建築・環境計画研究室 (山田あすか)

東京電機大学未来科学部建築学科

建築・環境計画研究室

この研究室は,2006年4月に立命館大学にて開設され,2009年10月に東京電機大学に移りました.研究テーマは,建築計画,環境行動です. 特に,こどもや高齢者,障碍をもつ人々への環境によるサポートや,都市空間における人々の行動特性などについて,研究をしています.

*当ページの文章や画像の無断引用・転載を禁じます*

こども施設ワーキング 活動メモ

2009-09-18 21:27:45 | 研究日誌
(山田あすか)

日本建築学会の福祉施設小委員会・こども施設ワーキンググループの活動の一環で、
足立区と埼玉県にある幼保一体型施設の見学に行ってきました。
どちらも以前にお伺いしたことのある施設でしたが、自分の研究活動の視点が
少し変わったところで訪問すると、また別の発見があったり、新しく考えさせられる
ことがあったりしました。

「一度見たら終わり」ではなく、なんどもじっくり見ることはとても意義深いと思いました。
一度見たらなにか分かった気になってしまいますけども、施設の変化、施設を取り巻く
状況の変化、それから自分自身の変化にもよくよく気付きますね。
「変化」が「進化」であるように、精進します。

2つの施設を、ワーキングメンバーの先生方と拝見したところで、今後の乳幼児の施設に
ついて学会としてどんな提言や取り組みをしていこうか? というざっくばらんな話し合いを
しました。
いろいろとおもしろいアイディアも出て、まだ発散しっぱなしで集約されていませんが、
なにか活動の方向が見えてきた感じです。
研究者、現場の先生方などなどみなさんと知恵を出し合いながら、いろいろ考えてそして
働きかけていきたいと思っています。
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世の中いつ何が何の役に立つか~

2009-09-16 21:37:55 | 研究日誌
(山田あすか)

2カ月前から頭を悩ませていた原稿を脱稿しました。

テーマはお産と誕生の空間。


・・・。
非常に難しかったです。研究として取り組んだことはないので。
しかもいわゆる「お産」って経験がないので。

待ち合わせの時間つぶしに本屋さんで出産体験マンガを手に取ってみたり
図解初めてのお産! マタニティ特集を眺めてみたり
赤ちゃん科学本をめくってみたり
出産体験座談会の雑誌を見てみたり 産院のホームページを渡り歩いてみたり
自分の居住地の出産可能施設が気になって本気で調べてしまったり
(家族の立ち会いができるという某病院に心を決めてみたり
 その前に そんな予定当面たたないことにふと気付いてみたり)

その手の原稿に向かうとき、構成をキメるときには頭をその内容でもやあああっと
いっぱいにしないと取り組めないクチなのです。
(その手の・・と書きましたが、考えてみたら論文も同じかな。)

読んだ大半の内容は直接は結びつかないのですが、「もやあああっ」がところどころ
かたまりのアメになってキラキラ光っている綿アメの雲のようなものがあたまの中に
あって、それを手ですくうとモノになって出てくるイメージです。
その雲の広がりや密度ができあがった原稿の出来に直接反映する感じがあります。
密度。
考えていることの密度=そのテーマについて考えていることの深さ、テーマに関連する
ことへのリンクの強さ?

こういま書いていることももやあああっとしたなにがしかの雲です。

いろいろなことを考え溜め、見溜め聞き溜めしていくと、いい原稿が書けるようになる
気がします。

もちろん、もやあああああっの雲が広くて密度が濃いほど、手ですくう(まとめる)
のは・・難しくなるのですけれども。
 


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アンケートの報告書の送付

2009-09-15 15:48:09 | 研究日誌
(古賀政好)


9月14日にアンケートの報告書を,アンケートにご協力いただいた施設に
送付致しました.当初の予定よりも報告が大幅に遅れてしまい申し訳ありません.

封入作業を手伝ってくれた今村くんと藤田くん本当にありがとう.
二人のおかげであっという間に封入作業を終えることができました.

アンケートの報告書は今後,推敲を重ねて,
10月20日の技術報告集に投稿する予定です.

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誰にでもきっと必要なこと

2009-09-04 00:31:49 | 研究日誌
(山田あすか)

小池くんと,障がいをもつ幼児のための通所施設(障がいを持つお子さんのための保育所のようなところ)に見学に行ってきました.
脳科学や生理学に基づく知的な保育/療育/教育を実践されているとのことで,(認知されている)障がいの有無にかかわらず,そういう保育/教育のプロが子育てに関わってくださるのは本当にいいことだと思いました.
母親神話,三歳児神話は古いよなあ・・・と.
ただし,保護者である父母祖父母その他にもそういった科学的なアプローチを意識する必要があるのではないかなと思いました.
子育てマニュアルというのではなく「こういう理由で・これを目的に・このように声かけをするのだ」という理論というか哲学というか.
ともあれとても勉強になりました.
願わくはおこさんたちが遊んでいる様子を部屋の片隅ででももう少し見ていたかったのですが.
園のご予定があり難しかったのです.今後の調査・研究でじっくり考えていきたいと思います.

 
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