のんびり夫婦の山遊び

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硫黄岳・横岳

2014-06-30 13:42:36 | 八ヶ岳
 梅雨の合間をぬって南八ヶ岳の硫黄岳・横岳を歩いてきました。天気予報は曇り後晴れ、実際の天気は、中央フリーウェイは大雨、桜平に着く頃には雨は止み、その後は晴れたり曇ったり雨が降ったりと目まぐるしく変わり、午後は強風も吹いた忙しい一日でした。眺望は、硫黄岳山頂はガスの中だったものの、横岳方面へ下って行くとガスが上がりだし、台座の頭辺りからは良くなり、雲から頭を出した富士山も望め、一時、大権現からは赤岳・阿弥陀岳、先の権現岳までも望むことができました。
 この時期に硫黄岳・横岳を初めて歩きましたが、ツクモグサ、イチヨウラン等沢山の花に出逢えた期待以上の素晴らしい山遊びでした。

【日  程】6月29日(日)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  往路は中央道利用、帰路は中央道渋滞のため上信越道を利用したために時間はかかりましたが、渋滞とは無縁でした。
  ・往路:2:30自宅→東関道千葉北IC→京葉道・首都高→中央道諏訪南IC→6:40桜平P
  ・復路:17:10桜平P→中央横断道佐久南IC→上信越道・関越道・北関東道→東北道佐野藤岡IC→23:00自宅

【行  程】
  7:00桜平P⇒9:00夏沢峠⇒10:10硫黄岳⇒11:55横岳(奥ノ院)⇒12:20横岳(大権現)<昼食~12:45>⇒12:55横岳(奥ノ)⇒14:15硫黄岳⇒15:10夏沢峠⇒16:50桜平P

【桜平P~硫黄岳~横岳(大権現)】
  ツクモグサを始め、沢山の花々に出逢うことができました。眺望は赤岳等南側が望めたものの、北八ヶ岳歩面は相性が悪く、ガスが取れたときは山の影で望めず、梅雨ですので360度とはいきませんでした。台座の頭付近の一大群生地のコマクサは、蕾が見え出したところでした。

   ・雲が切れ、一部に青空が見え出し、期待を込めて歩き出しました。
               

   ・30分位歩くと登山道脇にイチヨウランが咲いていました。葉が一枚しかないので、イチヨウランとのこと。
               

   ・オーレン小屋手前では日も射しだし、硫黄岳も良く見えていました。今日は最高と.....
               

   ・夏沢峠からの硫黄岳
               

   ・岩を巻く硫黄岳山頂が見えてきましたが、空はスッキリしません。
               

   ・硫黄岳山頂。残念ながらガスの中、眺望は全くありませんでしたので、一休みして横岳へレッツゴー。
               

   ・すると北東方面のガスが上がり出して、火口の先が明るくなりました。
               

   ・ケルン越しに裾が見え出した赤岳方面、真中、権現岳方面は晴れている様子。
               

   ・コイワカガミの群生
               

   ・色鮮やかなオヤマノエンドウ
               

   ・岩に張り付くイワウメ
               

   ・チョウノスケソウも群生していました。
               

   ・台座の頭辺りから時折顔出す横岳(奥ノ院)方面
               

   ・目を凝らすと、何と雲の中から富士山が顔を出していました。
               

   ・クライマーがアタック中の大同心
               

   ・横岳(奥ノ院)へ
               

   ・クモマナズナ
               

   ・やや小振りのハクサンイチゲ
               

   ・チシマアマナ
               

   ・横岳(奥ノ院)、先の大権現まで行きます。
               

   ・横岳(大権現)からの赤岳への稜線
               

   ・残る南八ヶ岳全貌。一時の眺望でしたが、これだけでも十分です。
               

【横岳(大権現)~硫黄岳~桜平P】
  下山開始直後から雨が降り出し、横岳(奥ノ院)でレインウェア(上)着用、さらに台座の頭辺りからは強風に煽られながらとなり、夏沢峠辺りでガスが切れるもオーレン小屋辺りからまた雨が降り出しました。季節は梅雨でした。

