建築・環境計画研究室 (山田あすか)

東京電機大学未来科学部建築学科

建築・環境計画研究室

この研究室は,2006年4月に立命館大学にて開設され,2009年10月に東京電機大学に移りました.研究テーマは,建築計画,環境行動です. 特に,こどもや高齢者,障碍をもつ人々への環境によるサポートや,都市空間における人々の行動特性などについて,研究をしています.

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住環境を考える -認知症をもつお年寄りをたすける生活環境のあり方

2009-07-28 14:03:18 | 書架(高齢者関係)

2009.07.22
住環境を考える
認知症をもつお年寄りをたすける生活環境のあり方
(神戸認知症介護実践者講習にて)

1.生活は,環境とともにある
・ わたしたちには,「家」があります.
・ 家では,家事をしたり,趣味のことをしたり,テレビを見たり,友達と電話で話したり,家族とのんびりくつろいだりして,過ごしています.
・ 環境が変わると,同じ生活を送ることは,とても難しくなります.「やること」や「みるもの」は環境のなかにあり,環境のなかで,わたしたちは生活しているからです.
・ わたしたちの生活は,生活の舞台となる環境と,深く結びついています.生活環境を考えることは,生活そのものを考えることにもなります.

2. 環境が大きく変わると
・ 環境が大きく変わると,お年寄りが混乱してしまったり,間違った行為をとられる場合があります.さてそれは,お年寄りの責任ですか?
 (例)トイレ以外の場所で排泄をする,床の白い部分が気になって拭きつづける
・ わたしたちにも,環境や,物品が変わってしまうと,普段何気なくしていることができなくなってしまうことがあります.

3.環境が大きく変わるとは
 ・環境が大きく変わることを,外山先生は著書『自宅でない在宅』のなかで「5つの落差」と呼び,その落差がお年寄りの生命力をしぼませてしまう,と述べています.
   1)「空間」の落差:あまりにも自宅と違う大きな空間.生活の場と言いながら、まるで大病院のような、まっすぐの長い廊下、その廊下に沿ってならんだ多床室。そのような空間にある日突然連れてこられた認知症の方が、混乱しないはずはない。
   2)「時間」の落差:職員が働き易いように決められた日課に、これまで100人いれば100様のそれぞれご自分の日課をもっておられた方々があわせなければならない。
   3)「規則」の落差:生活の場なのに規則だらけで自由を奪われる。
   4)「言葉」の落差:年長者として遇する言葉づかいなどしてくれない。
   5)最大の落差:「役割」の喪失:スタッフにすべてをゆだねてしまい何の役割もない。
  参考:外山義,『自宅でない在宅』,医学書院
* 「環境」:建物や家具などの物理的な環境だけではなく,他者の存在や,他者との関係,自身の生活行為までも含んだ幅広い概念
・こうした,広い意味での「環境」のあり方は,目に見える物理的な環境に現れます.

4.環境変化の衝撃をやわらげる
・ 目に見える,物理的な環境を整えることで,お年寄りにとっての環境移行の衝撃をやわらげることができます.
・ (お年寄りにとって)間違った空間は,混乱や,間違った行為を招くことがあります.逆に,環境を整えることで,お年寄りが「間違って」しまわないように,さりげなく支援することができます.

・ 認知症をもつ高齢者のための環境デザインのあり方は,次のようにまとめられます
参考:スティーヴン・ジャッド他,『痴呆を癒す建築』,鹿島出版会 , ユリエル・コーヘン他,『老人性痴呆症のための環境デザイン』,彰国社 等
  【認知症をもつ高齢者のための環境デザインのあり方】
  1)安全を確保する:安全に配慮しつつ,それを目立たせない
   ・(例)消火器,消火栓ランプ,非常口の誘導灯など,日常生活の場になかったものが,必要以上に目立たないようにする.→不安感の軽減
   ・職員による見守りがさりげなく行われる 等

