かつてV9を達成した巨人軍。
そのときの監督は、川上哲治である。
しかもこの川上氏、
ミーティングでは、
いつも長嶋茂雄の悪口を言っていたということだ。
これ、まさにパワハラだろう。
しかし、長嶋選手の偉大なところは、
それをバネに大活躍したことだ。
二流の選手は、
パワハラに負けてしまう。
しかし一流の長嶋は、
それをバネに乗り切ることができた。
性格も関係する。
長嶋は、どこか能天気だったので、
乗り切ることができたんだろう。
逆に1970年ドラフトで入団した高卒の湯口敏彦選手は、
純粋なところがあったので、
川上監督や中尾コーチのパワハラに負けて、
うつ病になり、自殺した?
・・・と報道されたものである。
ちなみに川上哲治は、
戦争中に少尉(立川陸軍航空整備学校の教官)だったが、
あの丹波哲郎をイジメまくった。
いや、一部部下たちに大いに嫌われていた・・・とのことだ。
また選手時代は、早大卒でショートの広岡達郎を
しつこくイジメたとも言われている。
川上哲治には、生来、パワハラ体質があったのだろう。
でも、くりかえすが、
川上哲治は、V9を達成した偉大な監督でもある。
またNHKの解説者を長い間務めたし、
少年野球の育成にも努めた。
人を一面だけから見てはいけない
・・・ってことだろう。
最終的には、神様が
すべてを判断されるということだ。
川上哲治の来世はどんなものだろうか?