「水の島・屋久島 白谷雲水峡編」
Fさん達と最終日は屋久島番屋峰の登山ツアーに行ってきました。(一日目はカヌーツアー、二日目は黒味岳登山ツアーにご参加)
標高たった166mですが、登った先には大展望!
最初はあまり人がいかない鬱蒼としたジャングルチックな森の中に入っていきます。
途中は省略。一生懸命登っているうちに写真を撮るのを忘れていました・・・
ですのでいきなり山頂です。一時間ほどで登ることができますので前日黒味岳登山で疲れているはずのFさん達も問題なく登ることができました。
眼下には一湊の集落を望むことができます。
写真真ん中には一湊海水浴場が見えます。夏場でもあまり混むことがなく快適な海水浴場です。
写真では分かりづらいですが遠くには口永良部島、黒島、硫黄島、竹島なども見ることができました。
ラクダのこぶのような矢筈岬。この岬があることで波の影響を受けづらく一番の港(湊)ともいわれています。漁師さんの多い集落なので漁船を見ることもできました。
ちなみに写真中央にとっても小さい赤い鳥居が見えますが後ほど訪れる矢筈岳神社です。
山頂ではもぐもぐタイム。屋久島の郷土菓子かからん団子。ヨモギがたっぷり入っている素朴な味です。
屋久島ではかからんと呼ばれる植物の葉っぱで包んでいます。
矢筈岳神社にも行ってきました。屋久島の海の守り神です。
神社の正面には海が広がっています。実はこの真下には外人さんが海水浴?をしていました。
確かにこの日はとても暖かいでしたが・・・またここは地元の人でもあまり来ないところなのですがどうやって来たのでしょう?みんなで不思議がっていました。
洞窟から海を眺めた景色。
番屋峰登山ツアー参加する方は少ないのですが手軽に大パノラマを堪能できるコースですのでリピーターの方や他の方がいかない穴場に興味がある人には本当におすすめです。
Fさん達三日間ありがとうございます。また来年屋久島に遊びに来てくださいね。
前日のカヌーツアーに引き続き二日目は屋久島黒味岳の登山ツアーに行ってきました。
急な坂を登っていくとモミの大木。枯れてしまっていますが枝先には違う植物がひっついて生きています。
遠く高盤岳の山頂に見えるトーフ岩。きれいな割れ目が見られます。
日本最南端の高層湿原、小花之江河。白骨化した立派な屋久杉が立ち並んでいます。
少し行くとさらに大きな高層湿原の花の江河。今から目指す黒味岳を眺めています。
皆さん、あんなにまだ遠いのかと思うらしいですが残り一時間ほどです。
山頂に向かってロープ場が何か所かあったりします。ガイドとしては心配なポイントなのですがFさん達は楽しかったようです。
山頂近くになってくると見晴らしがよくなってきます。先ほどまでいた花の江河が下の方に見え、自分が歩いてきた行程を確かめることができます。
右上、黒味岳の山頂が見えていきました。岩の横に人がいるのですが小さすぎてわからないかもしれません。
山頂に到着。ヤッター!ここまでご苦労様でした。
周りは360度素晴らしい景色が広がっています。これだから山登りはつらいのに止められないのかもしれません。
左上が屋久島最高峰の宮之浦岳。この日は宮之浦岳の登山者は多かったのですが、黒味岳への登山者は少なく快適な登山を楽しむことができました。
山頂の岩の下で記念撮影。岩の大きさが伝わるかな。本当は岩の上に載っている写真も撮れるのですがこの日は風が強かったのでやめておきました。
下山後、元気なFさん達のおかげで予定よりも早く下りてくることができました。そのため、紀元杉に寄り道。本当は抱きつきたいところですね。推定樹齢3000年ともいわれています。
屋久島黒味岳登山。バリエーションのある道と適度な体力と時間、すごくおすすめのコースですので良かったら登りに来てください。
ちなみに1月2月は雪に覆われますのでご注意ください。