屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

巨木との出会い 【屋久杉ランドガイドツアー】

2016年06月26日 | 屋久島ヤクスギランドツアー

広島県から来られたHさんと一日目は白谷雲水峡、二日目は屋久杉ランドに行ってきました。

縄文杉コースは、体力的に厳しそうだと言うことで屋久島の森をたっぷり堪能できる2つのコースを選択です。

今日は屋久杉ランド。

歩き始めから美しい森ですが、30分で壮大な渓谷のお出迎えです。

吊橋の上からは、豊富に流れる清流を見下ろすことができます。

こちらはひげ長老という面白い名前の屋久杉。2000年に名前を一般公募してつけられました。

こちらは大きな切り株の中から見上げた景色。陽光に照らされた葉っぱが美しいです。

推定樹齢2600年の母子杉。屋久杉ランドは色々な屋久杉を見ることができます。

一本一本の屋久杉に個性があって面白いです。

途中、こんな写真をとって遊んだり、木に宿る精霊コダマ・・・映画もののけ姫を見た人は分かりますよね?

河原に降りて休憩なんかもしました。時間に余裕があるコースなのでゆっくりできるのが良い所です。

周りには小さな滝が流れていたり。

サツキの花が咲いていたり。一ヶ月以上咲いているようで花期が長いです。

このような景色の所でどこを見ても絵になる場所です。

仏陀杉を撮影中。ゴツゴツ木肌と穴が空いた姿に風格が漂っています。

屋久杉ランドの出口からは、高さ40mほどの天柱石を見ることもできました。

これで終了ではなく、車で紀元杉に向かいます。途中、ヤクシマザルが現れてくれました。

こちらを気にせず、毛づくろいをしています。手になにかついているのかな?

推定樹齢3000年の紀元杉。簡単に見える最大級の屋久杉です。

人が入ると大きさがよく分かるかもしれません。

Hさん、二日間ツアーにご参加いただきましてありがとうございました。

広島は近い?ほうですからまた来てくださいね。お待ちしております。

 

屋久島自然学校の屋久杉ランドガイドツアーはこちら

 

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言葉が通じる楽しさ、香港からのお客様 【屋久島縄文杉キャンプツアー】

2016年06月17日 | 屋久島ガイドツアー

日本大好きな香港からお越しのSさん夫妻と縄文杉のキャンプツアーに行ってきました。

前日は警報が出るほどの大雨でしたが、この日は運が良く、梅雨の中休み。

一日目は晴れ、二日目は曇のち一時雨と天候に恵まれた二日間でした。

この日は、白谷雲水峡を通り抜けて縄文杉を目指し、次の日は荒川登山口に降りていきます。

増水気味の白谷雲水峡の沢を渡って行きます。前日は大雨のため、ツアーも中止なり、渡ることができなかった場所です。

写真好きで陽気なSさん達、写真の度にポーズをとってくれます。

ピースサインは万国共通?みたいですね。確かピース、平和運動、反戦運動?からはじまったような記憶があるのですが・・・

雨の後なのでカエルも現れてくれました。アカガエルの仲間。葉っぱや土の上にいると気づきません。

太鼓岩にて記念撮影。上の方は霧がかかって見えませんでしたが屋久島らしい光景です。

河原でお昼ごはん。周りには白いエゴノキの花が落ちていました。

こちらはウィルソン株。

見上げると周りには数百年の立派な屋久杉が立ち並んでいます。

こちらは、ウィルソン株の中。ハートの形が撮れているかな・・・。

泊まりなので他の人も居ず、ゆっくりと撮影することができました。

宿泊先高塚小屋周辺の幻想的な景色。赤茶色のヒメシャラの木が美しいです。

そのうち日が暮れてマジックアワーの一時。

木の隙間からは月が見えていました。

翌日、朝の風景。木漏れ日が射し、鳥がさえずる・・・このようなさわやかな時間が大好きです。

朝の縄文杉。前日は霧がかかってはっきり見えなかったのですが、この日はバッチリです。

Sさん、Oさん遠い所からご参加いただきありがとうございました。

この二日間は、日本語、英語、筆談などを駆使し、言葉が通じる楽しさを味わうことができました。

私も機会がありましたら、長崎、函館の夜景よりきれいな香港を訪れたいと思います。

多谢(ドーツェ)

 

屋久島自然学校の縄文杉キャンプツアー、ガイドツアーはこちら

 

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ウィルソン株には鳥の巣が 【屋久島縄文杉キャンプツアー】

