今週見られた屋久島白谷雲水峡の風景をご紹介いたします。春らしくなってきた屋久島の景色を楽しんでいただけると幸いです。
![白谷雲水峡までの道路](https://static.wixstatic.com/media/b56965_b11818a65b9e4c30879ffb3dffdb92d3~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_491,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_b11818a65b9e4c30879ffb3dffdb92d3~mv2.webp)
標高600mの白谷雲水峡に向かう際のワインディングロード。屋久島の宮之浦集落を見下ろすことができます。
![サツマイナモリの花、白谷雲水峡](https://static.wixstatic.com/media/b56965_aee9a0ac94094d4199751e7eb306e2b4~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_491,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_aee9a0ac94094d4199751e7eb306e2b4~mv2.webp)
サツマイナモリの花が水辺に群生していました。
![桜色の花、サクラツツジ屋久島白谷雲水峡](https://static.wixstatic.com/media/b56965_72c8ad9738d54e7983653dddd2967f73~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_491,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_72c8ad9738d54e7983653dddd2967f73~mv2.webp)
屋久島を代表する花、サクラツツジ。
本来はもう少しあとの時期に咲き始めるのですが、日当たりの良いところではすでに咲き始めています。
![屋久島の固有種ヤクシマオナガカエデ](https://static.wixstatic.com/media/b56965_08db83bf9bab4b33b7cf9b2b3136ca1d~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_491,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_08db83bf9bab4b33b7cf9b2b3136ca1d~mv2.webp)
こちらは屋久島のカエデ、ヤクシマオナガカエデ。屋久島の固有種です。
新芽はまだ赤く、時間とともに緑色になってきます。
![マムシグサ、白谷雲水峡にて](https://static.wixstatic.com/media/b56965_566711e4905b4a039cbd4f4bfb0d2267~mv2.jpg/v1/fill/w_360,h_542,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_566711e4905b4a039cbd4f4bfb0d2267~mv2.webp)
ニョキニョキとタケノコのように伸びてきている植物はマムシグサ。
茎の模様が蛇のマムシを連想させるところからきています。
![マムシグサの新芽](https://static.wixstatic.com/media/b56965_6634b409a43b4908aad901386327807c~mv2.jpg/v1/fill/w_360,h_542,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_6634b409a43b4908aad901386327807c~mv2.webp)
茎の皮?の部分からきれいに畳まれた花と葉っぱが少しづつ展開していきます。
![マムシグサの果実、白谷雲水峡](https://static.wixstatic.com/media/b56965_203abdf812c746cbb0c285347dbaf459~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_491,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_203abdf812c746cbb0c285347dbaf459~mv2.webp)
そして、赤い独特な果実をつけて枯れていきます。こちらは冬に見られた果実が残っていました。
マムシグサのライフサイクルをいっぺんに見ることができるのは今の季節だけです。
![ヤクシマキイチゴ、屋久島の固有種](https://static.wixstatic.com/media/b56965_d4b688c1f1844abea2a7c4a61284a9dd~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_491,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_d4b688c1f1844abea2a7c4a61284a9dd~mv2.webp)
ヤクシマキイチゴ、屋久島の固有種
白いイチゴの花も咲いていました。
![白谷雲水峡のコケの世界](https://static.wixstatic.com/media/b56965_31b3887de5644f3191bee7e1942a1743~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_493,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_31b3887de5644f3191bee7e1942a1743~mv2.webp)
白谷雲水峡は名のない場所でもコケが広がっています。
![苔むす森、白谷雲水峡](https://static.wixstatic.com/media/b56965_1982dc66671a48a6b0dc32f21139fa0c~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_493,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_1982dc66671a48a6b0dc32f21139fa0c~mv2.webp)
こちらは有名な苔むす森。岩の上にもコケが広がっています。
![オオゴカヨウオウレン、屋久島の固有種](https://static.wixstatic.com/media/b56965_8e345b7f0f084586b973a95ed83cbb27~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_493,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_8e345b7f0f084586b973a95ed83cbb27~mv2.webp)
そして今、一番目を引く花はオオゴカヨウオウレン。
![白い妖精、オオゴカヨウオウレン](https://static.wixstatic.com/media/b56965_10c4cc9281c64f91b5e2e323bdd58215~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_493,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_10c4cc9281c64f91b5e2e323bdd58215~mv2.webp)
コケの上などに生えています。あまり大きくはないので気づかない人もいるかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c0/b0384d1540a09a2d1777ef78507bfecd.jpg)
屋久島の春を告げる花なのでこの花を見るとうれしくなってきます。
![太鼓岩、白谷雲水峡](https://static.wixstatic.com/media/b56965_699bef7fd6f944cf9189c0ddb2ece50e~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_493,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_699bef7fd6f944cf9189c0ddb2ece50e~mv2.webp)
太鼓岩に到着。この日は天気がもってくれて屋久島で一番高い山・宮之浦岳を拝むことができました。
![太鼓岩より宮之浦岳を望む](https://static.wixstatic.com/media/b56965_f74377c8ac9544d4bb05ee4d053ed0de~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_493,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_f74377c8ac9544d4bb05ee4d053ed0de~mv2.webp)
太鼓岩より奥岳を望む
島とは思えない山の深さと山の多さです。
![木漏れ日、白谷雲水峡](https://static.wixstatic.com/media/b56965_50c86966a87841eebaaf9e296d2ce8a5~mv2.jpg/v1/fill/w_360,h_540,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_50c86966a87841eebaaf9e296d2ce8a5~mv2.webp)
森の中に日が差し込んでくると本当に綺麗です。写真で写しとるのはなかなか難しい。
![コケに覆われた七本杉、白谷雲水峡](https://static.wixstatic.com/media/b56965_adb49986045c45a09d7b3eadf3a46d89~mv2.jpg/v1/fill/w_740,h_493,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01/b56965_adb49986045c45a09d7b3eadf3a46d89~mv2.webp)
コケに覆われた七本杉、白谷雲水峡
例年より観光客が少ない屋久島。森の中に入れば新鮮な空気と人も少ないので快適なトレッキングを楽しむことができます。
屋久島までの交通機関には十分注意が必要かと思いますが、この機会に自然が多く、人の少ない屋久島に来ていただくのも良いかもしれませんね。