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屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

ガラスエビを発見?その正体は【屋久島西部林道ガイドツアー】

2017年05月09日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

香港から来られたSさんと屋久島世界自然遺産の森をあるく西部林道ツアーに行ってきました。

ドラえもん好きのSさんとまずは屋久島のドラえもん像で記念撮影。

ドラえもんの横には沢山の鯉のぼり。この日はこどもの日、この場所で数時間後に楠川城まつりが開催されました。

西部林道に向かう途中、ウミガメの産卵で有名ないなか浜に立ち寄ると大量の海藻が・・・

よく見てみると数センチの小さなガラスのようなエビを発見!

これはイセエビのプエルルス幼生。外見はすでに親エビに似ていますが、透明で消化管は退化して、餌などをとらない一週間ほどの幼生時期のイセエビのことです。この後、脱皮をして稚エビへと変わります。

いざ世界自然遺産の森に入っていきます。白谷雲水峡や縄文杉のコースとはまた違った森を楽しむことができます。

大きな岩を木の根っこが覆いかぶさっています。

 清流で水分補給。

 亜熱帯性の樹木、ガジュマルの中に。 

フカフカの苔の上にドラえもんを置いてみました。Sさん持参のドラえもんです。

森の至る所から気根と呼ばれる根っこやつる植物がぶら下がっています。

森のなかには大きな岩も。この岩の下で雨宿りができます。

ヤクシマジカを発見。この日は何頭ものシカを観察することができました。

キノコの上のドラえもん。

写真では伝わりませんが、大きな岩の上に乗って展望を堪能中です。

山の方を見るとモコモコとした世界自然遺産の森が広がっています。

海岸線まで下りてお昼ごはんを食べました。

 角が生えたドラえもん。

西部林道の散策が終わった後も見所があります。車からヤクシマザルを観察。

落差88mの大川の滝にも立ち寄りました。日本の滝百選です。

新緑がとても綺麗な季節。

見ているだけで気持ちが晴れやかになります。

屋久島を代表する花サクラツツジが見頃を迎えています。

最後、千尋の滝にも立ち寄りました。最初は霧のため真っ白で何も見えなかったのですが5分ほど待っていると霧が晴れて見ることができました。

この日の天気予報はあまり良くなかったのですが大雨に合うこともなくラッキーな一日でした。

Sさん屋久島世界自然遺産の森をあるく西部林道ツアーにご参加いただきありがとうございました。

私もいつか香港に遊びにいきたいと思います。

 

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世界自然遺産の森を歩いて立神岩へ 【屋久島西部林道番外編】

2017年02月11日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

天気の良い休みの日に世界自然遺産登録地域の西部林道の森を歩いてきました。

昔、木炭や樟脳・チップ生産、松脂や杭木生産などを行っていた場所です。

今から目指す三角錐の立神岩がよく見えています。奥の方には緑の火山島、口永良部島。

森の中に入ってみると意外に明るく、常緑広葉樹(照葉樹)の巨木なども目につきます。

こちらは樟脳が採れるクスノキ。

こちらはガジュマルの大木。木に登ることも可能です。

こちらは昔、明生林業事業所があたった辺り。至る所で生活の跡を垣間見ることができます。

お酒好きの島人(鹿児島県人)がいた痕跡には、必ず焼酎の瓶が転がっています。

少し足を伸ばすと海がすぐそば。川と海がつながっているところや花崗岩の大きな岩がたくさん転がっています。

角のような朽ち木。屋久杉かも?

