建築・環境計画研究室

東京電機大学未来科学部建築学科
(山田あすか)

建築・環境計画研究室

この研究室は,2006年4月に立命館大学にて開設され,2009年10月に東京電機大学に移りました.研究テーマは,建築計画,環境行動です. 特に,こどもや高齢者,障碍をもつ人々への環境によるサポートや,都市空間における人々の行動特性などについて,研究をしています.

*当ページの文章や画像の無断引用・転載を禁じます*

ISAIA2018に参加してきました!

2018-10-29 14:12:11 | 研究日誌

アニョハセヨ~,M1の藤原です!

10月22日から26日まで,韓国に行ってきました。

 

内容は,アジア建築国際シンポジウム(ISAIA)での論文発表です。

宇都宮大学と研究を共同で行っていたため,宇都宮大の古賀先生と,五ノ井さんが同行しております。

 

発表会場は平昌です。オリンピックが最近行われた場所ですね。

英語での発表のため,たくさん発表練習をしました。

 

なんとか無事に発表を終わり,そして乾杯。

ごはんがとても美味しかったです。本場はやはり格別です!

 

 

発表以外の日は,ソウル市内の集合住宅や,有名建築を歩き回りました。

階段室型にEVが付属している住棟が多く見受けられました。

 

 

日本の住宅営団のノウハウをもとにした集合住宅がある,梨花洞にも行ってきました。

山の傾斜地にあるここは,路上美術館として新たなコミュニティ形成が進んでいるようです。

 

写真や

 

壁画など

 

インスタ映えってやつです。

 

ほら,映えてますね。

 

 

夜は,賑わう通りをぶらり。

このような細い路地に入ると,

飲食店が。しかも路地で調理しています。

日本とは正反対ですが,調理風景が見えたり,店主同士での会話なども見られ,とても面白かったです。

 

他にもたくさん回りましたが,多すぎて割愛します。。。

 

非常に良い経験になりました,今度はゆっくり韓国に行きたいです。

 

 

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居間の位置のタイプと、独立住宅のプラン(間取り)タイプ

2018-09-26 21:18:11 | 【雑感・寄稿文他】建築・都市・環境探訪
これ、混同してるみたいな方がたくさんいたのでまとめました。



ホール は、玄関ホール ダンスホール のような、英語からの直訳だと「広間」なのですが、ここでは人々が行き交う場所、いっそ交通空間のように捉えると、わかりやすいです。
完全に通過だけの動線ではないけれど、ある程度の滞留を伴いつつ、基本的にはひとところに長時間滞在してはいない、人々が行き交う場所。
ホール。
イメージ共有できました?

で、そのホールの役割を持っている居間、空間のあいだの行き交いを結節する居間、が ホール型居間。

これに対して、行き止まり(端部)にあるのが袋式居間。袋小路とかの袋、クルドサックの時に説明した袋。

ホール型居間 をもっている、居間を心理的な、アプローチ的な、中心に据えている「間取り(プラン)」の住宅が、プランタイプにおける「居間中心型住宅」。

プランタイプにおける「ホール型住宅」は、ホール(≒交通空間、行き交う場所)をアプローチ的な中心に据えている住宅。

プランによる分類と、居間の置き方による分類は、違いますので注意してください。


(2018.9.27追記)

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秋ですから…

2018-09-24 18:51:01 | 研究日誌

こんにちは、M2の元木です!

 

最近の研究室では新しく3年生を迎え入れ、新体制となりました。

これからゼミを重ねる中で、自分が何に興味があるのかをより深めていけたら素敵ですね。

 

 

さて本日は秋の味覚についてレポートします。

 

自分の席で研究を進めていると、横からスッと…

古川くんから突然ふかしいもを頂きました

 

もくもくといもを食べていると、何やら後ろの共有卓付近で作業している様子…

 

何かをにぎにぎしている様子

 

 

お寿司!!!

どうやら寿司パーティが開催されるもよう。

 

寿司職人榎村くんお手製!美味

 

 

死んだ魚のような目をしている、、

 

 

秋刀魚も出てきました 秋ですね、、

 

 

今日一日で沢山の秋の味覚を堪能させて頂きました(⌒∇⌒)

祝日だけど学校来て良かったなあ

 

 

以上、研究だけではないあすか研の日常をお送りしました!

