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屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

世界遺産の古道を歩く 【屋久島西部林道ツアー】

2015年12月17日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

前回に引き続き、西部林道ツアーの新しい開拓のため前々から気になっていた海岸古道に行ってきました。

舗装された道路ができるまで使われていた道ですが、ドキドキしながら中にはいっていくと。

いつもながらヤクシカやヤクザルがいっぱいいます。

途中には大きなアコウの樹などもありました。

海岸の方に下りていくと石が積まれた所や炭焼き釜の跡など人の痕跡を見つけることができます。

何かの種がいっぱいですがタヌキのため糞らしきものがたくさんありました。

ちなみにタヌキはトイレの場所が決まっていて、毎回同じ場所で用を足すのでそれが溜まっていきます。

仲間たちとの情報交換の意味合いがあるそうです。

いよいよ断崖絶壁?の海岸古道を歩いていきます。

岩が削られて作られています。写真では分かりづらいと思いますが左側が道です。

見下ろすと崖で怖いのですが、場所によっては綺麗な海が見えたり

遠くには口永良部島がはっきりと見えました。

こちらはトカラ列島、口之島、中之島。遠いのですが最近よく見えます。

クライマックスには岩の間をくぐり抜けていくような場所もあります。

こういう場所、大好きです。なんだかワクワクします。

岩の間から振り返るとこんな景色。

今回歩いてみてとても面白いコースでした・・・・が危ない箇所も多くツアーとしては考え中。

皆様をご案内できれば良いのですがどうなることやら。

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世界遺産の森で見どころ開拓中! 【屋久島西部林道ツアー】

2015年11月29日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

今年は台風や大雨などがあり西部林道の見どころの一つ半山のガジュマルが倒れてしまいました。

そこで、新しいスポットを開拓するために世界遺産に登録されている西部の森を下見に行ってきました。

森に中に入って1分、至る所に川や小さな滝があるのは屋久島ならではです。水には困りません。

夏には水遊びもできます。

海岸へ下りていくと大きな岩が点在しています。写真では伝わりづらいですが、大きいです。

遠くを見ると口良部島が見えたり、青い海原が広がっています。海を見ているだけでも気持ちが良いです。

海岸沿いには丸い花崗岩が転がっていたり

後ろを振り返ると世界遺産の照葉樹の森が広がっています。

屋久島は海と山の距離が本当に近いですね。

森の中に入るとシカやサルがいっぱいいます。

シカは怪しい侵入者(私)に目を向けてきます。

ヤクザルはこちらに敵意がないことを知るとリラックスした姿を見せてくれます。

その姿・仕草は人間にそっくり! なんだかほっとします。

屋久杉の森、苔むした森だけでなく、この西部林道の森も好きな場所の一つです。

 

 

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屋久島から見える島々 【屋久島西部林道ツアー】

2015年11月21日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

先日、久しぶりに西部林道のツアーに行ってきましたが、クライマックスには海岸に下りて広大な海原をながめることができます。

こちらは口永良部島。この日は光の射し具合がとても良く、島の地形がはっきりと確認できるほどでした。

 

【口永良部島の概要】屋久島から西に15km程の海上に位置する火山島。人口約150人。面積38平方キロメートル。標高657m。

良質な温泉と釣り人には最高の魚の楽園です。

運が良いと遠くの島々も望むこともできます。

こちらはトカラ列島の口之島:向かって右と中之島:左。

【口之島の概要】トカラ列島最北端の島。野生牛が山を駆け、タモトユリが香る島。

人口約170人。面積13平方キロメートル。標高628m。

【中之島の概要】トカラ列島、中心の島。トカラ富士と呼ばれる標高979mの御岳がある。

人口約190人。面積34平方キロメートル。

 

トカラ列島は私もまだ行ったことがありません。屋久島から近いようで遠い島。一度は行ってみたいものです。

(行くためには一度鹿児島に行き23時に出航、翌朝6時5分に到着です・・・)