  2)わかりやすいこと:自分がどこにいるか,なにをするかがわかりやすい
   <トイレの例>
   ・お年寄りが間違えてトイレ以外の場所で排尿しないように,廊下の隅など,排尿されやすいところに神社の「鳥居」マークを貼って,禁止を表現する
     →なぜ「禁止」を表現しなければならないか?
     →「禁止」の表現が適切な対処か?
   ・間違いの原因が環境にあるなら,間違った環境を変えることが,より適切な方法ではないでしょうか? 環境をわかりやすく整えることで,間違った行為を「禁止」するのではなく,好ましい行為を「誘引」する,より積極的な解決方法を探りたいものです.
   ・なぜ,わかりにくいのか? を,
     −「見えにくいのではないか」:例えば,立ち止まるしかけをつくる
     —「見えてもそれとわかりにくいのではないか」:例えば,扉をトイレらしいデザインにする
     —「それがなにかわかっても,使い方がわからないのではないか」:例えば,機器が目につきすぎず,日常生活のなかで使っていたものと同じデザインにする
    と,順序立てて考えてみるとよいでしょう
   <居室の例>
・ とある施設では,男性のお部屋と,女性のお部屋を間違えてしまう方がいらっしゃるので,「男性」マークをお部屋の入り口に貼ってあります.
・ どこまでも同じように続く廊下,特徴のない同じような扉,曲がっても同じ景色,などがわかりにくさの原因と考えられます.「マーク」は,ベストの解決方法でしょうか?
・ 別のある施設では,お年寄りが丹精している鉢植えをお部屋の入り口に飾っています.お部屋の前に,お好みのものを設えるスペースを設けた例もあります.のれんも,みな違います
・ ただわかりやすいだけでなく,生活に潤いをもたらしたり,その人らしさが尊重されるような方法があります.
   <廊下の例>
・ なにもない廊下が続いていると,自分がどこにいるか,誰でもわかりにくいです.
・ 廊下に植栽や絵画,テーブルや椅子などの滞在場所をしつらえることで,自分の居場所がわかり,安心できます.また,滞在場所の選択肢も増えます

  3)しょうがいを補完する:できることをひきだし,できない部分を支援する
・ 「できること」を引き出す環境とすることで,自尊心と自信を高めることができます必要なときに使える,自分でコントロールできるような器具や,家具が望ましいでしょう.
・ ここでも,「さりげなさ」は大切なポイントです.
・ (例)手摺が多くなると,家庭的な雰囲気が損なわれることがあります.手すりに代えて窓台をデザインした施設の例があります.
・ (例)適切なスペースがあることで,歩行できない方でも主体的な生活を送れている例があります.

  4)刺激の大きさを調整できる:適切な,知覚的・社会的刺激があること
   ■適度な刺激
・ 強い刺激は,認知症をもつお年寄りにとってストレスになることがあります.逆に,知覚的・社会的刺激が極端に少ない環境では,認知症の症状や,身体状況が悪化してしまいます.
・ 個々人の生活ペースをまもりつつ,お年寄りの好みや性格,その日の気分に合った知覚的(視覚・聴覚・においなど)な刺激,他者との交流などの社会的な刺激があることが大切です.
   ■空間の規模
・ 広い体育館の真ん中に,1人で座っていられますか? 大きな空間では,落ち着いて滞在しにくく,他者との関係も生まれにくいものです.雑然とした情報に周囲を囲まれ,寄る辺のない状況です.
・ (例)ある施設では,大食堂の片隅に少人数のためのスペースを設けています.植栽やパーティションで仕切られ,窓の外を眺めながらゆっくり滞在できます.
・ 小さな空間は,親密さを感じる空間です.
・ 少人数のためのスペースには滞在しやすく,お年寄りの自然な関わりも生まれやすいといえます.
   ■人間関係(の調整)
・ 人間関係は,重要な社会的刺激です.
・ 積極的に交流をしたい方も,1人で過ごされたい方も,みんなの活動を横で見ていたいという方もいます.
・ 共有空間では,対人距離が調整しやすいように,規模の異なる空間がゆるやかに重なるような構成が望ましいでしょう.
(例)一続きの空間でも,設え,姿勢,視線が異なると,それぞれが別の空間だと感じられます.
   ■照明を使った場づくり,刺激の調整
(例)照明を使って,刺激の強さを調整したり,場所らしさを強調することができます.
・ 多床室で,全体の灯りと,ベッド灯をつけた例は多いですが,あまり,うまく機能しないようです.お年寄り一人ひとりのペースで環境がコントロールできるよう,環境を整えたいものです.
   ■外部環境
・ 縁側,中庭,庭,ホームの周辺など,ホーム外の環境も,重要な刺激です.
・ 小鳥のさえずり,木漏れ日,風の音,緑の香り,雨上がりの土のにおい.五感に働きかけ,感情をそっと揺り動かすような刺激が,建物の外にはたくさんあります.
・ 建物のなかで完結しない生活のあり方を考えてみてはいかがでしょうか.
・ ひなたぼっこをする場所ひとつでも,生活に拡がりをもたらします.
・ 地域の方との交流の機会など,社会的な刺激も積極的に取り入れている例もあります.

