屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

朝焼けの縄文杉に感激!【一泊二日縄文杉ガイドツアー】

2018年11月11日 | 屋久島1泊2日縄文杉ツアー

東京から来られたSさん親子と一泊二日の縄文杉キャンプツアーに行ってきました。 親子でこのように山登りができるなんて素敵です。

さて、スタートしてすぐの森林軌道のトンネル。異次元の世界への入り口のようです。今回は何が見られるでしょうか?

高いところが苦手というSさんですが、このような鉄橋を何本も渡ってきました。

休憩で河原におりてみるとこのようなモノを発見!誰がやったのかロックバランシングと呼ばれる遊びです。

色付けたような川の色。もちろん本当は無色透明です。何か生き物はいるかな? 

どのような写真かわかりますか?木の洞から見上げたアングルです。

こちらは屋久島最大級の切り株・ウィルソン株。ハートの形が有名な観光スポットです。

足元ばかりみて歩いていますが、時には見上げてみると素敵な景色に出会えたりもします。

左のナナカマドが紅葉し始めています。寒いところの樹木に思われますが屋久島が南限です。

たくさん屋久杉に触って生命のパワーをもらって帰ってください。

そして縄文杉に到着。今回は横からのアングル。長い年月を過ごしてきた凄みを感じます。

そして日が暮れて翌日の朝。日が昇り始めると・・・

周りの森が赤く染まり始めます。 

もちろん縄文杉も赤く染まり、なんとも荘厳な姿を見ることができます。この一瞬だけで登山の苦労が報われます。これだから辛いはずの山登りが止められません。笑  

下りの途中、葉の隙間からは屋久島の最高峰宮之浦岳と翁岳を眺めることができました。 

 トロッコ道の下りてくるとギャーギャーの鳴き声とともにヤクシマザルのお出迎えです。

このような河原で昼食を食べて二日目は白谷雲水峡へと向かいます。(体力のある方向けのコースですので体力が心配な方はそのまま荒川登山口へ下山することをおすすめします。)

太鼓岩からの眺め。岩の端まで行っている人がいましたが、見ている方が怖いです。

そして苔むした風景を堪能しながら下山してきました。

苔むす渓谷。

写真が好きなお父様。よい写真が撮れたかな。ご年齢は67歳ですがよく頑張っていただきました。ちなみに普段マラソンなどをしているそうです。 

最後は木漏れ日が差したり、二日間ともに晴天に恵まれ美しい森の中を歩くことができました。

Sさん達、屋久島自然学校の一泊二日の縄文杉キャンプツアーにご参加いただきありがとうございました。

まだ、ほかにも見どころはいっぱいありますのでまたお越しくださいね。

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早朝の光芒が最高!【一泊二日屋久島縄文杉キャンプツアー】

2018年10月30日 | 屋久島1泊2日縄文杉ツアー

北海道から来られたOさん、Nさん、Mさんと一泊二日の縄文杉キャンプツアーに行ってきました。

河原に下りて大きな岩にてポージング。戦隊ヒーローみたいで格好いいですよ。

一泊二日だからこそ時間に余裕があるのでこのようなことができます。

鉄橋の下に降りてみると透明な川と大きな岩がゴロゴロ転がっています。

このようなトロッコ道を歩いていきます。「線路は続くよどこまでも・・・」

途中、珍しくトロッコが脱線していました。職員の方が大勢上がってきて直したようです。ご苦労様です。 

こちらは屋久杉の洞から見上げた写真。何人も中に入ることができる大きさがあります。

トロッコ道の途中、木々の切れ間から見える景色。遠くには屋久島で4番目に高い山、翁岳が見えています。 

屋久杉に抱きついていただくと大きさがよく分かります。

屋久島は紅葉する樹木が少ないのですが、こちらはコハウチワカエデ。見ごろを迎えています。

そして縄文杉に到着。昼間の騒然とした光景がうそのような夕方の静かな時間。他にもう一人登山者がいましたがほぼ貸し切りです。

ゆっくりと縄文杉と向き合うことができるのが泊りの利点。じわ~と感じるものが出てきます。

テントや小屋に泊まるのは快適ではありませんが・・・

翌朝の光芒の差した景色を見ると疲れが飛んでいきます。早朝のこのような清々しい時間は神秘的。

昨日と同じ道を下りていきますが、何度見ても写真を撮ってしまうような景色があります。

コハウチワカエデの落ち葉。秋を感じたり。

大きな屋久杉の倒木の節目(丸い穴)から顔を出しています。 いろいろな形の植物をみることができます。

こちらは訪れる人がほとんどいない秘密の大きな屋久杉。今回お気に入りの一枚です。

一泊二日縄文杉キャンプツアー荒川登山口コースを選んだ方のみ行くことができます。) 

