屋久島エコツアーガイドのブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーを開催している屋久島自然学校のブログです。

屋久島第2の巨木に会いに行く!

2019年01月25日 | 屋久島ガイドツアー

屋久島の1月2月は閑散期。時間に余裕があるので家族サービスで屋久島で二番目に太いと言われている大和杉に会いに行ってきました。(二番目に大きな屋久スギは所説あります)

場所はヤクスギランドを通り抜けた森の奥。

ヤクスギランドだけでも見ごたえのある森ときれいな水がながれていますが、大和杉コースは自然の奥深い体内に入っていくような感覚です。 

途中倒れていた倒木の年輪を数えています。勘違いされやすいのですが実は成長が遅くて年輪の目がとても細かいです。 

嫌がらずについてきてくれる娘たち。楽しいそうな姿を見ているだけでこちらもうれしいです。

家族サービスは娘に対してではなく、お父さんへのサービスだと思います。

このコースは大きなサルノコシカケ(キノコの一種)がよく見られます。これで何十年たっているのでしょうか? 

落ちていたヒメシャラの皮。冬は脱皮?する季節でもあります。

このコースは本当に巨木の多いコース。名前のないものでも十分に大きいです。 

誰が名付けたかわかりませんが通称ミホノスギ。隠れた名杉です。

白骨化して洞の大きな巨木も今なお葉をつけ生きています。

強風の吹き荒れる屋久島では樹木もねじれてしまったり。

 途中、一か所しとしとと苔のしずくが流れ落ちる癒しポイントもあります。

大きな屋久スギの切株の中に入ったり。切り株の上に違う樹木が生えていたり。 

見上げてみるとこのような景色。

屋久島では石の上にも巨木が成長します。屋久島のどこの森でもそうですが、自然の生命力の強さには驚くばかりです。

こちらの巨木はまだ生きていますが洞がとても大きいです。

 

そしてこちら大和杉。推定樹齢3000年から4000年。樹高が高く34.9m、 胸高周囲(幹回り):10.2mほどで直径が3m以上あります。

人をいれるとこんな感じ。大きすぎて写真には収まりきらないし、なかなか大きさを表すのは難しいです。

ちなみに大和杉コースで出会った人はゼロ。繁忙期でも人に会うのが珍しいコースです。

ぜひ人とは違うところ、人が少ない穴場が良い人は縄文杉コースよりこちらをお勧めしておきます。

 

屋久島自然学校の大和杉ガイドツアーはこちら。


水の島・屋久島を体感!【白谷雲水峡ツアーと里の観光】

2018年06月20日 | 屋久島ガイドツアー

先日、二日連続で白谷雲水峡に行ってきました。一日目は大雨、本当のなら一日コースだったのですが、半日で切りあげて屋久島の里の観光に行ってきました。

このような時でも、貸切ツアーですので柔軟に対応させていただきます。

白谷雲水峡ではあまりの増水っぷりに驚くほどだったのですが、カメラが壊れるのが怖くて写真は撮れませんでした。残念。

しかし、あら不思議、屋久島の南側に行ってみるとほどんど雨は降っていませんでした。このような天気の日は滝巡りです。

こちらはトローキの滝。川から海に直接落ちるめずらしい滝。ちなみに下のほうは海なのですがよく分かりませんね。

トローキの滝の少し、上流に行くとこちらは竜神の滝。山が急峻で雨の多い屋久島は滝が非常に多い所です。

こちらは千尋の滝、展望所。大雨がうそのように青空まで見えます。 天気がコロコロと変化していく面白い島です。

振り返ると千尋の滝。あまりの水量で水しぶきが舞い上がっています。

こちらからは翌日の写真。この日は梅雨の中日で曇り空。遠くには竹島、開聞岳、大隅半島が見えていました。 

昨日よりは少し水量は減ったようですが、まだまだ増水気味です。

飛流おとしの滝。

雨上がりなのでカエルが現れてくれました。

こちらは沢ガニ。雨だとどうしても外に出るのがおっくうになるのですが、いざ出てみるとこのような生き物とも出会うことができるので悪くありません。

水の島・屋久島を体感した二日間の屋久島白谷雲水峡ツアーでした。

 