  5)個々人の違いを補強する:自分らしさを補強するデザインであること
   ・自分らしさ,を,ここでは
     ①生活のペース
     ②役割・仕事・趣味
     ③居場所(好きな場所,好きな人)
    に代表させて,考えてみます.
   ■生活のペース
・ 共有空間が複数あることで,食事・起床が個々のペースで展開できます.
・ 食事場所を分散配置し,朝食・夕食はめいめい好きなところで好きな相手と食べる,という例があります.
・ トースター,レンジ,ポットを好きに利用できます.
   ■役割・仕事・趣味
・ 施設の屋根につくられた,小さな畑の例があります.水やりの道具が置いてあり,気付いたお年寄りが世話をしています.
・ 居室外のテラスに,自宅で育てていた草花を置いて,育てている方もいます.このテラスは,他の方にとっても,心和む場になっています.育てた花は,施設のいたるところに飾られています.
・ もちろん,お年寄り本人の能力がなければできないことですが,適切な環境がなければ,その能力は発揮できなかったでしょう.
・ 囲碁のコーナーをつくっている施設があります.活動と結びついた場所があることで,職員の介入を必要としない主体的な行動が引き出されます.
・ 何のための空間かわかりやすく,「やること」を見つけやすいことは,適切な刺激になっています.またその場に座ると適度な囲われ感があることで,集中ができます.
・ 「みんなでする」という人的な場としての演出も,環境づくりの一側面です.役割,やることがあることは,不安を払拭します.自信を促します.
・ 調理や洗い物,洗濯物,掃除などの家事への参加は,「一緒に働きやすい」「安全な」環境づくりによって,より容易になります.
・ 家事を担い,お年寄りが生活の主体となることで,生活への自信や愛着につながります.
・ お部屋の中で,お年寄りの趣味のスペースを「目に見えて,わかりやすい」ようにつくることも,お年寄りの生活の安定や充実につながります.
   ■居場所
・ 居室に,今まで使ってきたものを持ち込み,その人らしく設えることは,お年寄りの生活に連続性をもたせ,生活や気持ちの安定につながります.
・ 机や椅子などの,滞在できる場所を部屋のなかにきちんと設えることで,居室を居場所として整えることができます.
・ 和室では,家具がなくても座り込め,他の人を招きやすい設えと言えます.
・ 例えば,気の合うお年寄りがお部屋に遊びに来ているのに,テーブルもない,2人分の椅子もない,では,他者を招くという行為と,環境のあり方が一致していないと言えます.
・ 家庭にはない雰囲気の家具は,やはり家庭ではない雰囲気を演出してしまいます.
・ なじみのある雰囲気の家具は,自然な滞在を誘引します.
・ なじみのある家具やもの,風景は,記憶をそっと刺激し,会話や行為を引き出します.その場所にいる理由になります.
・ 小さな空間では,情報が抑制され,自分の居る場所の状況が認知しやすくなります.
・ 小さな空間は,親密さを感じる空間です.こうした空間では,個人的な場が生まれやすくなります.
・ お年寄り一人ひとりの居場所をつくるためにも,緩やかにつながる,規模の異なる共有空間が望ましいと言えます.
・ 大きな空間が一つしかない場合には,植栽,ついたて,家具などで空間の分節を図るとよいでしょう.