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マレーシア・コタキナバルまとめ(学会でした)

2018-09-17 14:51:26 | 【雑感・寄稿文他】建築・都市・環境探訪

 

【羽田空港にて】

 

公立刈田綜合病院(芦原太郎建築研究所)

エントランスホールと一体になった外来受付・待合は,空港の出発ロビー・チェックインカウンターホールをイメージしているそうです。

 

 

【クアラルンプール国際空港にて】

 

 

 

 

 

「鴨川アベック等間隔の法則」については, 森田孝夫,京都・鴨川河川敷に坐る人々の空間占有に関する研究 On Territorial Behavior of the People Enjoying the Evening on the Bank of the Kamo River,日本建築学会 学術講演梗概集. E, 建築計画, 農村計画 1987, 745-746, 1987-08-25 をぜひ読んでください。森田先生最高。

 

 

 

 


このトイレの性別と対応させた色分け,「わかりやすい」ので良い工夫ですねと思っていたんですけど(実際,10年前はそう教えていた),今のご時世に合っているか,今の価値観と対応しているかという観点から,あんまり良くないなと今は思っています。男女共同参画社会をめざし(まだ実現できてない),セクシャリズムへの反省が浸透してきた時代。小学生のランドセルも男女好きな色を選べるようになっている時代。好きな色の鞄,今日の気分の色の服を自由に選べる時代,LGBTへの理解も進みつつあるこの時代に,男は青・黒。女は赤。という固定概念を公共の建築物やサインが植え付けてくるこの国のサイン計画は,ちょっと立ち止まって考えてみたりしないのかしら,と。

 

 

 

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2018年10月11日(木)公開研究会「福祉転用」シンポジウムのお知らせ

2018-09-09 19:59:32 | 研究日誌

建築学会の福祉施設小委員会+科研研究会で行ってきた,「福祉転用」についての公開研究会を開催します。

第一線の研究者,実践者,設計者の声を直に聞き,議論ができるまたとない機会です。

ぜひ,奮ってご参加ください。

建築,福祉,福祉転用に興味をお持ちの皆様と会場でお目にかかれることを楽しみにしております。

 


【建築学会サイト】
■催し物・公募一覧
https://www.aij.or.jp/event/list.html?categoryId=84
■詳細・申込み
http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2018/181011_j250.pdf

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福祉施設小委員会主催 公開研究会福祉転用による建築・地域のリノベーション

−建築と社会をつなぐ仕掛けとしての福祉転用−


趣旨

高齢化が進み福祉・介護への需要が高まる一方、人口減少により空き家、空きビルも急増している。なかには立地に恵まれていたり、地域の人々に親しまれてきた建物や、高齢者が馴染みやすい建物も少なくない。こうした空き家・空きビルの福祉施設への転用はコストも安い場合が多いが、法的な制約も多く広がりが限られていた。しかし近年、設計者をはじめ関係者の努力と工夫により様々な成功が積み重ねられ、国交省も緩和を真剣に検討しはじめ、法改正にもつながっている。
そのような時代の要請に応え、福祉施設小委員会ではこれまで継続的に「空き家・空きビルの福祉転用」に関する調査研究を行い、その成果を今年3月に書籍「福祉転用による建築・地域のリノベーション」としてとりまとめ、刊行したところである。
本研究会では、この書籍の編集の過程で得られた成果から、法規・制度のみならず経営の壁をどう乗り越え良質な福祉空間を実現していくか、そのプロセスや成功例を紹介するとともに、空き家、空きビルをまちの資産とするために設計者は何ができるのか、聴衆の皆様とともに議論する。

1.日時    2018年 10月 11日(木) 17時15分~20時
2.会場    東京大学本郷キャンパス 工学部1号館15号教室
3.演題等
 1)趣旨説明 :松田 雄二(東京大学) ,司会:山田 あすか(東京電機大学)
 2)講演1:森 一彦(大阪市立大学)
  「まちを次世代につなぐ -福祉転用の横断調査から見えたもの」
 3)講演2:松村 秀一(東京大学)
  「「ひらかれる建築」と福祉転用」
 4)講演3:雄谷 良成(社会福祉法人 佛子園)
  「今度のごちゃまぜは Reイノベーション」
 5)講演4:秋山 怜史(一級建築士事務所秋山立花)
  「地域の資産を活かし,社会の課題を解決する」
 6)ディスカッション(講演者+司会) 18時45分?19時45分(60分間)
 7)まとめ:厳 爽(宮城学院女子大学) 19時45分?20時(15分間)
4.参加費
 建築学会会員1,500円,会員外2,000円,学生500円