梅雨の中休み【屋久島白谷雲水峡ガイドツアー】

2018年06月07日 | 屋久島ガイドツアー

神奈川県から来られたTさんRさんと白谷雲水峡のガイドツアーに行ってきました。すでに梅雨入りしている屋久島ですが、この日は運がよく晴れ間に恵まれました。Tさん曰く、晴れ女だそうです。笑

歩き始めていきなり、憩いの大岩と呼ばれるおおきな岩を乗り越えていきます。

どこを見ても絵になる景色なので写真を撮る枚数も増えていきます。

飛流おとしの呼ばれる滝。赤いサツキの花も咲いています。

苔むした渓谷を渡っていきます。奥の方は日が射して奇麗でした。

流されてきたエゴノキの花。

この日は登山道にも沢山落ちていました。ぜひ見つけたら匂いを嗅いでみて下さい。ほのかな匂いを漂わせています。

こちらはくぐり杉。いろいろな木が巻き付いています。

ヤクシマザル発見!写真中央にいます。毛が長くもこもこです。

推定樹齢数千年の七本杉。大きすぎて写真を撮るのも一苦労?です。

少し行くと映画もののけ姫をほうふつさせる苔むした世界へ。 

苔むす森で記念撮影。 周りは苔だらけ。

 

大きな屋久杉の切り株の中にはいったり。

色々な自然現象を見ることができます。

こちらは昔伐採された屋久杉の切株の上に杉の木が生えています。このような現象を屋久島では二代杉と呼んでいます。

太鼓岩に到着!梅雨に入っているとは思えない展望です。屋久島最高峰の宮之浦岳も見えています。

遠くには高さ40mともいわれる天柱石が飛び出ています。分かりますか?(写真上部)

この日の天気は晴れでしたが、雲が多いのが屋久島です。すぐに北の方から雲が迫ってきます。

登山の苦労が報われる瞬間です。たくさん写真を撮っていってください。 

帰りは足元に何かないかと探して歩いているとキノコ発見!

こちらはユウレイタケとも呼ばれるギンリョウソウ(銀竜草)にも出会いました。光合成をしないので真っ白の姿です。 不思議ですね。

 

コケの雫などを見てもとても奇麗です。屋久島は苔の聖地とも呼ばれています。

6月はどうしても雨が多いですが、雨に濡れた屋久島の森も奇麗ですからぜひ訪れてみてください。

 Tさん、Rさん屋久島白谷雲水峡ガイドツアーにご参加いただきありがとうございました。

 


眺望バツグンな手頃な山【屋久島ガイドのブログ】

2018年01月13日 | 屋久島ガイドツアー

標高965.9mの前岳と呼ばれる山に登ってきました。屋久島の春牧集落の岳参りの山です。

(岳参りとは各集落の五穀豊穣や家内安全を願って山に参る行事です。)

比較的、簡単に登ることができる上に眺望はバツグンです。

登山口に向かう途中、光芒(通称:天使の梯子)を見ることができました。屋久島の冬にはよく見られる現象です。

ヤクスギランドに向かう県道をしばらく上っていきます。

登山道は杉の植林などもあり、面白みにかける部分もあるのですが白谷雲水峡のような苔むした渓谷も見ることができます。

登る人は少なく、いままで人に会ったことはなく穴場の山です。

時々、足を止めて小さな苔を観察したり、屋久島に来てから苔が好きになりました。

屋久島は全国的にも有名なコケの名所です。

コケだけではなく、色々なものを探しながら歩いていると・・・こちらは黄色い実をつけたキミノセンリョウ。

人の拳ぐらいの大きさがあるリンゴツバキの実。 

サルノコシカケの一種、触ると固く、何年も生きているキノコです。 

モコモコの苔たち。 

稜線上まで登ってくると白骨樹と呼ばれる木々が並んでいます。

屋久島は非常に風が強く、樹皮や葉っぱがそぎ落され、時には枝が折れ、このような姿になってしまいます。

自然が作り出す芸術品です。

前岳の山頂に到着です。まずは山の神様にご挨拶。

眼下には広大な海、街並みを望むことができます。 写真ではよく分かりませんが遠くには平べったい種子島も見えます。

望遠レンズで安房集落を覗いてみます。 屋久島に来る高速船が発着する安房港や橋が見えます。

背景には幾重にも山が連なっています。島とは思えない森の深さがあります。

半日ちょっとぐらいで登ることができる屋久島前岳。山登りの雰囲気を十分に楽しむことができました。

屋久島自然学校HPには前岳登山のツアーは記載していませんが、ご希望がありましたらご案内することも可能ですので興味のある方はご相談ください。

 


新春、屋久島ガイドツアーの風景

2018年01月07日 | 屋久島ガイドツアー

奈良県から来られたIさん親子と三日間屋久島ガイドツアーに行ってきました。

一日目は午後からの里地観光ツアーです。

(残念ながらIさん顔出しNGですので、風景写真でお楽しみください。)

まずは屋久島最大のウミガメ産卵地のいなか浜。この日は運がよく、口永良部島だけでなく薩摩硫黄島、竹島、開聞岳まで見ることができました。

ウミガメの卵の殻も発見することができましたよ。

屋久島の西部林道はサファリパークのようでヤクシマザルやヤクシカを見ることができます。

Iさん達は奈良公園のシカとの違いを感じ取っていました。

あかちゃんザルはお母さんに抱きついています。

日本の滝百選の大川の滝。落差は88mあります。ちなみに最近は雨が少なく、これでも水量は少なめです。 

近づいて滝つぼをのぞくこともできます。マイナスイオンに癒されるポイントです。

屋久島で有名なもうひとつの滝、千尋の滝。大きな岩盤が特徴です。

千尋の滝展望所からの眺め。山ばかりの屋久島は山裾の平地に集落がつくられています。

海と山がとても近いです。

二日目は残念ながら午前中は大雨。お土産屋さんや里の観光地をぶらぶらしました。

こちらは亜熱帯性の植物ガジュマルの樹。気根と呼ばれる根っこが縦横無尽に広がって天然のジャングルを形作っています。

午後からは天候が回復してきたのでヤクスギランドへ。白谷雲水峡に負けず、屋久島らしい自然が広がっているのですが、がらがら。Iさん達の貸切状態でした。

出口間近、キツツキの仲間アオゲラを発見。さすがに望遠レンズがないとなかなか撮影は難しいです。 

せっかくヤクスギランドまで来たので弥生杉にも行ってきました。推定樹齢3000年の大きな屋久杉です。他にも仏陀杉、母子杉、天柱杉、三根杉などの屋久杉を鑑賞しました。

Iさん、縄文杉にも行きたかったようですが体力が心配で断念。しかし、このような大きな屋久杉を見るだけでも十分だと思ったりもします。

最終日は映画もののけ姫のモデルにもなった白谷雲水峡へ。

 苔むした渓谷や森の中を通り抜けていきます。

冬でも緑一色の苔むす森。この時期はうっすらと雪が積もることもありますが、この日は積雪がありませんでした。

前日が雨だったので苔も生き生きとしています。

太鼓岩からの眺望。画面中央左には高さ約40mほどの天柱石。

雲に覆われ屋久島で一番高い山、宮之浦岳が見えなかったのですが一瞬だけ姿を現してくれました。

あっという間の三日間。年初めにもかかわらずどこに行くにも人が少なく、快適な時を過ごすことができました。

今度は縄文杉にチャレンジしたいとIさん達。またのご来島をお待ちしております。