トロッコ道に降りるとオスのヤクシカが出迎えてくれました。

警戒心が少ないのでじっくり観察。シカの後をついていくとヤクシマザルの群れにも出会うことができました。(写真がないのが残念です。)

天候にも恵まれ、稀な景色にも出会うことができた二日間でした。

北海道からは遠い屋久島ですがまた遊びに来てくださいね。

私も北海道の山を登りにいつか訪れたいと思います。

屋久島一泊二日縄文杉キャンプツアーにご参加いただきありがとうございました。

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桜に新緑、心ときめく春の景色【屋久島縄文杉キャンプツアー】

2017年04月16日 | 屋久島1泊2日縄文杉ツアー

神奈川県から来られたUさんと一泊二日の縄文杉キャンプツアーに行ってきました。

歩きはじめてわずか5分。水の島、屋久島では至る所で水が湧き出ています。

近くで見てみると苔がしっとりと輝いています。

山の中の集落跡地の小杉谷小中学校の校門には学校らしく桜が咲いていました。

下から見上げると青空と桜、新緑がとても綺麗です。

苔に落ちた桜の花びら。春ですね。

今年は縄文杉が発見されて50年。記念イベントとして小杉谷に昔の写真(林業風景や生活風景など)が展示されています。

コースとして時間に余裕がない人がほとんどだと思いますが、ゆっくり見てみても面白いかもしれません。

こちらは桜ではなくて、桜色の花サクラツツジ。春になって花が多く見られるようになってきました。

こんなに綺麗なエメラルドグリーンの河原で一休み。

何も語らずゆっくりするだけでもとても気持ちが良い所です。

トロッコ道の途中でヤマザクラを下から見上げた風景。

今回は本当に天候が良く、青空や新緑、木漏れ日のきらめきなど心をときめく景色にいっぱい出会うことができました。

河原に下りてせせらぎの音を聞きながら食事中。

ウィルソン株の中からハートの穴を眺めています。切り株とは思えない大きさです。

ほとんどの人が気づかない所でひっそりと咲くツクシショウジョウバカマ。

大きな屋久杉をいくつも見ることができるのが縄文杉コースの特長です。

たくさんありすぎてこちらは名前のない屋久杉(通称、子宝杉、触り杉、飲み杉色々ありますが・・・)。

縄文杉に到着。人がほとんどいないのでゆっくりと縄文杉と向き合うことができます。

こちらは最近できた展望デッキから縄文杉の横顔を眺めています。

写真ではなかなか伝わりきれませんが大きいです。

この日は天気が良いのでテント泊にしました。

周りには屋久杉が立ち並ぶ贅沢な景観です。

夜明け。朝日を浴びる縄文杉をみるために展望デッキに向かいます。

朝日を浴びる縄文杉。早朝の荘厳な時間を楽しみました。

目の前を通り過ぎるヤクシマザル。

大人しく、あまり警戒していないので観察しやすいお猿さん達です。

最後は、河原に下りてまったりとした時間を過ごしました。広大な景色に圧倒されます。

晴れ男、女のUさん達。二日間ともまれにない快晴に恵まれました。

サクラ、新緑、清流、春の花、色々な春の素晴らしい景色を堪能することができましたね。

Uさん屋久島縄文杉キャンプツアーにご参加いただきありがとうございます。

 

 

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スケールの大きな屋久島の自然を満喫!【一泊二日屋久島縄文杉キャンプツアー】

2016年10月15日 | 屋久島1泊2日縄文杉ツアー

東京から来られたSさん、Oさんと一泊二日の縄文杉キャンプツアーに行ってきました。

この日は、白谷谷雲水峡を超えて縄文杉へ。ちょっとハードなコースですが、元気なsさん達でした。

途中、ガネーシャのような?倒木or切り株を発見!