申込方法

催し物名称、氏名・勤務先・所属・同住所・同電話番号・Eメールアドレス、参加区分(会員、会員外、学生)を明記し、10 月2日までに下記あてにお申し込みください。

申込・問合せ:福祉転用研究会事務局 E-mail: fukushitenyo.kyoto@gmail.com

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研究・設計業績(論文等一覧) 目次(2018.04.13時点)

2018-09-07 17:04:48 | □研究・設計業績(論文/プロジェクト等一覧)

1.公刊論文(特記なければ査読付)

  一覧(発表年順)

  テーマ別(論文によっては,複数のテーマに該当することがあります。

       各カテゴリから,個別の論文の一覧をご覧いただけます)

  【環境行動】

  【こどもの施設,成長・発達環境】

  【高齢者の生活環境】

  【障碍のある人の生活環境,支援施設】

  【医療施設の空間,環境】

  【住まい,住環境】

  【都市空間,まちづくり】



2.学会発表

 東京電機大学時代)2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010 

 立命館大学時代 )2009 2008 2007 2006 

 東京都立大学時代)2005以前

 

3.卒業論文・卒業設計・修士論文・博士論文

  東京電機大学時代)2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010 

  立命館大学時代 )2009 2008 2007 2006  


4.計画・設計

【計画・設計】富山大学附属病院小児病棟プレイルーム内装(2009-2010)

【設計コンペ】「つなぐ −ひと/建築/都市を編む復興小学校の再生」

  2011年度日本建築学会設計競技 課題「時を編む建築」(2011)

  全国優秀賞受賞

  (小林陽,前畑薫,堀光瑠,アマングリ・トウリソン,井上美咲,山田飛鳥

   指導:河本光正,佐藤裕)

・【計画・設計】身体障碍のあるスタッフに配慮した,オフィス&ショウルームの改修(2011-2012)

  (山田あすか)

【設計コンペ】「川を染める帯 −人と川をつなぐ緑と石−」

  2012年度日本建築学会設計競技 課題「あたりまえのまち,かけがえのないもの)

  (上谷ひとみ,千葉紗央里,中川春香,伊藤美春,上石康平

   指導:河本光正,佐藤裕)

【計画・設計】NPO法人ぷらちなくらぶ ロゴデザイン(ロゴコンペ事務局)(2012-2013)

【計画・設計】小規模多機能ホーム「スマイルぷらちな」環境改善 基本計画(2012-2013)

  (山田あすか,上谷ひとみ,千葉紗央里,中川春香,伊藤美春,上石康平 with古賀誉章)

 ・【計画・設計】NPO法人スマイルぷらちな ぷらちな児童デイ様 環境改善プロジェクト(2013)

  (山田あすか,正田博之,黒巣光太郎,鈴木杏奈,小林志乃,早坂渉)

 ・【その他】足立成和信金様 Websiteデザイン(2013)

  (情報メディア学科 高橋時市郎研究室との共同プロジェクト,2014.11.07新規オープン!)

 ・【計画・設計コンペ】複合・地域密着型高齢者施設(2014)

  特養、ショートステイ、都市型軽費老人ホーム、小規模多機能型居宅介護事業所の複合施設

【設計コンペ】(愛されるまちのシンボル)「まちが出会う 空中庭園」(2014)

  第49回セントラル硝子国際建築設計競技 課題「愛されるまちのシンボル」 

 (高橋愛香,熊本実桜,西条朝日)

・【計画・設計】障碍児童デイ J 基本設計(2014)

・【計画・設計】心身障がい児通所施設 療育室つばさ様 新築移転設計監修(2014-2015)

・【計画・設計】子育てサロン・幼児教室 株式会社ファピ天神教室 改修設計・施工(2015)

・【計画・設計】東京医科歯科大学小児科病棟 環境改善(空間デザイン)(2015〜)

【設計コンペ】(残余空間に発見する建築)「路が紡ぐまち」(2016)

  2016年度日本建築学会設計競技 課題「残余空間に発見する建築」 

 (八角隆介,宮﨑文夏,金子亜里砂,高瀬敦,青木隆太郎

  指導:+佐藤裕,河本光正)

・【計画・設計】レイモンド花畑保育園 環境改善(空間デザイン)(2016〜)

【設計コンペ】(地域の素材から立ち現れる建築)「こどもは竹の子」(2017)