透き通った葉っぱの色や

森の隙間から見える海の青やキラメキがとてもきれいでした。

海岸沿いの海の色。

ギザギザに侵食された岩。

ツッパリの顔に見えたりしますが・・・皆さんはどのように見えますか。

立神岩に到着。写真には写っていませんが、釣り人を発見!屋久島の海岸線ではいつも釣り人を見かけます。

釣りは屋久島の少ない娯楽?の一つです。

この日は本当に天気に恵まれ、とても気持ちが良く、癒やしの一日でした。

 

屋久島自然学校の世界自然遺産の森を歩く西部林道ツアーはこちら。

 

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雪のちポカポカ陽気、ウソのような天気! 【屋久島世界遺産の森あるきツアー】

2016年12月20日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

埼玉県から来られたSさん親子と世界自然遺産の森をあるく西部林道ツアーに行ってきました。

実は一昨日は雪が積もった屋久島ですが、この日はウソのようなポカポカ陽気。最高気温は19度にもなりました。

まずはウミガメの産卵で有名な屋久島いなか浜に寄り道。青い空と海を堪能することができました。

ブラブラしながら貝殻などを探していると・・・

Sさんがカニを発見。その他にもウミガメの卵の欠片を見つけたり、ダツの仲間が波打ち際まで飛び跳ねてきたりといったハプニングもありました。

永田集落からは屋久島第二峰の永田岳を拝むことができました。

雪が積もっっているのですが逆光の為、写真ではよく分かりませんね・・・。

場所を移動して、いざ世界遺産の森の中を歩いていきます。

有名な屋久杉の森ではなく、こちらはジャングルチックな森です。

12月にもかかわらずセミの抜け殻を発見しました。

ガジュマルの根っこの中に入って記念撮影。アウトドア好き?のSさん、親子仲が良くて微笑ましいです。

少し元気のないアサギマダラを発見しました。よく見ると羽にマーキングがしてあります。

実は長距離を移動することで有名で蝶で羽にマーキングすることによってどれ位移動したかを知ることができます。

よく見るとYAKUの横文字が残念ながら屋久島で捕まえられた蝶のようです。

大きなクワズイモの間を通っていったり、岩の穴をくぐり抜けたり、なんだかジャングル探検隊のような気分。

ちなみにシカの楽園なので何十頭のシカと出会いました。シカの住処にお邪魔しています。

 

びっくりするようなつる植物もよく見られ、人が乗っても大丈夫なものの。

 

上を見上げるとクルクル。元々は他の木に巻き付いていたのかもしれません。

色々と想像してみることが楽しかったりもします。

大きな花崗岩が真っ二つに割れています。近づいてみると・・・

R君、ポーズをとってくれました。

展望の良い大岩からの絶景。東シナ海を眺め、背後には世界自然遺産の森が広がっています。

遠くにははっきりと口永良部島が見えていました。R君が持っているのは本物のシカの角。

そういえば今大河で話題の真田幸村の兜にもシカの角が生えています。

ヤクシカだけでなく、ヤクザルも見ることができました。

顔のような木の洞。ローマの真実の口のよう?

無事、車道まで戻ってくるとヤクシマオナガカエデがきれいに紅葉していました。

手にとって光にかざしてみると色が映えて見えます。

車に乗った後も海岸線を走るのでとても眺めが良いです。

こちらは立神岩橋からの景色。この日は遠くにトカラ列島も見ることができました。

おまけで落差88mの大川の滝。屋久島で一番おすすめの滝です。

滝壺の近くまで行くことができるのですごい迫力です。

5日間滞在して屋久島を満喫したSさんですがまだまだ行きたい所があるようでした。

また遊びに来てくださいね。お待ちしております。

屋久島世界遺産の森を歩くツアーはこちら。

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生き物がいっぱい!【屋久島世界遺産の森を歩くガイドツアー】

2016年08月10日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

東京から来られたTさんご家族と世界遺産の森を歩く西部林道ツアーに行ってきました。

屋久島と言えば世界自然遺産の島として有名ですが、全域が世界遺産ではなく、屋久島の約21%ほどです。

ほとんどの場所は、山を登り頑張らないといけない場所ですが、今日行く所は車で簡単に行ける場所です。

その為、子どもさんがいる場合にも、おすすめですよ。

西部林道に向かう途中、大川の滝にも立ち寄りました。

あまりにも良い場所なので、デザートを食べながら一時間ほどゆっくりしてしまいました。

スケールの大きな滝で近くで見ることもできるので迫力満点!

