建築・環境計画研究室
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15:44 from web
春に出版された「テキスト建築計画」,校正をきちんとしたつもりでしたがまあ間違いっていうのはあるもので,明らかに「あーらら」という誤字脱字をいくつかすでに発見していて心から重版が望まれるところであります.
15:46 from web
明日の「地域施設計画」の講義の準備のために,再度読んでいて,自分が書いた(校正もした)ところですが,「高齢者通所施設では,お年寄りが日中集まって食事や入力などの活動をしたり・・」という一文を見つけ,本気脱力です.入力って.なんの.お年寄りが.なんで通所施設で.
15:49 from web
入浴の間違いですねこれは,と思うわけですが,これを読んで「ありゃー
(笑),入浴でしょこれは!」ってわかってくれる人は相当少ないだろうなと思うわけで,そういう意味でこれはひどい失敗です.どうかと思います.読者の皆様すみません.入浴です.お風呂に入ります.
15:50 from web
入力って・・・
by yamadaasukalab on Twitter
11:19 from web
「ここで髪を洗わないでください」
11:20 from web
大学・研究室階の流しにはそう書いた紙が貼ってある.少し変色している.紙の端をとめるテープが少しめくれている.
11:20 from web
でももちろんみんな知っている.ときおりその前を通りかかるとシャンプーの香りがふわっとただようのを.
11:21 from web
カップラーメンの汁のにおいとあいまって何というか何とも言えない香りになっているのを.
11:21 from web
でもまあ どうしても洗わないといけない朝もあるよね(いまだいたいお昼だけど)
11:22 from web
髪でも洗ってさっぱりして夜まで −明日の朝までかな 向き合わなきゃいけない設計だってあるよね
11:22 from web
でもね
11:24 from web
頼む 服は着たまま 着たままでお願いします 脱がないで.ここ公道(?)だし見えるし廊下からそのまま.そんなんだから禁止されるんだって!!!
by yamadaasukalab on Twitter
地方小都市における子供の遊ぶ場
−福井県勝山市の小学校別平日の放課後の実態−
日本建築学会技術報告集 第4巻第27号,271−274,2008年6月
薬袋奈美子,堀部修一
1. 研究の背景と目的
子供が成長する過程での屋外遊びの重要性が様々な場で指摘されているが,近年の研究では生活環境のなかで遊び場がどこであるかという視点での調査はほとんど行われていない.現在,遊び場と遊び方がどのような状況にあるのかという点について確認することは,今後の居住地における子供の自由な遊びの空間づくりにとって重要なことである.
本研究では,都市部ばかりでなく郊外の農村集落も対象として子供が遊んでいる場所の実態を整理する.特に,積雪などの遊びにくい状況下での地方小都市における子供の遊び場の実態を把握することを目的とする.
2. 調査の概要
調査対象となる勝山市は福井県の北東部の県境にある自治体で,通常は12月から3月まで市街部でも積雪がある.本稿では勝山市内の居住地の様子について大きく「密集地域」と「集落地域」の2つに分けて考える.「密集地域」は住宅が都市的に密集して建てられている地域にある小学校を指し,公園を含めた都市基盤が都市的に整備されている地域である.「集落地域」とは,小規模な集落が点在している地域で,児童数も少なく都市公園のような遊び場は用意されていない.
2007年3月に勝山市内の小学生に対してアンケートを実施し,在校者1410名に対して1286通の回答を得た.
アンケートは一部を除いて選択性とし,基本的な生活環境を確かめたうえで好きな遊び場やよく遊ぶ遊び場についてどのように誰と遊ぶのかを尋ねた.本稿では,小学校区を単位とした分析を中心に報告する.