  2017年度日本建築学会設計競技 課題「地域の素材から立ち現れる建築」 

 (古川亮,倉澤周作,元木望,齋藤亮太

  指導:+佐藤裕,河本光正,鹿内健)

【設計コンペ】(住宅に住む,そしてそこで稼ぐ)「マルのウチ マルシェ・ア・ハウス」

  2018年度日本建築学会設計競技 課題「住宅に住む,そしてそこで稼ぐ」(2018)

  全国 佳作受賞

  (宮岡喜和子,鈴木ひかり,藤原卓巳,岩波宏佳,田邊伶夢

   指導:+鹿内健)

 

5.著書

空き家・空きビルの福祉転用,学芸出版社,2012

 *修士課程の小林陽さん,博士課程の古賀政好さんと一緒に書きました。

・日本建築学会編,こどもの環境づくり事典,青弓社,2014

 *当時博士課程の古賀政好さんと,非常勤講師の古賀誉章先生と一緒に書きました。

建築計画のサプリメント,彰国社,2014

建築設計テキスト 保育施設,彰国社,2017

・建築設計テキスト 高齢者施設,彰国社,2017

 

6.研究(研究助成金による研究成果の概要)

【科研】小規模生活単位型高齢者施設における空間構成と入居者の生活様態に関する研究(2007-2008)

【厚労科研】現況と運営実態から見た幼保一体化施設の施設計画に関する研究(2006-2007)

【厚労科研】都市構造,就労形態,支援施設の一体的整備による子育て支援環境の構築(2007)

【住総研】居宅の延長としての宅老所の現況と展望に関する研究 −地域性による位置づけとニーズの相違に着目して(2006-2007)

【財 がんのこどもを守る会】こどもと家族の利用実態に基づく小児病棟プレイルームに関する検証的研究(2006)

【第一住宅建設協会】認知失調症高齢者グループホームにおける空間構成と入居者の滞在様態に関する研究(2006)

【科研(特別研究員奨励)】生活環境における「固有の居場所」の選択とその要因(2003-2005)

【厚労科研】就学前乳幼児教育・保育施設における,乳幼児の空間認知能力や活動規模を踏まえた建築空間の適正規模の研究(2008-2009)

【科研(若手A)】患児・家族・医療看護の視点による成長・発達の場としての小児療養環境評価基準の作成(2009-)

【(財)旭硝子財団研究助成】都市環境資源と連携した保育サービス拠点計画による子育て環境の構築(2009-2010)

●【総研】特別支援学校と障碍幼児保育施設におけるこどもの活動からみた環境構築に関する研究(2010-2011)

【科研基盤B】災害弱者の視点に立った減災システムと防災ユニバーサルデザインの開発(2010-2012)(主任研究者:伊津野和行)

【科研(基盤C)】高齢期の生活環境へのニーズに関する研究(2011-2012) (主任研究者:繁田雅弘)

□【科研基盤A】アクセシビリティの視点による地域医療提供体制の再構築に関する包括的研究(2011-2013)(主任研究者:熊川寿郎)

【総研】環境評価構造の図化と環境評価サイト運営による環境づくり支援手法の構築(2012-2013)

●【三菱財団研究助成】「保育の質」の検証にもとづく保育拠点と都市空間の環境づくりに関する研究(2012-2013)

【科研(若手B)】こどもの育ちと安全の拠点としての学童保育拠点の計画に関する包括的研究(2012-2014)

【科研(基盤B)】地域資源の利活用マネジメントにむけた福祉転用計画システムの構築に関する実証的研究(2014-2016)(主任研究者:森一彦)

【科研(基盤B)】医療・生活施設における看護・介護負担感軽減と利用者のQOL向上に関する包括的研究(2015-2017)

●【私学財団学術研究振興基金】地域継続居住を支えるCCRCにおける建築的特性と居住者の生活 −都心団地等改修型と地方集落新築型の比較(2016)(主任研究者)

●【総研(一般)】障がい児を含む児童通所施設の環境づくりに関する実践的研究(2015-2016)(研究代表者)

●【カシオ科学振興財団研究協賛事業】就学前障碍児通所施設での環境づくり手法構築に向けた 環境構成要素の導出と体系化についての研究(2015-2017)

●【ダイキン工業共同研究】

●【第一生命財団】集合住宅の多様な改修事例のデータベース構築を通した 良好なストック形成に関する研究(2017)(研究代表者)

 

 

 (進行中の研究はこちら

 

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【設計コンペ】(住宅に住む,そしてそこで稼ぐ)マルのウチ マルシェ・ア・ハウス