2016年06月11日 | 屋久島ガイドツアー

愛知県から来られたHさん、Kさんと縄文杉のキャンプツアーへ行ってきました。

梅雨入りしているにもかかわらず晴天に恵まれた二日間でした。

出発前の荒川登山口。いきなりトロッコが出動です。いまでもトイレの掃除、屎尿の運搬などに使用されています。

毎日走る訳ではないので、運が良いです。

登山道のある所には食中植物モンセンゴケが繁茂していました。

大きなアリが粘着性のある葉っぱの上を歩いていますが、小さなアリらしきものは捕まっていました。

手すりのない怖い橋を渡って行きます。高いところが苦手な人はドキドキ、好きな人は、ワクワク。

最初の河原でこんな大きな岩に乗っかったり、

寝転がったりしていると、初めての人影が・・・

なんとHさん、Kさんの知り合いでした。屋久島に来ることは知っていたそうですが、最初に出会うとは奇遇です。

せっかくなので知り合いの方と橋の上で記念撮影。

トロッコ道の脇には、よく見ると小さな花が咲いていたりします。こちらはヒメコナスビ。

またまた、河原での休憩風景。このようなまったりとした時間が好きです。

白い糸のような花、チャボシライトソウ。

ウィルソン株の中には、鳥の巣が。人の出入りが多い場所なのですが雨に打たれるよりいいのかな。

小さな茶色の鳥ミソサザイの巣だと思われます。

近くには去年?のものだと思われる同じような鳥の巣が落ちていました。よく見ると小さな鳥の羽根が残っています。

登山道でよく見られる木肌のきれいなヒメシャラの木。

時には大きな屋久杉に触ったり抱きついたり。

縄文杉に到着。貸し切りなのでゆっくりと縄文杉と向き合うことが出来ます。

もっと近くでみると縄文杉はこんな感じ。歴史を感じさせる木肌です。

宿泊先の高塚小屋では、一株だけですがヤクシマシャクナゲが咲いていました。

ピークが過ぎてしまったので少し花が傷んでいます。背景には屋久杉。

夕食の時間には、ヤクシカが現れてくれました。その距離1m程、近すぎです。

食べ物の匂いにつられて近づいて来てしまいます。

だんだん日が暮れてきて、周りが赤く染まっていきます。

木の隙間からは、夕日を見ることができました。

Hさん、Kさん縄文杉のキャンプツアーにご参加いただきましてありがとうございました。

 

屋久島自然学校の一泊二日縄文杉キャンプツアーはこちら。

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ヤクシマシャクナゲの花は赤から白へ 【屋久島登山情報2016/6/6】

2016年06月08日 | 屋久島ガイドツアー

先日(6月6日)、屋久島の最高峰でもあり九州の最高峰でもある宮之浦岳登山に行ってきました。

この時期は、屋久島の町花ヤクシマシャクナゲが開花しているのでとても楽しみです。

この日の天気予報は曇り、少し霧がかった景色です。

小花之江河では、遠くに高盤岳のトーフ岩がかろうじで見えていました。

その15分後、日本最南端の高層湿原、花之江河では真っ白、何も見えませんが・・・

さらに30分後には青空が見えていました。山の天気、特に屋久島の天気はコロコロ変わります。

こちらは展望が広がって眺めの良い投石平からの景色です。

天気が良すぎて日差しが強く、暑い・・・と贅沢な愚痴をこぼしてしまいました。

これからはヤクシマシャクナゲが多く見られる登山道です。

写真の下の方に写っている白い花がヤクシマシャクナゲ。

思いの外、たくさんのヤクシマシャクナゲが咲いていましたがどれもピークを過ぎて花の色が白く変わっていました。

もちろん、これから咲くであろう赤い蕾も見られましたが、多くはなさそうです。

稜線付近は花崗岩の巨岩がごろごろ転がっていていつ見ても圧巻の景色です。

時々、空を見上げると青空と雲の模様がとても綺麗でした。

このような時でも里の方に電話をすると、今にも雨が降りそうな程曇っていたようです。

暑さにバテながらも1936m宮之浦岳山頂に到着。正面には屋久島第二峰の永田岳。

斜面にはポツポツ、ヤクシマシャクナゲの花が咲いていました。

山頂付近でお弁当を食べながら周りを見てみると黄色いスミレ、キバナノコマノツメが咲いていました。

1cmにも満たない程の小さな花で気づかなないで踏んでしまいそうです。

ヤクシマシャクナゲのピークは過ぎていましたが、厳しい環境を乗り越え花を咲かせる高山植物に励まされた登山でした。

 

 

 

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水遊びも出来た世界遺産の森 【屋久島西部林道エコツアー】

2016年06月04日 | 屋久島ガイドツアー

兵庫県から来られたNさんご家族と世界遺産の森を歩く、西部林道ツアーに行っていきました。

まずは西部林道に向かう途中にある大川の滝に寄り道。

日本の滝百選に選ばれた見応えのある落差88mの滝です。

左下に小さく人が写っているのが分かりますか?この滝の大きさが想像できるのではないかと思います。

お父さんのTさんと8歳のK君、仲良くお揃いのTシャツを来て、同じように写真を撮っています。

お母さんのMさん。水しぶきをあびて気持ちよさそうです。

マイナスイオンがいっぱい・・・いっぱい過ぎます。

空を見上げると日差しが射して、朝のさわやかな時間でした。

展望ポイント、立神岩にて撮影。K君、カメラの操作に慣れていて名カメラマンのよう将来が楽しみです。

いよいよ世界自然遺産の森の中に入って行きます。

亜熱帯性の植物、ガジュマルの大木にて親子で記念撮影。

今回は、下は2歳、上は71歳の3世代の家族旅行でした。

初めてとは言っていましたが、幸せなことですね。私も親孝行したくなってきました・・・。

西部林道は、屋久杉の森とは違ったジャングルチックな森です。

その為、至るところでつる植物が見られこのように人が乗っても大丈夫なぐらい太いつるも。

展望の良い大岩にて。写真ではなかなか伝わりませんが怖いところです。

正面には海が広がり、後ろには世界自然遺産の照葉樹林の森が広がっていてとても眺めの良い場所です。

まだ本格的に泳ぐのは早いですが、水遊びもしました。

準備の良いNさんは水鉄砲を持参、水を掛けあって遊んでいました。私も買おうかな・・・

帰り道も少しだけ、寄り道。まるで牢屋のようなガジュマルの根っこ。K君囚われの身です。

洞窟のような岩穴を覗き込んで、通り抜けることもできます。

途中、沢で休憩などもしました。綺麗な水過ぎて写真を撮らずにはいられません。

ちなみにこの日は天候が良く、K君曰く、鹿や猿を30回ぐらい見ることができました。

数が多すぎで測定不可能です。多分、Nさん達にとっては一生分見てしまったかもしれません。

Nさん、また子供たちが大きくなったら屋久島に遊びに来てください。お待ちしております。

 

屋久島自然学校の屋久島西部林道ガイドツアーはこちら

 

 

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