屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

冬でも緑の世界 【屋久島白谷雲水峡ガイドツアー】

2016年12月28日 | 屋久島ガイドツアー

神奈川県から来られたMさんと白谷雲水峡の半日ツアーに行ってきました。

12時45分安房港到着後のツアー開始です。

旅行の初日や最終日の空いた時間にもこのようにツアーに参加することも可能です。

白谷雲水峡に到着して、歩いて10分程。こちらは落差20mほどの飛流落としの滝。

屋久島は急峻な山を持ち、雨が多いのでとても滝が多いです。

写真好きのMさん、いろいろな景色を写真に収めていきます。

こちらは苔むした渓谷。最近では子役の鈴木福が訪れた際にここで水を飲んでいました。

屋久島の水は本当にとてもきれいです。飲んでもおいしいですよ。

こんな感じのところを写真に撮っていました。

もちろん、苔だけでなく大きな屋久杉を見ることもできます。

こちらは推定樹齢1500~2000年ほどの七本杉。

数日前までは大荒れの天気でしたが、この日は快晴。

夕方の優しい木漏れ日がさしこむなかを歩くことができました。

観光名所苔むす森に到着。閑散期なので貸切!静かな森を堪能していただきました。

12月は意外と穴場の季節です。

冬でも緑一色の世界です。写真だけ見たら冬だとは思わないかもしれませんね。

時間があったのでちょっと寄り道をしてみました。

目の前には大きな屋久杉が横たわっています。

こちらは二代大杉です。二代目なので樹齢はそれほどでもないのですが、大きいです。

アクティブで旅好きのMさん、カナダや奄美大島のお話を聞かせていただき私の方が旅に出たくなってしまいました。

今回は屋久島への弾丸ツアーでしたのでまた遊びに来てくださいね。

屋久島自然学校の白谷雲水峡ガイドツアーはこちら

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雪のちポカポカ陽気、ウソのような天気! 【屋久島世界遺産の森あるきツアー】

2016年12月20日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

埼玉県から来られたSさん親子と世界自然遺産の森をあるく西部林道ツアーに行ってきました。

実は一昨日は雪が積もった屋久島ですが、この日はウソのようなポカポカ陽気。最高気温は19度にもなりました。

まずはウミガメの産卵で有名な屋久島いなか浜に寄り道。青い空と海を堪能することができました。

ブラブラしながら貝殻などを探していると・・・

Sさんがカニを発見。その他にもウミガメの卵の欠片を見つけたり、ダツの仲間が波打ち際まで飛び跳ねてきたりといったハプニングもありました。

永田集落からは屋久島第二峰の永田岳を拝むことができました。

雪が積もっっているのですが逆光の為、写真ではよく分かりませんね・・・。

場所を移動して、いざ世界遺産の森の中を歩いていきます。

有名な屋久杉の森ではなく、こちらはジャングルチックな森です。

12月にもかかわらずセミの抜け殻を発見しました。

ガジュマルの根っこの中に入って記念撮影。アウトドア好き?のSさん、親子仲が良くて微笑ましいです。

少し元気のないアサギマダラを発見しました。よく見ると羽にマーキングがしてあります。

実は長距離を移動することで有名で蝶で羽にマーキングすることによってどれ位移動したかを知ることができます。

よく見るとYAKUの横文字が残念ながら屋久島で捕まえられた蝶のようです。

大きなクワズイモの間を通っていったり、岩の穴をくぐり抜けたり、なんだかジャングル探検隊のような気分。

ちなみにシカの楽園なので何十頭のシカと出会いました。シカの住処にお邪魔しています。

 

びっくりするようなつる植物もよく見られ、人が乗っても大丈夫なものの。

 

上を見上げるとクルクル。元々は他の木に巻き付いていたのかもしれません。

色々と想像してみることが楽しかったりもします。

大きな花崗岩が真っ二つに割れています。近づいてみると・・・

R君、ポーズをとってくれました。

展望の良い大岩からの絶景。東シナ海を眺め、背後には世界自然遺産の森が広がっています。

遠くにははっきりと口永良部島が見えていました。R君が持っているのは本物のシカの角。

そういえば今大河で話題の真田幸村の兜にもシカの角が生えています。

ヤクシカだけでなく、ヤクザルも見ることができました。

顔のような木の洞。ローマの真実の口のよう?