   ・横岳(奥ノ院)に向けて下山開始
               

   ・雨で視界不良のカニノタテバイ
               

   ・ツクモグサ
               

   ・間もなく開化のウルップソウ
               

   ・硫黄岳まで戻りました。大勢の団体さんが到着したところでした。
               

   ・夏沢峠へ向けて下る相棒
               

   ・ミヤマカタバミ
               

   ・オサバグサ。写りがイマイチ、暗いと言い訳(本当は腕かも)。
               

北横岳

2014-03-10 08:47:51 | 八ヶ岳
 北八ヶ岳の北横岳~三ツ岳~縞枯山をロープウェイ駅からの周回で雪山を楽しんできました。初めての冬期の北横岳、天気は快晴、存分に眺望と雪山を楽しめましたが、寒いのでコーヒーでマッタリとはいきませんでした。流石に北横岳は人気の山で大勢のハイカーとすれ違いましたが、三ツ岳から縞枯山は少なく静かな雪山でした。
 眺望が素晴らしく、樹氷も見られた最高の雪山遊びでした。

【日  程】3月9日(日)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  復路、珍しく中央道小仏トンネルに絡む渋滞が3kmと短く、思いのほか早く帰宅できることができました。
  ・千葉北IC→京葉道→首都高→中央道諏訪南IC→8:35ピタラス蓼科ロープウェイ
  ・復路:16:05ピタラス蓼科ロープウェイ→中央道諏訪南IC→首都高→京葉道武石IC→19:55自宅

【行  程】
  9:20さんちょうえき⇒10:20北横岳⇒11:00三ツ岳(三峰)⇒12:45雨池峠(昼食~13:05)⇒13:35縞枯山⇒五辻⇒15:20さんちょうえき

【さんちょうえき~北横岳】
  素晴らしい眺望を楽しみながらの1時間で頂上でした。北横岳ヒュッテ手前から三ツ岳を経由しましたが、迫力ある岩場があり、眺めを堪能しながらの稜線歩きが楽しめました。

     ・ロープウェイを降りると北横岳は真っ白でした。
                  

     ・樹林越しの南八ヶ岳連峰
                  

     ・少し上がると御嶽山、中央アルプス、南アルプスが望めました。
                  

     ・中央アルプス
                     

     ・南アルプス
         

     ・真っ白な北横岳
                  

     ・雪を覆った樹林のなかを急ぐハイカー
                  

     ・木々の先の南アルプス
                  

     ・真っ白な坪庭
                  

     ・雪を覆った樹林のなかの北横岳ヒュッテ、絵になります。
                  

     ・北横岳南峰
                  

     ・北横岳北峰へ急ぐ相棒
                  

     ・頂上からの南八ヶ岳
          

     ・北アルプス、蓼科山を背にして記念写真、かなり寒いです。
                  

     ・モンスターと相棒
                  

     ・雪を被った木々
                  

【三ツ岳~縞枯山~さんちょうえき】
  迫力ある岩場の三ツ岳から縞枯山を廻ってさんちょうえきまで歩きましたが、三ツ岳(1峰)からの下りは深雪の急で尻セードを楽しまされました。縞枯山はスノーシューで廻られる方が殆どのようで、五辻への下りでは腰まで踏みぬきました。

     ・分岐からの三ツ岳
                  

     ・迫力ある岩塊の三ツ岳三峰
          

     ・三峰頂上
                  

     ・三峰頂上からの北横岳
                  

     ・二峰方面
                  

     ・真っ白な雨池が見えてきました。
                  

     ・坪庭方面
                  

     ・これから登る縞枯山
                  

     ・雨池峠から三ツ岳方面を振り返る。手前の樹林の中は木の小枝で歩き難いです。
                  

     ・縞枯山山頂
         

     ・山頂からの南八ヶ岳方面
                  
 

