建築・環境計画研究室
*当ページの文章や画像の無断引用・転載を禁じます*
もちろん仕方ないことなのですが、今年はほとんど出張には行けず,「現場で学ぶ」がなかなか難しかった1年でした。
代わりに,先輩たちの調査資料を基に「行ったつもりで報告レポート作成」などの活動も行いました。
テキストマイニングや分析ものなど,いつもとはやや異なるアプローチでの研究活動にも取り組み,この時代ならではの研究室活動になったかと思います。
今年出張に行けたのは,分散型宿泊・拠点の調査と(これは外来者の存在が前提である事例種別のために可能な調査),新規事例はなかなか行けないので,例外的なところで長く関わっている(以前からの関係がある)障がい者施設と保育者のための就活カフェ,共生コミュニティ拠点の調査,くらい。
お互いの身の守り方も1年かけて学びましたし,社会的にそれらが根付いてきたということも信じて,来年度はもう少し出かけられて,現場での学びを取り戻せるといいなと思います。
いま荻原先生と学生さんが出張中なのですが,経過報告が入りました。
こういう研究室です。
荻原先生は出張先からいつも美味しいものの画像を送ってきて下さるんですよね。。
こう・・研究をしよう,調査に行こう,という意欲をかき立てて下さる先生です。
2020年度卒業生・修了生の卒業式,卒業証書・学位記授与式を行いました。
卒業式・修了式は武道館で。
卒業証書授与,学位記授与は大学キャンパスの教室に分散して行いました。
昨年度末(2020年3月中旬〜)以降,キャンパス閉鎖・講義や研究活動のオンライン化等を経て,
卒論生・修論生が全員リアルに集まったのは今年度,最初で最後。
謝恩会などもないので,それぞれ別れを惜しみ,写真を撮ったりしていました。
研究室の日常の中に非日常が入り込む感じ,新鮮。
おすましも素敵なのだけれど,こうやって普通に笑っている光景を今年最後に見られて,よかった。
マスクを取れるのは一瞬なので,お顔をよく覚えておこう,とシャッターを押す。
オンライン化も悪いことばかりではなくて,留学生さんたちがお国に帰って,また国内各地に
仕事の場が散っても,また会いやすくはなりますよね。
それでも,「リアルってすごいね」と言い合っている姿が印象的でした。
そう,実在の力って,ほんとうにすごい。
他の研究室のみなさんも名残惜しそうにしている様子,飲みにも行けないしね・・せめて写真を
残しておこう,という,心中察するにあまりある情景であったりします,この楽しそうな風景は。
この写真を見るとき,その写真を誰が撮ってくれたのかも,思い出してね。
卒業してしまうとどうしてもなかなかタイミングや,話題が合わなくなったりもするけれど
話題が合わない,と思うより,話題の拡がりを得られるようになったと思えたら嬉しいですね。
研究チームが引き継がれても行くし,やってたことがそのまま終わったりもしないところも,
大学の,研究室の,ちょっといいところかとも思います。
今年の4年生,みんなそれぞれ元気だった。それぞれ大変なこともあったけど。
M2。ながらくおつかれさまでした。とてもよくがんばりました。
でもまだ査読論文誌への投稿やらいろいろあるんでしたね。
卒業,修了おめでとうございます。みんな幸せになってね。