3. 放課後の遊び
勝山の子供の遊び場として考えられるものの中からよく遊ぶ場所を複数回答で尋ね、その中でも一番よく遊ぶ場所及び一番好きな場所に各々1つ○をつけてもらう方法をとった。
全体に「自分の家」で遊ぶ割合が高く「密集地域」では「友達の家」や都市計画で整備された「公園」で遊ぶ割合も高い。また、空き地などの身近な生活環境を利用した遊びを展開している。
「集落地域」では「児童センター」で遊ぶ割合が非常に高く、施設内の限定的な遊び方が多くみられる。全体にクラスの友達と遊ぶ割合が多いが、「集落地域」を中心に兄弟との遊ぶ割合が高まる。
4.まとめ
勝山市内における児童の遊びについては、「集落地域」よりも「密集地域」の方が豊かな自然を享受した遊びを実現している。一方、異年齢での遊びにつながる兄弟での遊びは一部の「集落地域」でより多くみられた。
農村集落で遊び仲間が身近にいない問題、住宅地内の道路でさえ車が多数通る問題などを総合的に考えることで子供たちは、身近な生活環境も使った遊びを展開することができるようになるだろう。
5.感想
沢山の量のアンケート調査の結果により勝山市内の児童の放課後の遊び場がどこであるかということが明らかになっていたが、その遊び場に対する情報が少なく現状を把握しづらい部分があったので観察調査などで遊び場に対する情報の補足があるとさらにわかりやすい論文になるのではないだろうか.また,積雪などにより遊びにくい条件下での地方都市における子供の遊び場の実態を把握することを目的としているが,今回の結果が遊びにくい条件下だからこうなったのかどうかがよくわからなかったので,他の地域での遊び場の実態を調査した資料なども見てみようと思う.
(07fa044 小林 陽)
08:58 from web
学科事務室前のロビー(ラウンジ?)で寝ている学生さんを見て,「何もまあこんなところで寝なくてもねえ」と思ってしまうわけですが,
08:59 from web
考えてみたら自分は学生の頃(4年生になって研究室に配属されたけれど,当初は卒研の活動じゃなくて設計製図の課題にかかりきりだったので研究室には居場所がなかった)エレベーターホールに敷いたコンパネの上で,寝てましたよね.
09:01 from web
人のことは言えない.あの頃先生達はどんな目で見ていたことか.(でも設計課題をやっていたことは見ればわかったので=作りかけの模型の隣で倒れていた 面と向かって非難がましいことは言われなかったけれど・・指導教員は言われていたかも)
09:01 from web
でもね.
09:01 from web
下着で寝たら,だめ.
09:01 from web
せめてズボンはいて,寝てください.
by yamadaasukalab on Twitter
保育施設における屋外環境と園外活動の実態からみた保育資源のあり方に関する研究
—横浜市を対象としたアンケート調査より—
松橋圭子,三輪律江,田中稲子,谷口 新,大原一興,藤岡泰寛
日本建築学会計画系論文集 2010年5月
1.研究の背景と目的
近年,共働きの増加やライフスタイルの変化から保育所の需要は増加している.特に都市部では待機児童問題が深刻化しており,認可保育所に比べて設置しやすい自治体独自の認可基準に基づく自治体認定型保育施設が待機児童の重要な受け皿となっている.
ここ数年,定員を超えて入所を受け入れている認可保育所や新設される施設ではこどもの数に応じた屋外遊び場所の確保が困難となっているが,社会的な背景などからみてもこどもにとって十分な外遊びが出来る環境は必要であり,保育施設にとって日常的に施設周辺に出かけ活動を行う園外活動がより重要なものとなっていることが推測される.
そこで,横浜市の認可保育所と自治体認定型保育施設を対象として保育施設の敷地内の屋外環境の実態とあわせて園外活動からみた地域資源の利用状況とニーズを把握し,日常的な保育環境としての地域資源のあり方について地域施設計画の視点から考察を行い,屋外の保育環境を考慮した施設整備拡充に向けた基礎的資料を得ることを目的とする.