編笠山・権現岳

2013-09-21 17:02:06 | 八ヶ岳
 9月20日(木)、台風一過、絶好の山遊び日和が続いていたので、南八ヶ岳の編笠山・権現岳を歩いてきました。これまでの山遊びで一番と言っても良い位のぐるっと360度の眺望と鎌倉時代の修験場を楽しんできました。花はほぼ終わりでしたが、下山まで眺望が得られ、最高の山遊びでした。
 好天が続いていたので、観音平の駐車場を心配して早めの4時35分に到着しましたが、平日でもありガラガラでした。

【アクセス】
  ・往路:3時間20分
    1:15自宅→東関道千葉北IC→京葉道→首都高→中央道小淵沢IC→4:35観音平駐車場
  ・復路:3時間30分
    17:40観音平駐車場→(往路に同じ。)→21:10自宅

【行程】11時間50分
  5:30観音平駐車場⇒7:20押手川⇒8:55編笠山(休憩~9:20)⇒9:50青年小屋⇒11:40権現岳(昼食~12:25)⇒14:00青年小屋(水補給休憩~14:35)⇒15:45押手川⇒17:20観音平駐車場

【観音平駐車場~編笠山】
  ハイカーが少ないので、周辺が明るくなるまで待ち熊鈴を着けてスタート、押手川を過ぎると傾斜のきつい登りでしたが、左側の樹間から南アルプスが悠然と姿を現し、頂上からの絶景に期待が高まりました。
      ・振り返ると世界遺産「富士山」が雲の上に浮かんでいました。
                   
      ・左側には南アルプス
                   
      ・編笠山頂上、後は金峰山
                   
      ・左からこれから行く権現岳、ギボシ、奥は赤岳、阿弥陀岳
                   
      ・北八ヶ岳方面、左は蓼科山
                   
      ・南アルプスの勇姿
                   
      ・南アルプスの右には中央アルプス、御嶽山
                   
      ・遠くには北アルプスの姿も、槍ヶ岳の矛先も見えていました。
                   

【青年小屋~権現岳~観音平駐車場】
  ノロシバまで登ると眺望が得られるようになり、歩いてきた編笠山、これから行く権現岳も見とおせるようになります。ガレ場、クサリ場が続くので要注意ですが、クサリ場は足の置く所があり、特に危険な所はありませんでした。
      ・編笠山から青年小屋への下山の途中に初めて見る「ヒカリゴケ」(奥の岩の下)がありました。
                   
      ・青年小屋、帰りここで水分補給の休憩をしましたが、5分程の水場の水は冷たくて美味でした。
                   
      ・ノロシバからの権現岳
                   
      ・振り返ると歩いてきた編笠山と南アルプスが。
                   
      ・富士山も。
                   
      ・ギボシと権現岳
                   
      ・クサリ場を行く絶好調の相棒
                   
      

【権現岳~観音平駐車場】
  頂上に着いても超絶景が続いていました。昨年の同時期に天女山から歩いたときは、時折編笠山が見える位のガスの中でしたので、より感動しました。
      ・頂上からの絶景(編笠山方面)
                   
      ・頂上からの絶景(ギボシ方面)
                   
      ・ギボシ右側には北アルプス、右端に先週歩いた唐松岳・五竜岳も微かに確認できました。
                   
      ・記念撮影
                   
      ・キレットへの分岐から見た赤岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳、右下側にはハシゴも見えます。
                   
      ・権現岳頂上左側には富士山も。
                   
      ・南アルプス
                   

権現岳

2012-09-16 13:49:51 | 八ヶ岳
 9月15日(土)、天女山駐車場から権現岳(南八ヶ岳)を歩いてきました。所要時間の短いルートを選んだものの、8時間近く歩くこことなりましたが、樹林帯でも途中三カ所で眺望が得られ、前三ツ頭からは稜線歩きとなる良いコースでした。
 天気は晴れ後曇りで、上りは概ね晴れて周囲の山々を眺められましたが、頂上からはガスが湧き、下りは下の天ノ河原位まで晴れず、眺望は60点というところでした。
 花は、トリカブト、ウメバチソウが咲いていましたが、オオビランジ、トウヤクリドウ、ヤマハハコは終盤を迎えていました。

