査と観察調査を実施した。

 

3.結果・まとめ

運営形態は、「自治体運営」「法人運営」「保護者運営」に分類できる。「自治体運営」「法人運営」は、運営主体が単独で取り組んでいる。対して「保護者運営」は、保護者自らが運営に直接参加することで、保護者と協働し、その意向が反映されやすいボトムアップの運営体制に特徴がある。

学童保育のプログラムは、宿題等が組み込まれる程度で、それ以外の時間は子供の自由裁量に委ねられる。「自治体運営」は、制度的・固定的な運営方法であるのに対し、「法人運営」「保護者運営」は、制度の影響を受けにくく、柔軟な運営方針である。

多くの学童保育は、地域の協力を必要としており、地域ぐるみの子育てを目指す運営方針である。「法人運営」は、運営主体が有する豊富な施設や人材を活用した施設整備や、児童館等の法人活動との共同により多様な企画活動を実現している。

制度に縛られない学童保育では、多様な子供を受け入れ、地域の子供の新たな活動拠点になりうる。

 

4.感想

 この論文から運営形態のそれぞれの特徴や制度の柔軟性を知ることができ、参考にしたいと思った。

 

(小川未来)

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松橋圭子,大原一興,小滝一正:学童保育施設における児童の行動に関する研究

2013-09-24 13:45:59 | 書架(こども関係)

学童保育施設における児童の行動に関する研究

―設置形態の異なる施設の比較考察―

日本建築学会大会学術講演梗概集,2003年9月

松橋圭子、大原一興、小滝一正

 

1.研究の背景と目的

 学童保育施設の中でも、2つの典型的タイプの施設を調査対象とし、児童の行動に建築的環境の違いがどのように影響しているのかその実態を捉え、今後の学童保育施設計画のあり方について考察することを目的とする。

 

2.調査概要

 埼玉県さいたま市の学校敷地内空き教室設置型と学校敷地外単独設置型を調査対象とし、10分おきに平面図に記録し写真撮影も行なった。

 

3.結果・まとめ

 学校敷地外設置型では入室した直後から他学年の交流がみられる。対して、学校敷地内空き教室設置型では入室後しばらくは学年別に分かれて自由時間を過ごす傾向がみられ、おやつ時や屋外遊びになる頃少しずつ関わりがでてくるという経過の特徴がみられた。

 男女との交流については学校敷地外設置型がやや多く交流がみられる程度で大きな違いはない。

 指導員の行為内容から「準備・片づけ」「指導」中心の学校敷地内設置型に対し、学校敷地外設置型では「遊び」中心である。学校敷地外児童クラブでは子ども側から指導員を遊びの中に誘導する場面が多い。

 

4.感想

 学校敷地内と外において、他学年や男女の交流についての違いや、子どもと指導員との関わりについて知ることができ、参考にしたいと思った。

 

(小川未来)

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