2018-09-07 16:33:51 | □研究・設計業績(論文/プロジェクト等一覧)

課題「住宅に住む,そしてそこで稼ぐ」

 

設計主旨

 高層ビルが立ち並ぶ丸の内に「ちょっと住んでちょっと稼ぐ」新たな職住近接のカタチ“マルシェ・ア・ハウス”を提案する。

  拠点とネットワークの時代である。そして,人や情報を「知る」ことはネットワークを強化する。この“マルシェ・ア・ハウス”では,様々な繋がりを持つ複数拠点居住者や兼業者が行き交い,時間・空間・役割がシェアされる。生産物の販売や情報発信,居住を通して多様な利用者が繋がり、血縁・地縁を超えた「知縁」による“知域コミュニティ”を創造する。

  3×3のグリッド状に柱を配置し、広さの異なるスラブを設け、スラブの面積に即したマルシェ空間を生む。それらのスラブを積層させて視線を操作し、コミュニティの密度に多様性を与える。これらのマルシェ空間を、柱を縫うように配置し様々な行き交いを生む動線計画を行う。

 様々な大きさ・間取りの住戸群は互いに少しずつずれて風や光が採り込まれ、重なり合うマルシェ空間を見渡せる。住民のプライバシーは守られつつも、マルシェ空間と住戸空間とが徐々に交わり、様々な利用者の生活の至る所で、思いがけない「知」の交流が生み出される。

  知縁は距離を超え,全国のあらゆる場所と繋がり,新たな価値や発見をもたらす。現代の生活形態に即した関係性は、物理的距離と社会的役割の境界を融かし情報・場所・人を繋ぐ“知域コミュニティ”に結実していく。その風景は,今の時代だからこそ現れる、新しい職住近接のカタチなのである。

 

 

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Quest of RED  パーティで立ち向かう。

2018-09-05 14:33:28 | 【雑感・寄稿文他】建築・都市・環境探訪

 はじめに,以下は幅広い計画系の一部に位置する,また大学に籍を置く研究・教育を業とする筆者の個人的見解であることをお断りいたします。

 建築学会の会員誌「建築雑誌」の編集グループから,「研究と設計の関係について,建築計画の研究者の立場から寄稿してください」というご依頼をいただきました。2018年の9月号に掲載された記事です。もともとは研究者と設計者は別れておらず,研究と設計を両方やっていくことが基本だった。そこから,役割・活動範囲が分化していき,研究者でもある設計者,設計者でもある研究者の割合は少なくなった。もう一度,研究と設計を統合的に捉える必要があるのではないか。そういった問題意識のもとでの寄稿依頼でした。今の,計画分野ならではの状況と課題認識についても盛り込んでください,というリクエストもありました。

 そのお題に対して寄稿をしましたが,分量の制限があり(編集とレイアウトのご都合があり,3段階くらいで減っていきまして),カットした部分がかなりあります。せっかくなので,加筆してフルバージョンを残しておこうと思います。

 

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 研究者と建築家。そう呼べばそれらが異なるように聞こえても,両者は根本的には「建築の職能者」グラデーションのなかに定位する位置と広さの違いに過ぎないと考える。設計の対象は大小の建築物全体に加えて,インテリア,テンポラリ空間,使いこなし,コンセプト,制度や仕組み,ガイドライン,イベント,まち・・と多様である。それらの実践を大きく捉えると,開発・製作・技術や専門的知見の橋渡しなども含まれ,これらに一切関わらない「研究者」は逆に珍しい。設計者や事業者選定(の支援)などもまた,専門的知見や技能と社会の橋渡しにあたる。一方,建築計画分野を顧みれば,拡大の時代に分化した専門分野が複合化・多機能化によって再統合されていく時代にあって,また人口と居住域の縮小が起こり社会支援の統合化も進むなかで,各職能者個々の定位エリアは拡大を免れず,多面的展開が必要になる。例えば従来の施設類型ごとの研究,その類型だけの研究という取り組み方はとても困難になっている。
 
 その加速する変化の中での研究と設計の関係を考えると,同時に,自己研鑽を含む教育や次世代育成を無視できない。新たな人材や視点が導入され続けなければ,その分野は衰退し消滅する。建築の職能者個人や組織は,研究・設計・教育を3枚羽根とする風力発電機のように,ニーズや社会的課題という風を受けて価値を創造する。3つのバランスは多様であってしかるべきだが,極端に偏りがあれば創造の効率が悪く,強い風でしか動けない。
 