今度はキノコ。秋らしくキノコがよく見られます。

この日の夕食はキムチ鍋なので持って行きたくなりましたが・・・

苔むす森に到着。辺り一面緑の世界。少し早い時間なので人も少なくゆっくり見ることができました。

何か肩に乗っていますよ。

太鼓岩に到着。この日の天気は曇り後雨。霧がかかって上半分は見えませんでしたが、それでも十分怖いぐらいの高度感を味わいました。

高い所が大丈夫なoさんはどんどん前に進みます。結構な斜面で見ている方が怖いです。

辻の岩屋で記念撮影。屋久島の森のなかでは大きな岩が所々で見られます。

少し増水していましたが、とてもきれいな川。

ウィルソン株に到着。この後は雨が降り出したので明日に写真は持ち越しました。

晴れると良いなあ~。

翌日、雨が止んで明るい縄文杉とご対面です。

昨日とは印象の異なる縄文杉に出会えるのも泊まりの特権ですね。

縄文杉の後ろにある通称メデューサ杉。

大きな屋久杉に抱きついてパワーをもらって帰りましょう!

カラフルな実が見立ちますが、こちらはマムシグサ。有毒植物です。

数㎝の小さなカエルが木肌に隠れていました。可愛い!?

この日は天気が良かったので川に降りてお昼ごはんを食べました。

sさんは、はしゃぎ過ぎて?濡れてしまいましたがそれも思い出ですね。

途中、蛇(ヤマカガシ?)を発見! 大体は逃げていきますので安心です。

エメラルドグリーンの河原に降りて記念撮影。あまりの綺麗さに目を奪われてしまいますよ。

ゴロゴロ大きな岩が転がっている河原にも降りて最後の休憩。スケールの大きな屋久島の自然に圧倒されます。

最後は手すりのない鉄橋を渡り。

トンネルを通ってゴール!

思っていたよりも雨も降らず、屋久島の自然を満喫していただいた二日間でした。

sさん、oさん、また屋久島に遊びに来てくださいね。

屋久島縄文杉キャンプツアーにご参加いただきありがとうございました。

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夕方と早朝の光芒を楽しみました!【一泊二日屋久島縄文杉キャンプツアー】

2016年09月03日 | 屋久島1泊2日縄文杉ツアー

東北から来られたOさん、Sさん、Nさんと一泊二日の縄文杉キャンプツアーに行ってきました。

前日は半日カヌーツアーを楽しみ、本日はいよいよ山登りです。

最初は平坦なトロッコ道を歩いていきますが、写真のように手すりのない怖い鉄橋もあります。

線路沿いには青白いサワガニがいました。雨の後にはよく現れてくれます。

写真の中央付近に蛇のしっぽだけ写っています。日向ぼっこしていたヤマカガシが私たちの足音に気づいて逃げて行きました。

蛇が苦手な人も多いと思いますが、大概はこちらの存在に気づいて逃げていきますので、あまり心配はいりません。

ニホントカゲも現れてくれました。つぶらな瞳がかわいい?と思うのは私だけでしょうか。

色々な生き物と出会うことは楽しいことです。

歩き始めて1時間、河原で休憩です。スケールの大きな風景を楽しめます。

寝転がったり。一泊だとこのような事ができるのが楽しいです。

岩の上でポージング。二人共息があってますよ。

線路が終わり、山道を少し登るとウィルソン株。切り株の中とは思えない大きさです。

屋久島の貴婦人と称されるヒメシャラの樹。雨で木肌が濡れると色艶がましてとても綺麗です。

樹齢3000年ほどの大王杉。写真では伝わりきりません。実物を見に来て下さい。

名のない屋久杉でもこんなに大きいですよ。屋久杉パワーを貰って頑張りましょう!

木のトンネルを通りぬけ。

根っこだらけの道を歩いて行くと。

ようやく縄文杉に到着! 頑張りましたお疲れ様です。

人が少ないのでほぼ貸切で縄文杉と対面することができます。

この日は小屋がいっぱいでテント泊となりましたが、夕暮れの景色の変化はとても美しいです。

こちらは夕方の光芒。

こちらは早朝の光芒。朝は眠たいですが、気持ちの良い時間帯です。

大きな屋久杉の大木だけではなく、小さなものにも目を配るといろいろな物を発見したりします。

その中でも苔の雫は宝石のようです。

3日間、Oさん、Sさん、Nさん屋久島自然学校のガイドツアーにご参加いただきありがとうございました。

また機会がありましたら遊びに来てくださいね。

屋久島自然学校の一泊二日縄文杉キャンプツアーはこちら。

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