場所を変え、世界自然遺産のエリアへと入っていきます。

私の大好きなビューポイント。海と緑、空のコントラストがとても綺麗です。

道路以外の人工的なものが見えないのが良いですね。

眼下を望むと立神岩と呼ばれる大岩を見ることができます。この日は天候がよく海の色が透き通り本当に綺麗でした。

西部林道の道はヤクザルとヤクシカの王国。現場に到着するまでに動物を見すぎてしまいました!

いよいよ森の中に入るとそこはジャングルのよう。

ターザンのように大きな蔓植物にぶら下がったり。

オブジェのような樹があったりします。

途中、綺麗な河原で一休み。顔を洗ったり、手で水の冷たさを味わったり、特にこの時期は水の近くが癒やされます。

もちろん、森の中でもヤクシカが現れてくれました。

ヤクシカをバックに記念撮影。手に持っているのは・・・シカの角!?

大きなガジュマルの樹。南国特有の植物です。

空気中に出した根っこ(気根)を使って記念撮影。

まるで三つ編みのような根っこです。

森の中には色々な生き物が住んでいます。こちらはニホントカゲ。

セミの抜け殻があったり。

カブトムシがいたり。さすが、世界自然遺産の森、生態系が豊かです。

大きな岩の下でピース。写真で見ると岩が崩れそうで怖いですね。

クネクネと曲がりくねったつる植物。大人が乗っても大丈夫。この後、お父様、お母様も乗ってみました。

ちょっと怖い大岩にて展望を楽しむこともできます。

遠くには口永良部島。

最後は水遊びをして汗を流しましょう!

何も言わなくても気持ちが良いです。

海原をバックにMちゃん、記念撮影。

9歳のMちゃん、3日間(沢登りと白谷雲水峡半日ツアーにも参加)笑顔でツアーに参加してもらえてガイド冥利でした。

また大きくなったら来てくださいね。Tさん達ありがとうございました。

屋久島自然学校の世界自然遺産の森を歩く西部林道ツアーはこちら。

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シカとサルがいっぱい!世界遺産の森を歩く 【屋久島西部林道ツアー】

2016年03月19日 | 屋久島世界遺産の森西部林道ツアー

大阪から来られたTさん親子と世界遺産の森を歩く西部林道ツアーに行ってきました。

場所が遠いため、ウミガメの産卵地で有名な屋久島いなか浜に寄り道です。

この日は本当に天気がよくご覧の通りの空と海の色。

こんな所でのんびり過ごすだけでも気持ちのよい場所です。

世界遺産の森、西部林道に近づいてくるとそこはサルとシカの楽園。

道路沿いでも沢山のサルとシカに出会うことができました。

翌日(縄文杉)、翌々日(白谷雲水峡)は2回ほどしか出会うことができませんでしたが、この日にいっぱい見たので満足です。

こちらは森の中のヤクザル。のんびり毛づくろいをしています。

その背後にはシカもいますよ。サルとシカは意外と仲良しです。

ヤクシマオナガカエデの新緑。

この日はとても暖かく、至る所で新緑の若葉を確認することができました。

これから本当に綺麗な私の一番好きな季節を迎えます。

森の中はジャングルのようです。こちらは気根が特徴のガジュマルの樹。

屋久杉の森とは違う、亜熱帯性の森を歩いていきます。

大きなクワズイモの葉っぱ。

最後は大きな岩の上に乗って展望を楽しみます。後ろを振り返ると・・・

東シナ海の海原が広がっています。

山の方を見ると世界遺産の森が広がっています。なかなか贅沢な景色です。

帰りには、綺麗な沢で一休み。水は冷たいですか?

おまけとして、大川の滝にも行ってきました。落差88m、日本の滝百選、屋久島を代表する滝です。

実はTさんは10年前に一度屋久島を訪れているのですが、その時は大雨。

大川の滝に近づくこともできなかったそうです。

明日は、いよいよ縄文杉へ。頑張っていきましょう!

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