 写真:3枚羽根の風車。(フリー素材)
 
 一方で,大学の研究者の多くに社会貢献として実践の比重を高める圧があることを危惧してもいる。研究成果を活かした研究者自らによる実践活動は,大学や研究,研究者の成果や価値を視覚化しやすい。もちろん,実践活動を通して研究にリアリティのある進展が見込め,その価値は高い。だが皆が二兎,三兎を追えば,あるいは追わなければならないと強制すれば,結局は研究も設計も追求しきれないこともあるだろう。知識や技術が高度化・複雑化するなかで,幅広い研究や実践,教育を一人ですべて突き詰めることは不可能だ。その意味で,連携して3枚の羽根を成す体制が必要である。
 
 現実的には,自分の強みとなる研究・設計の分野を芯に,他とつながるための手(興味関心,共通言語としての最低限の知識や技術,敬意)を持つ「連携できる職能者」は強い。つなぐこと=ハブ機能そのものも重要な職能である。また敢えて言えば,自分は大学では一度は研究にしっかり取り組める体制をつくりたいと考えている。設計課題や長期インターンシップは必須になっている研究による本質の探究や,そもそもを考える力と技術の獲得は,その実現のためのデザインの選択肢の拡がりや,他の研究分野への興味や基礎知識という手を増やすことにつながる。
 
 結論として,個人の職能領域の広さもさりなん,相互補完できるサブスキルをそれぞれが持つ戦士(設計に強い人),魔法使い(研究に強い人),ヒーラー(教育に強い人)のそろったパーティが強い。いかなる勇者も,1人では強敵に勝てない。全員が“すべてできる”“バランス型の”賢者を目指す必要もない。それぞれの得意が突き詰められていくなかで,新たな展開や突破口が生まれる。学会はさしずめ,こうした様々な得意をもつ職能者たちの出会いと別れ(新たな連携)の場である。
 

図:Quest of RED (This is some kind of game to advance with balanced Parties of Research, Education and Design)
 
 
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賢者の石は,一般的には赤いものだと思われているようですね。合わせてみました!
 
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花畑団地 お祭り&インタビュー

2018-07-19 16:56:39 | 研究日誌

 

皆さんこんにちは!

プレゼミ生の芝山です。

 

7月15日(日)に団地インタビューの被験者を集めるため、花畑団地「夏の一夜の夕涼み会」にB4の岡田君とM1の藤原さんと行きました。

 

 

皆さんお祭りを楽しんでおられました!

 

被験者集めの方法としては、 ティッシュとチラシを配布してインタビューの参加をお願いしました。

 

 

配布作業が終わったら自治会の方々が食事を用意してくださいました!

協力していただいた上に食事まで用意して下さりありがとうございます!

とてもおいしかったです!個人的にはみそこんにゃくが最高でした!

(写ってはないが端にビールも...)

 

 

翌日の16日は花畑公園横の桜花亭さんでインタビュー調査を行いました!

インタビューには4名ほどお集まりいただきました!

研究のための大変貴重なご意見を頂けました。

インタビューに参加して下さった方々、ありがとうございました。

 

8月18日にも桜花亭さんの方で団地周辺の方々にインタビュー調査を行おうと考えていますので、参加できる方はぜひお願いします!

 

協力して下さった自治会長の加藤さん、副会長の戸谷さんはじめ花畑団地自治会の皆様、大変ありがとうございました。

プレゼミ生 芝山

 

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相模湖

2018-06-26 16:01:12 | 研究日誌
皆さんこんにちは!!
M2の古川です✨


今日はB4の論文発表がありましたʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ


トップバッターは榎村くんの発表です🎶


熱意が伝わる発表でした!!


みんな一生懸命、先生方の質問にも堂々と答えていました!









おつかれ様です☆彡
来月は卒業設計の発表です
楽しい大学生活を送っていますo(^_-)O




発表を見た後、私と宮岡で意気揚々と施設の見学に行ってきました!