【行程】7時間40分
  5:40天女山駐車場-8:15前三ツ頭-9:10三ツ頭-10:25権現岳(昼食~11:00)
 11:00権現岳-12:00三ツ頭-12:45前三ツ頭-15:05天女山駐車場

【天女山駐車場~権現岳~天女山駐車場】
  上りでは天気も良く中央・南アルプスの山々の眺望も得られ、久し振りに富士山までも眺めることができましたが、頂上からはガスが湧き、下の天ノ河原位まで晴れず、上りに近くの編笠山、西岳を眺めることができたのを除き八ヶ岳連峰の眺望は得られませんでした。
        ・振り返ると富士山が見えていました。山から富士山を眺めるのは久し振りです。
               
        ・歩いて直ぐに着いた天ノ河原
               
        ・天ノ河原の左には南アルプスが姿を現し、夏に歩いた北岳、鳳凰三山を何とか確認できました。
               
        ・トリミングすると、地蔵岳のオベリスクも何とか見えます。
               
        ・思いのほか急登の登山道
               
        ・前三ツ頭からの三ツ頭
               
        ・前三ツ頭からの中央アルプス
               
        ・前三ツ頭からのガスに覆われつつある南アルプス
               
        ・三ツ頭からは編笠山、青年小屋も確認できました。
               
        ・そそり立つような権現岳
               
        ・唯一つの鎖場ですが、簡単に登れます。
               
        ・鎖場を登ると、ウサギの耳のような頂上は直ぐです。
               
        ・記念写真
               
        ・昼食を食べた所からの頂上
                       
        ・色付き始めた前三ツ頭からの下り途中の木々
               

【花々】
  オオビランジの花を見つけたものの、最後の花が微かに残っている程度で、トウヤクリンドウは花の先が黒くなりだし、オヤマリンドウの花は茶色に変色し、夏の花は終盤です。トリカブトは盛りで、樹林帯の至る所に咲いていました。
        ・最後の花が残っていたオオビランジ
               
        ・ヤマハハコ
               
        ・頂上したの草に隠れて一輪だけ咲いていたタカネナデシコ
               
        ・トウヤクリンドウ
               
        ・ウメバチソウ
               
        ・今花盛りのトリカブト
               

八ヶ岳(赤岳-横岳-硫黄岳・2日目)

2011-09-12 22:05:30 | 八ヶ岳
 2日目の9月11日(日)の天気は、前日にも増して良く晴れわたり、富士山、北アルプスの槍ヶ岳も望めるなど、最高の眺望に恵まれ、素晴らしい山行となりました。
 赤岳展望荘からは、若干スリリングな縦走を楽しみながら、横岳、硫黄岳を経由し、赤岳鉱泉で美味しいカレーをいただき、北沢ルートで下山しました。
 美濃戸口~美濃戸間は砂利道で、バンパー下を何回か擦りましたので、乗用車でのアプローチには注意が必要です。
【行程】5時間50分
  6:45赤岳展望荘-8:10横岳-9:35硫黄岳-11:15赤岳鉱泉(昼食~11:40)-13:40美濃戸
【赤岳展望層~横岳】
 ・日の出前の赤岳と雲海から顔を出す富士山
  
 ・赤岳展望荘からの御来光
  
 ・日ノ岳
  
 ・日ノ岳からの赤岳
  
 ・大権現からの赤岳・中岳・阿弥陀岳
  
 ・大権現越しの富士山
  
 ・奥ノ院のハイカー
  
 ・奥ノ院
  
 ・奥ノ院からの硫黄岳・蓼科山方面
  
【硫黄岳~赤岳鉱泉】
 ・硫黄岳の爆裂
  
 ・硫黄岳頂上
  
 ・硫黄岳からの昨日から歩いてきた横岳・赤岳・中岳方面
  
 ・赤岳鉱泉