5.環境デザインの目的
1) それまでの生活と,施設(ホーム)での生活の「変化≒落差」を少なくすること
2) 当たり前の生活が,当たり前に送れるように環境を整えること

6.当たり前の暮らしの背景として
・ 当たり前の生活が,当たり前に送れているかどうか.仕事や活動や,積極的な意味合いをもつ場面については,すでに見てきました.
・ 「住宅とは,ただ“居る”ことができるところのことだ」と言った建築家がいます(渡辺武信,『住まい方の実践』).
・ もうすこし何気ない,「環境」とともにあるお年寄りの生活の場面を,眺めてみます.
「集団から離れ,ちょっと横になる」「小上がりでくつろぐ」「ひだまりのなかで本を読む」「音楽を聴きながらうたた寝」「タバコを吸いながら昔話」「心地よい距離感」「生まれ育った街を眺める」「集団から離れて詩作」「こどもが遊ぶ様子を眺める」「居合わせる」「特別な居場所」「役割,交流,やすらぎ」など...
・ 何気ない生活場面のなかに,○○さんらしく過ごしておられるな,と思える場所(≒環境)があると思います.それは,お年寄りにとって「いい環境」なのだろうと思える場所です.
・ ホームのなかで,お年寄り本人や他のお年寄りも「ここは自分の場所だ」「あそこは○○さんが△△するところだ」となんとなく認識している場所や,活動の場面は,お年寄りの生活にしっかりと根ざした,安定的に滞在できる居場所といえます.
・ このような安定的な居場所をもつことで,お年寄りの生活自体が安定します.
   <一人ひとりの安定的な居場所をつくるために配慮すべきこと>
    ①空間の規模や設えが適切であること
    ②他者との距離感が適切であること
    ③その場所にいる理由があること
     └<能動的な理由>
       ├①職員や他のお年寄りと関われる
       ├②家事や趣味活動ができる
       └③食事やお茶等の生活場面と結びついている
     └<受動的な理由>
       ├④職員が働いている姿が見える
       ├⑤外の景色が眺められる
       └⑥街のざわめきが聞こえる,
・ スタッフが場所の誘導をしたり,その方に関連するものを置くなど,意識的に「○○さんの居場所」を演出することも,安定的な居場所づくりには重要です.
・ 適切な環境とか,魅力的な場所とはつまり,わたしたちが,「暮らす」ことができるかどうか,そこに「居たい」と思える環境かどうか,ということに尽きると思います.
・ 生活環境を考える...ということは,「ああいいな」「こうしたい」「おかしいな」と思う感覚を大切にすることと,「なぜ」その感覚をもったのかを,環境に照らして具体的に考えてみるということでしょう.

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夏祭りボランティア

2009-07-27 15:04:14 | 雑記
(古賀政好)


7月26日(日)に滋賀県立障害者福祉センターで行われた夏祭り

にB施設の入居者さんの付添いボランティアとして行ってきました.

開設20周年記念のため,午前中の式典では滋賀県知事の嘉田様もお見えになったりと
大々的なものでした.

といっても式典は朝だけで,昼からはいろいろなコーナーあり,出店ありの楽しい夏祭りです.
久しぶりにかき氷を食べたんですがめっちゃおいしかったです.
祭りの最後は大抽選会!
旅行券やデジカメ,サイクロンクリーナーなどなど豪華景品が盛りだくさんでした.
そんな中,我々は3等のCDコンポが当たったのです!!
入居者さんも職員さんも大喜びです!
きっとどこのグループのものになるかの話し合いが行われることと思います(笑)

しょうがいがある人もない人も一体となって楽しんでいました.
本当に楽しかったです.

ただただ残念なことは,こうした場には若い人の姿があまりないことです.


ボランティアとしてこうした行事に参加させていただく度に,
学校に行くだけでは得難い貴重な体験や勉強をさせていただいています.