しかしちょっとしたことがあり、
急遽予定を変更して相模湖に行ってきました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆






彼女は俯き、なにかを呟いた気がした
「隠居したい…」
夏のそよ風に乗って聴こえてきた気がした
立ち上がれ





僕もポーズを決めてヤケクソに自分の世界に酔いしれた
目を覚ませ


清々しい湖と空で僕らの心の汚れを洗い流した


頑張ろうニッポン!!!
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梗概提出までもう少し

2018-06-14 16:06:50 | 研究日誌

こんにちは!M2の齋藤です。

もうすぐ梗概提出ということで、4年生は一生懸命論文を書いています。

みんな自分のパソコンに向かって図や表を作成してますね。

榎村君は窓際のカウンターで書いています。

なんだかおしゃれですね。

 

今日は論文提出前に食べる「論文めし」を紹介します。

①耐熱容器でパスタをレンジで温めます。

 

②カルボナーラソースをかけます。

 

完成!

簡単で美味しそうなパスタですね。

皆さんもぜひ論文書く時にお試しください!

 

「論文めし」の後にはなんとデザートが!

M1の皆さんからの差し入れです。

思わず写真を撮りたくなっちゃいます。

 

美味しいものを食べた後はなんだか頑張れそうな気がしますね。

M2齋藤

 

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5月末に能登・金沢へ見学に行きました!

2018-06-12 11:36:12 | 研究日誌

こんにちは!そして初めまして!

B4の榎村です!

遅くなりましたが、5月末に石川県にある医療施設をはじめとした施設へ見学・ヒアリングを行ってきました。メンバーはB4の押尾、髙橋、榎村とM2の齋藤さんの4人です。

今回はその時の様子をお伝えしたいと思います!

 見学初日は、石川県鳳珠郡穴水町に位置する、介護医療院恵寿鳩ケ丘に訪問させていただきました。

B4らは、初めてのヒアリングということで緊張した部分もありましたが、施設の方々の親切かつ暖かな対応をしていただき、充実したヒアリングを行うことができました!大変勉強になりました!

お忙しいところ、ありがとうございました!!

次は、金沢市内にある仏具店を改修してホテルにした、The Share Hotels HATCHi 金沢に訪問しました。

こちらも店内をスタッフ様の懇切丁寧なお話をいただきながら、見学、ヒアリングを行わせていただきました。そのほかにも、金沢の地域事情などのお話もいただき、今後の研究につながる貴重な時間となりました!見学後は実際に泊まらせていただき、よりお話の実感が湧くとても良い体験をしました!

大変お世話になりました!ありがとうございました!!

 

おはようございます!2日目です。

B4榎村は、朝早起きをして、近くの浅野川を散歩しました。やっぱり金沢はいいですね♪

ネコとも遊んできました。気持ちのいい朝でした!

 

2日目最初は、三草二木 西圓寺を見学させていただきました。

もともとお寺だったものを改修した西圓寺は、カフェスペース、足湯、銭湯が入っており、「まちの共同居間」のような雰囲気が漂い、ゆったりとした時間が流れているようでした!

昼食時ということもあり、カフェスペースでおいしい昼食をとったあとは、足湯も入らせていただきました!

大変お世話になりました!ありがとうございました!!

最後はB’s行善寺を見学させていただきました。

こちらも先ほどの西圓寺と似た施設で、カフェスペースや銭湯などが入っております。実際に銭湯にも入らせていただき、体験勉強をしつつ、旅の疲れを癒させて頂きました。

大変お世話になりました!ありがとうございました!!

 

以上の4つの施設を見学したあと、新幹線で東京へと戻ってまいりました。

どの施設でも研究のためになるお話をいただき、刺激的な2日間となりました!

 

また機会があれば、見学・ヒアリングの様子をお伝えしたいと思います!

B4 榎村

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近代建築 別冊「卒業設計」

2018-06-12 10:37:42 | 雑記


届きました。各大学一名が推薦されて掲載されます。
今年は、うちの大学からはM1藤原くんの作品が掲載されています。


おめでとうございます🎉

そして、今年他大から進学されたM1岩波さんの作品も掲載されていました!


おめでとうございます🎊

どちらの作品も、人の生活や経験、気持ちに寄り添うことを空間化している、素敵な作品です。
詳しくは雑誌をぜひ。

次の年度の卒計作品も楽しみです。


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研究室配属について(2018)

2018-06-11 18:47:45 | ☆研究室について

例年とあまり変えていませんが,若干アップデート。

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この研究室は,建築計画環境行動研究分野での研究・設計・実践を専門としています。

建築計画研究 は,使われ方など人間の環境との関わり方を調査して,最終的に建物の空間構成等の計画指針を得るための研究です。

環境行動研究 は,建物という物理的環境を含む広義の環境と人間の関係そのものに着目し,その関係を読み解こうとする研究です。

両者は,スタンスが若干異なりますが,我々にとっての帰着点は同じです。建物や空間を実際に使い,そこに住まう人々にとって居心地のいい空間や環境,使いやすい建物のあり方を考えるということです。

