杉村太蔵が最初に
マスコミに取り上げられたとき、
皆、ビックリした。
日本に、こんなお調子者がいるのか!
・・・と。
しかし、大地一人、
「ああ、めちゃ北海道人らしいな」と思った。
杉村太蔵はいつも、「おだっている」。
そう。
北海道人は「おだつ」のだ。
大地一人の少年時代、北海道には、
「おだつヤツ」がたくさんいて、
俺たちは、いつも「おだつな」と注意していた。
「おだつ」とは、どういうことか?
標準語で言えば・・・
「ふざける+調子に乗る+得意そうにする」
を3で割った感じで、
しかし「相手にも、その心根がわかっている」
・・・という状態なので、
「暗黙の諒解」・・・のようなところもあるのだ。
杉村太蔵は、たとえ偉そうにしても、
視聴者は皆「こいつ、しょせん、アホだ」
という気持も持っている。
だから、「おだつ」が成立するのだ。
杉村太蔵はこれからも、どんどん「おだつ」だろう。
彼が偉そうにするとき、
北海道弁で、「おだつな」と注意しようじゃないか、ハハハハ。
そのうち、「おだつ」が標準語になるかもしれないぞ。
そうだ!
北海道出身の玉置浩二にも、「おだつな」と言おう!
彼は、あまりに、おだちすぎだぜ。
だろ?