そして,自分にできることを頑張ってやろうと思えます.

本当にいつもありがとうございます.


写真はこの前,施設見学で奈良まで行ってきたので,その際に行った吉野山の写真です.
雨上がりの神秘的な一枚です(笑)まるでもののけ姫の森ですね.

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前期締めゼミ

2009-07-23 18:16:40 | 雑記
(山田あすか)

前期締めゼミがありました。
久しぶりに(それぞれ調査に出ていたりしたので)全員揃ってのゼミ。
といっても9人ですが。

それぞれの研究の進展を報告し,今後の進め方について確認しました。
この時期にはもう,個々のやることがハッキリしてきているので,
明確な中短期目標を立てながら進めていくことができます。
おおむね順調に~やや遅れ気味な人はいつでも挽回のチャンス~進んで
いるようで安心しました。
今年は例年よりも施設系の研究テーマを選んだ人が多いので,かなり
丁寧に見ているつもりですが(先様に失礼があってはいけないですし,
ちょっと難しいやりとりが生じることもあるので),それぞれ困難な
テーマに果敢にそして主体的に取り組んでくれていて頼もしいです。



ひとまず前期お疲れの焼き肉をしにいこうかということで華やかに
締めに向かいましたが,
さんざんゼミをサボってコッテリしかられたばかりの某君が
「近江牛!近江牛?」とうきうきしていたのには苦笑い。
反省が足りんよ。きみ・・。

 
さあ,実り多い1年間をめざして,
ゆるみがちだからこそふんばりどころの8月がやってきます。
気合いを入れましょう!

 
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認知症介護実践研修

2009-07-22 22:43:55 | 研究日誌
(山田あすか)

神戸市の認知症介護実践研修に行ってきました.→レジュメ
諸事情あって申込者がとても多かったということで,大入り満員の会場・・
ちょっとびっくりしました.

介護を専門としておられる方々に講義というのもおこがましいのですが,
環境を整えることで,お年寄りの生活を支援することができるという観点から
お話をしてきました.
もちろん,介護の専門家のみなさんにはいわゆる介護技術という点では
とうてい及びも付かないのですが,建築とか,環境といった別の視点から
なにかの参考になったならよいなと思っています.

こういう機会があると,自分の研究のことや普段考えていることを
「ひとにわかりやすく」まとめるプロセスの中で,もやもやとした考えが
整理できるので,よい勉強になります.
メモを取りながら聞いてくださる姿を見ると気が引き締まります・・.

ありがとうございました.


<参考>
・講座指定の教科書:認知症介護研究・研修東京センター,新しい認知症介護
・講義内で触れている本1:外山義,自宅でない在宅
・講義内で触れている本2:原著:Uriel Cohen, Gerald D. Weisman,老人性痴呆症のための環境デザイン





この講座のために移動していたので,日食を見上げることができなかった
のですが,これもまあ運命と思って,あと46年がんばって生きていこう
という気持ちもわきました.


 
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規模研 2009初調査

2009-07-17 15:47:33 | 研究日誌
(山田あすか)

保育施設規模研究(通称規模研)の一環として,今年度初の調査に行ってきました.
今年度,この研究は
藤田くんが参画してくれることになり,かなり緊張しながら初日の調査.
とても元気な園長先生に「きみ,かたいよ!?」と突っ込まれながら,段々落ち着いたか笑顔も.

調査や調査の調整はとても大変だと思いますが,
後から振り返ったら現場にいたときが一番「たのしかった」とか,
「勉強になった」とか,「いろんなことを感じた」と思うと思います.
貴重な時間です.
どうぞ大事にしてください.






ちなみにわたしは,今日はスカウトされかけました.
「卒業したらうちで働く? 今日は先生も来るんだって?」





ちょっと嬉しかったです.

大学を「卒業」する日が来たら,
もう一度訪ねるかもしれません.
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やや・・

2009-07-13 09:04:55 | 雑記
(山田あすか)

7月13日発売のアエラの最後のところにちらっと載っていました.


 
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