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世界遺産の森で水遊び 【屋久島西部林道ツアー】

2015年08月12日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

東京から来たMさん家族4名と西部林道のツアーに行ってきました。

西部林道と言えば、知る人ぞ知る世界遺産の森です。

屋久杉の森や苔むした森ではなく照る葉っぱの森。

(日本最大級の照葉樹の森。ちなみに宮崎駿監督は中尾佐助著「栽培植物と農耕の起源」の照葉樹林文化論に大きな影響を受けています。)

まずは、西部林道に向かう途中、松峯大橋から森を俯瞰します。

おそろいのTシャツがグットですね。

下を見下ろすとこんな景色が!カヌーをしている人がいます。(ちなみに屋久島自然学校でもやってます。)

Mさん、早くも「子供が大きくなったらカヌーをしたい」と乗り気です。

場所を変え、西部林道に入るとそこは動物の楽園。

長女のMちゃん3歳は、シカ隊長としてシカをたくさん見つけてくれました。

森をしばらく歩いて、このような綺麗な沢でお弁当を食べました。

子ども達は、この段階で泳ぐ気満々です。もう少し待ってね。

大きなガジュマルの木に到着。

お父さんは、2歳のS君を背負ってがんばって歩いてきました。

父親の力の見せ所です。

Mちゃんがモデルさんのようにポーズをとってくれました。

かわいいですよ~。

ゴール地点の大岩に到着。写真では分かりませんが、すごく高くて眺めの良いところです。

Mさんは高いところが苦手なのでちょっと控えめです。

下から見上げるとこんな大岩です。

大岩の下で待ちに待った水遊び。滝?の所にMちゃんを連れて行くと怖かったようです。

滝に打たれて、あ~気持ちが良いです。

実は、遊んでいた川の後ろを見るとすぐ海。屋久島ならではのロケーションです。

違う方向をながめると口良部島が見えます。

Mさんご家族、ツアーにご参加いただきありがとうございます。

お子さんが大きくなったら本当に来て下さいよ。待っています。

 

ちなみにこの西部林道ツアーは、7月~9月の間は水遊びができてとっても楽しいです。

また、歩く距離が短くサルやシカを間近で見ることができるので親子連れにおすすめのツアーです。

今回は3歳、2歳のお子さんで途中でめげそうになりましたが、何とか歩ききることができました。

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大きなガジュマルの樹の下で 【屋久島西部林道ツアー】

2015年04月09日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

関東から来られたIさん親子と西部林道を皮切りに3日連続のツアーに行って来ました。

一日日は西部林道(照葉樹の森)、二日目は縄文杉(屋久杉の森)、三日目は白谷雲水峡(苔むした森)と屋久島の多様な森を楽しむことができるコース設定です。

この日は、ガジュマルをはじめとする亜熱帯性の植物から鬱蒼とした照葉樹の森を観察。

森の中は蔓や木が絡まりあいジャングルチックです。

そして、シカがいっぱい・・・Iさん曰く、一日目にシカをたくさん見すぎて二・三日目はシカが少なく感じたようです。

途中にはきれいな沢もあります。水が冷たいか確かめています。

ガジュマルの気根の中で記念撮影。まるで牢屋に閉じ込められているようです。

 

屋久島最大級のガジュマルの木。気根(空気中に出した根っこ)が縦横無尽に広がっています。

屋久杉の森だけではなくいろいろな森を楽しめるのが屋久島のおもしろいところです。

シカやサルに出会える確立はほぼ100%? 小猿にいっぱい出会いました。

時間があれば西部林道に向かう途中で観光も。こちらは落差88mの大川の滝。

永田のいなか浜。きれいな海を眺めているだけで気持ちが良いですね。

天気予報は悪かったのですが、天候に恵まれた三日間でした。

Iさん親子に喜んでいただき、こちらも大変うれしかったです。私も親孝行したいと思いますよ。

ありがとうございました。

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