 

この研究室では,研究成果を活かした,設計や実践活動にも取り組んでいます。

研究と設計は両輪です。抽象化したメタ認知は,応用の幅を拡げます。具体的な実現のためのステップを経験することは,建築や都市のあり方を考えるためにもちろん欠かせません。

詳細は このページから 参照して下さい。

 

なかでもこの研究室では特に,自分では周囲の環境をうまくコントロールしたり,自分の住みよい場所を自由に選んだりできない人々を代弁して,望ましい環境や建築のあり方を論じるための研究に積極的に取り組んでいます。

それは,そのような視点での研究・実践においては,建築を通して,人や社会の役に立てる部分が大きいと考えるからです。自己満足の研究に陥らないために,本当に必要とされているのはなんなのかを考えていくという姿勢を表明するものです。

ただし。「いま」必要とされていることだけを追求することだけが,「これから」や,「本質」につながることだとは思いません。一見,単純な個人的疑問に思えるようなことが,素朴で当たり前のことに思えるようなことが,見方によっては大きな可能性をもっていることもあります。

実際に私の卒論も,そういったところからスタートしました。医療・福祉と(最終的に)結びついたのはずっと後です。それこそ博論を書きながら,この“本質”を探る系の研究は具体的にはなんの役に立つのだ? という疑問を左手に,そういう問題ではない,本質を理解すればどのような応用も利くようになるのだという漠然とした確信を右手に,日々とにかく進める・・ということを経験して,そのあといろいろあって,今に至ります。

そういう意味で,とにかく医療系でなくてはとか,福祉系の研究でなくては,などの縛りはありません。

この研究室にお越しいただくことになる方と,今居るメンバーと,これまでのOBOGや研究者仲間のネットワークのなかでいろいろ考えて,議論して,それぞれの課題を一緒につくって行きたいと思います。

というわけで,研究テーマの選択は基本的に自由です。

基本的にはこの研究室に所属して取り組むことに意義のあるテーマを選ばれることをおすすめしますが,建築振動系の構造解析をなさりたいなら,相応しい研究室が他にありますよ…というレベルのことです。

研究蓄積や方法の蓄積,機材,人材,企業,学内外の研究機関や,連携して研究を行っている施設とのつながり等々の資源を有効に活用するためです。

 

いま,「なにをしている人がいるのか」は現メンバーのページをご覧ください。
「これまでのメンバーの研究テーマ(卒論・修論等の一覧)」はメンバーの研究一覧を見てください。

また,研究助成による成果の概要,進行中の研究や計画を参照してください。


この研究室に興味のある方は,研究室説明会に参加,または研究訪問などをしてください。
配属希望を出される場合は,公開ゼミ・website・先輩訪問などでゼミの活動内容を把握したうえで,志望調書に「取り組みたいテーマと志望動機」を明記して提出してください。現時点のものでもちろん,結構です。研究テーマは,決定までに,それから実際に進めて行く中で変わっていくものではありますが,この時点での人となり(背景や興味関心のありか,それを深化させる姿勢,熱意,表出の技術)を推し量る素材となると考えるためです。そのような視点で拝見しています。

もっともそれは,「落とすため」では全然なく,お互いのためにこの研究室とのマッチングを測るためですけども。

私が思っているこの研究室と,メンバーが思っている研究室の姿は違っていると思います。それぞれ違った姿に見えていると思います。

ですので,先輩たちに良く話を聞いていただくことをおすすめします。複数人から話を聞くと良いんでしょうね。雰囲気も分かりますし。

 

研究室説明会は,以下の日程で行います。

6月12日(火)11時20分〜@11417B室(1号館14階)

6月18日(月)15時45分〜@11417B室

 

研究室の定例ゼミは,毎週金曜日1,2限@1411室(1号館4階)

希望があれば自由に見学してください(出入り自由です)。

 

それでは。

 
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ちょっとひとやすみ

2018-06-11 14:22:20 | 研究日誌

こんにちは! M2の齋藤です。

梅雨になったので外では雨が降っていますね。

 

 

そんななか、コンペの締め切りがもうすぐということで、M1はみんなで話し合っています。

 

 

でも、時には休憩も必要です。先生からのおみやげを食べながらちょっとひとやすみ。

 

午後も頑張りましょう!

(M2齋藤)

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