無事、車道まで戻ってくるとヤクシマオナガカエデがきれいに紅葉していました。

手にとって光にかざしてみると色が映えて見えます。

車に乗った後も海岸線を走るのでとても眺めが良いです。

こちらは立神岩橋からの景色。この日は遠くにトカラ列島も見ることができました。

おまけで落差88mの大川の滝。屋久島で一番おすすめの滝です。

滝壺の近くまで行くことができるのですごい迫力です。

5日間滞在して屋久島を満喫したSさんですがまだまだ行きたい所があるようでした。

また遊びに来てくださいね。お待ちしております。

屋久島世界遺産の森を歩くツアーはこちら。

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カラフルな冬の実達 【屋久島登山情報】

2016年12月10日 | 屋久島ガイドツアー

今週見られたカラフルな植物の実をご紹介いたします。

冬になり、花を見ることは少なくなりましたがよく見て歩くといろいろなモノを発見することができます。

正月の飾りなどに使われるめでたい植物、センリョウ。これだけ群生していると華やかです。

瑠璃色の実が美しい、ルリミノキ。珍しく花と実が同時に見られる植物です。

赤色だけでなく、オレンジや黄色の実も混ざって見られるボチョウジ。

サネカズラの実。小さな実がたくさん集まって2~3cmほどの大きな果実をつくっています。

登山道に時々落ちているのを発見します。

 まるでサクランボ?のように2つ並んだツルコウジの実。

 そしてよく目立ち圧倒的な存在感のマムシグサ。

おまけとしてこちらはキノコのような実のような植物、ツチトリモチ。上には双葉。

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今年最後?の宮之浦岳登山 【屋久島宮之浦岳登山情報】

2016年12月03日 | 屋久島宮之浦岳ツアー

2016年11月30日,屋久島宮之浦岳の登山情報。

この日は、里の方では最高気温が21度。山の方でも風が弱く、快適な登山を満喫することができました。

天候は晴れ時々くもり。登山者6名(うち縦走者2名)。淀川小屋にて気温は7度(標高1300m)でした。

ピンク色に紅葉するマルバヤマシグレの葉っぱ。

いつ見ても綺麗な淀川。

11月の終わりとは思えない緑々した森。

ヤクシマシャクナゲの蕾も沢山見ることができました。来年もお花を期待できるかもしれません。

山頂付近はササの絨毯が広がっています。

翁岳。

山頂付近には大きな花崗岩の岩がゴロゴロしています。

シワシワにヒビが入った岩。

間近で見るとびっくりするような大岩に出会うことが出来る山です。

空に向かって、このような気持ちのよい登山道を歩いていくと・・・

九州で一番高い1936m宮之浦岳に到着します。この日は登山者が少ないので山頂が貸切でした。

今年になってはじめてかも。3・4月、11月は天候の判断が必要ですが穴場の季節かもしれません。

山頂からの眺め。永田岳方面。大好きな山ですが、行くには遠い山です。

山の険しさに島だということを忘れてしまいそうですが、遠くを見ると海が見えます。

霧があっという間に湯気のように湧きだってきました。

登るのは大変な山ですが、登ってしまうとこのような絶景を見るためにもう一度登りたくなる山です。

ちなみにこの日は、暖かい一日だったのですが、一部路面凍結しているところもありました。

これからは、積雪のある冬山になりますのでしっかりとした装備で登山を楽しんでください。

 

屋久島自然学校の屋久島黒味岳登山ツアーはこちら。

 

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