屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

研修旅行 「白神山地」の周辺

2013年06月29日 | 白神山地
白神山地の周辺も幾つか観光してきました。
まずは、白神山地の麓に広がる津軽国定公園の十二湖。
33の湖沼からなるブナの森で気軽に散策することができます。
整備された道なので、年配の方もたくさんいました。
紅葉の時にもう一度訪ねてみたい場所です。

R0011277_571
青池(十二湖を代表する群青色の池)

R0011310_179
落口の池(一番お気に入りの池)

次は、青森県下の名瀑「くろくまの滝」。高さ85m、幅15m。
う~ごめんなさい、いまひとつでした。
滝の大きさは申し分ないのですが、堪能できる場所ではありませんでした。
個人的には、お茶でも飲みながらマイナスイオンを浴びてゆっくりしたいところです。
ちなみに屋久島の大川の滝は落差88mで、一押しの場所ですよ。
飛沫を浴びながら、お弁当を食べたりもできます。

R0011090


最後に巨木の紹介です。
国指定天然記念物「垂乳根(たらちね)のイチョウ」。
気根(空気中に出した根っこ)が乳が垂れているように見えるのでたらちねと呼ばれています。
食料の乏しい時代、母乳不足で困っている女性に乳を授けるありがたい樹として崇められていたようです。
なかなかすごい大木なのですが、あまり知られていないのか他の観光客はゼロでした。

樹齢1000年以上。高さ31m、幹周り22m!
ちなみに縄文杉の幹周り16.4mより太いです。
ただ、成立ちが違うので一概には比較できません。

巨木に興味のある方は、鹿児島県「蒲生の大クス」もおすすめです。
樹齢約1,500年、幹周り24.22m、高さ約30m。

世界だけではなく、全国各地にもまだまだ巨木があります。
私も、巨木を訪ね歩きたいですが、時間とお金が・・・。

R0011226



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優しさを肌で感じた八甲田山

2013年06月29日 | 日本の名山
2013年6月29日。
明治35年青森歩兵連隊の雪中行軍の遭難で有名な八甲田山に登ってきました。
(興味のある方は、高倉健主演の八甲田山を見てください。冬山に登るのが怖くなります。笑)
新緑が美しく、高山植物も見ることができてパンフレットの言葉を借りると
「自然の厳しさと優しさを肌で感じられる場所、八甲田」の優しさを肌で感じて来ました。
冬には積雪が数メートルにもなり、モンスターのような樹氷が見れます。
今度は自然の厳しさを感じるために季節を変えて、また訪れてみたいものです。

ちなみに八甲田山とはいくつかの山の総称で、八つの山と所々に湿地(田)が多いので
八甲田と名づけられたそうです。

R0011417

R0011422


R0011396


R0011416


R0011424


R0011412


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しい津軽富士~岩木山

2013年06月28日 | 日本の名山
2013年6月28日。
青森県で一番高い山(1625m)岩木山に登ってきました。
「津軽富士」と人々に親しまれている形の美しい独立峰の山です。
今回は時間がなかったので、一番手軽な津軽岩木スカイラインを利用。
車で「天空へと続く69のカーブ」と称される道を通ってあっという間に8合目に到着しました。
周りは真っ白、気温は低くなり、別世界です。
ここからリフトを使うと山頂までは、40分程なのですがせっかくなので林を歩きながら
山頂を目指すことにしました。
その甲斐あって、いくつかの高山植物を見ることができ、山岳特有の景観を楽しむことができました。
山頂は真っ白で何も見えませんでしたが、天気のよい日はすばらしい展望が
広がることはまちがいありません。
津軽半島だけでなく、北海道も見渡せるようです。見たいなあ~。
今度は麓から歩いて、植生の変化を楽しみながら登りたいと思います。
整備された登り易い山でした。

Photo

Photo_2

Photo_3

R0011173

R0011183
R0011177


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

研修旅行 「白神山地」

2013年06月27日 | 白神山地
研修旅行で白神山地に行ってきました。
屋久島と時を同じくして世界自然遺産になった場所です。

白神山地の特徴は、ブナの自然林が大規模で残っていることによる豊かな生態系です。
マザーツリーと呼ばれる樹齢400年程のブナの巨木もすごかったですが、
新緑の明るくさわやかな落葉広葉樹の森がとてもきれいでした。
普段、屋久島の常緑広葉樹の森を見慣れているので、新鮮に感じたのかも知れません。
屋久島とは、まるで森の雰囲気が異なっています。

縦に細長い日本。色々な自然があっておもしろいですね。
皆さんも自分の知っている森と屋久島の森を比べてみてください。

マザーツリー(樹齢400年、樹高30m、直径148cm、幹周り465cm)
R0011008_180R0011009_181

R0011029R0011130_182


R0011142_2
R0011115_2


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界遺産になる前の小笠原 1999年6月

2013年06月18日 | 小笠原
世界遺産になる前の小笠原の紹介です。
1999年6月18日~22日。6月は台風が少なく天候が安定しているのでベストシーズンでした。
25時間の船旅を経て、まるで外国に来たような気分。
アメリカから返還されたのは、1968年の6月です。

Photo_4
大洋島(過去に大陸と地続きになったことがない島)なので、独自の植物や生物を鑑賞しました。
ほぼ一番高い中央山(318m)からの展望。遠くに見える島は兄島。

Photo_5
南島にも上陸しました。ここは紅の豚のアジトのモデルになった場所です。
一日の上陸人数の制限を設けれていて、上陸するときは移入種が入りこまないように靴の裏をブラッシングしたのを思い出します。
残念なのは当時まだ写真に凝って無かったのであまり写真がありません。
もう一度訪れたい場所です。

Photo_10

Photo_11
アオウミガメの足跡。(南島) 父島では、初寝浦や南島で多く見られます。
屋久島でもウミガメが見られますが、アカウミガメのほうが多いです。

Photo_13
鮫池と呼ばれ場所がありますが、小さなサメやエイがいっぱいいました。
シュノーケリングもしましたが・・・

Photo_14
ドルフィンスイム!イルカといっしょに泳ぎました。
船でイルカの通り道に先回りして、海にドボン。水中に目を凝らし、イルカが来るのを待ち受けて一緒に泳ぎます。
小笠原で一番楽しかった体験です。

幾分前のことなので記述に間違いがあるかもしれません。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする