屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

屋久島を代表する冬鳥シロハラ【屋久島ガイドの暮らし】

2019年01月09日 | 屋久島の暮らし・里の風景

屋久島を代表する冬鳥シロハラ。名の通り白いお腹が特徴です。

秋から冬にかけて屋久島に渡ってきます。

チチチチチッと鳴く様子から屋久島ではチッカと呼ばれ、庭の生垣や道の脇などから鳴きながら逃げていく様子がよく見られます。

ちなみに義父はむかしは捕まえて食べていたようです。

たしかに他の鳥に比べ大きく肉付きが良いかもしれません。

食糧難とはいえ、昔の人がなんでも食べていたたくましさには頭がさがります。

 

 

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音楽花火を楽しんだ屋久島夢祭り!

2016年11月06日 | 屋久島の暮らし・里の風景

昨日(11/5)、屋久島夢祭り2016が開催されました。

15000個?もの灯ろうで安房の町を明るく彩り、最後には音楽に合わせて花火が打ち上がりました。

ぜひ、屋久島にお越しの際には、このようなイベントと合わせていただくと思い出深いものになるかもしれません。

ちなみに先週は、種子島でロケットが打ち上がり、屋久島でも見ることができました。

屋久島の小中学生が作ったペットボトルの灯ろう。自分達の作った灯ろうを探しながら歩くのも楽しいようです。

ちなみにこの中に娘の灯ろうも含めれています・・・親ばかです。

他にもいろいろな灯ろうが見られます。

本格的なキャンドル型の灯ろう。

屋久聖人とも言われる泊如竹の神社には、竹に穴をあけた大きな灯ろう。

最後には花火が打ち上がりました。花火の数はそれ程、多くないのですが音楽に合わせて打ち上がるので気分が盛り上がります。

飽きることなく、見ることが出来たよい花火でした。

 

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第3回春牧とび魚祭りの開催!【屋久島の暮らし】

2016年10月31日 | 屋久島の暮らし・里の風景

昨日(10/30)、屋久島の春牧地区にてとび魚祭りが開催されました。

屋久島と言えばトビウオが有名なのですが、先着500名にはトビウオの炭火焼きが無料提供!

舞台では、歌や踊りなどが披露され、おじいちゃんおばあちゃんが鑑賞するほのぼのとしたお祭りでした。

その他にも、縄文クラブの「縄文土器作り体験」や「縄文火おこし体験」などのイベントが珍しく面白かったです。

こちらは、連結穴燻製作り。子供が空気を送っています。奥の穴に燻製にする食材をおいています。

知人のガイドさんが自作の屋久島ソング「かわらぬように屋久島」などを熱唱していました。

Sさん、カッコ良かったですよ。

まだ、3回目の開催ですが、区民の熱意を感じる良いお祭りでした。

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東京ウィンドオーケストラ試写会in屋久島 【屋久島ガイドの休日】

2016年10月30日 | 屋久島の暮らし・里の風景

昨日、映画「東京ウィンドオーケストラ」の完成披露試写会が屋久島で行われました。

屋久島が舞台の笑いと感動のハート・ウォーミングコメディです。

オール屋久島ロケで、屋久島町役場、離島総合開発センターや中央中学校のマーチング・バンド、屋久島島民がエキストラとして参加しています。

残念ながら屋久島の自然風景は少ないですが、ヤクザル、ヤクシカ、紀元杉などが少し出てきます。

主演は中西美帆さん。この日は舞台挨拶に来ていました。

2017年1月21日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開されるようです。

興味のある方はご覧になってみて下さい。

ちなみに過去、屋久島で撮影された映画作品は

山田洋次監督の「学校Ⅳ」(縄文杉登山をします)、「余命1ヶ月の花嫁」(少しだけですがいなか浜、送陽邸など)、「MISTY」(天海祐希主演)などがあります。

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最後の宣教師シドッチの上陸地は屋久島 【屋久島の歴史・民俗】

2016年06月03日 | 屋久島の暮らし・里の風景

今年の4月、キリスト教が厳しく禁止されていた江戸時代に、日本に渡ってきた外国人宣教師らが収容されていた切支丹屋敷跡地の発掘調査で出土した遺骨が、1708年に屋久島に上陸して幕府に捕らえられたイタリア人宣教師シドッチのものであると全国に報道されました。

改めてシドッチの事が気になり、屋久島の小島地区にあるシドッチ上陸地に行ってきました。

こちらはサンタマリア教会のシドッチ・モニュメント。

教会は普段は閉まっていますが、月に2回ほどのミサの時に中を見ることができるそうです。

数百年前に人生をかけて屋久島に訪れたシドッチ。今でもシドッチの布教の想いが繋がっていることを感じさせられます。

シドッチの上陸記念碑。この近くまで車で行くことができます。

シドッチが上陸したと思われる海岸線付近。

当時は鎖国時代。日本人に受け入られるように日本を訪れる前の4年間はマニラで日本語や風俗などの研究をしたようです。

屋久島に上陸した際は、日本人のような髪型をして、日本の着物を来ていたそうです。

目的を達成するための準備期間やそれを成し得るための意思の強さを思うと感慨深いものがあります。

海の方はこのような海岸線になっています。屋久島は岩場が多く、上陸しにくい場所のように思われますが・・・

屋久島に上陸したシドッチは、屋久島に約50日間滞在し、その後は長崎から江戸に送られます。

博識だったシドッチを取り調べた儒学者の新井白石は「西洋紀聞」「采覧異言」を著し、これを読んだ八代将軍吉宗が

洋書を読むことを許し、西洋文化が日本に流れこんできたと言われています。

大げさに言うとシドッチの力がその後の日本の歴史に影響を与えたのかもしれませんね。

 

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