2.研究方法と概要
横浜市にある認可保育所と横浜保育室の全施設を対象にアンケート調査を実施し(平均回収率34.6%),さらにそのなかから12施設に対してヒアリング調査を行ってアンケートの結果を補完するものとした.
3.保育施設の立地特性と敷地内屋外活動環境の実態
横浜保育室は認可保育所に比べて駅近くに設置されるケースが多く,児童一人あたりの屋外空地面積は全体に駅に近くなるほど狭くなる.
横浜保育室では園庭がない場合でもデッキやベランダなど,園庭の代替として使われることが若干あるが,「利用しない」,「ない」という施設が5割近く存在する.
横浜保育室に限らず多くの施設が「広さ」について十分な屋外保育活動を行うことが厳しい状況にあることが推測される.
4.保育施設における園外活動の状況
認可保育所では,保有する敷地内屋外活動環境に対する総合的な評価が低い傾向にある施設ほど頻繁に園外活動を行っている.また,全体に児童一人あたりの屋外空地面積が狭くなるほど園外活動の頻度は高くなる.しかし,それと同時にある程度の広さの園庭を保有しながらも園外活動が保育施設全般にとって日常的かつ積極的な保育プログラムとして位置づけられている.
『道』や『公園』は『体力の向上』や『地域交流』などのねらいを満たす場所として認識されており重要な活動場所となっている.
園外活動を行う際には全体の7割が公園を利用する子育て家庭に対して『挨拶』をしており,『こどもを遊びに誘う』など日常的に地域住民と交流していることがわかる.しかし,その一方で地域行事への参加は全くしない割合が目立っていた.『道』も地域住民との日常的な交流ができる貴重な場所であることもわかった.
5.屋外活動の場としての地域資源に対するニーズ
移動の際に横浜保育室では,認可保育所に比べて「保育所からの近さ」などの安全面を重視している.それに対し認可保育所は自然に触れ合える経路を選択していることがわかる.全体として安全面だけでなく自然環境も重視されている.
6.結論
保育活動の充実を満たすためには日常的に利用できる地域資源の存在が欠かせない条件のひとつであり,園外活動の重要性を踏まえたうえで施設周辺地域の整備・拡充を行っていくことが重要といえる.保育施設と地域のつながりを構築させていく為の具体的な取り組みや仕組みづくりが課題といえる.
7.感想
『道』や『公園』が園外活動において重要な要素と認識されている,園庭や代替場所の有無や大きさの違いによって都市環境に求めるニーズは異なるが 保育環境として都市資源は必要とされている,敷地内屋外活動環境に対して低い評価をしている施設の園外活動の頻度が高い傾向にあるとこの論文は主張する.
園外活動場所に対する評価や具体的な都市環境の構築に対しての考察があると,具体的で環境づくりに活用可能な知見としてより有意義ではないかと考えた.
(07fa044 小林 陽)
14:14 from web
講義の準備のため故・宮脇檀さんの本を読み返して,やっぱりこの人好きだなと改めて思って高校生の頃建築に進もうと思ってそのころ住宅に興味があって宮脇さんや渡辺武信さんの著書がすごく好きだったなあと思い出し本を引っ張り出してんーやっぱりいいなあと思ってしみじみして
14:15 from web
いたら講義の準備が全然進まないのであります それでもやはり大学の2年生のころとても好きだった『絵典 世界の建築に学ぶ知恵と工夫』は見直してしまったりしてやっぱり好きです.
14:16 from web
若い頃 あー,好き! と思ったものは,結構年が経っても変わらなかったりするもので,そういう感覚的なものは原点のようなもので大事にすべきなのかなと思ったりしたわけです
14:17 from web
ああ,まあもちろん,若い頃好きだなあと思ったもので いまは「あっれ,どうしてたんだろうねあの頃は.んーまあ若かったってことでさ.もう忘れてよ頼むよホントもう勘弁して」ということはありますけどね?
by yamadaasukalab on Twitter