吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

二十日大根の芽が出ました!(年中)

2012年05月23日 | 日記
5月16日(水)に種を蒔いた「二十日大根」の芽が出ました。



こんな小さな種の中に「いのち」が入っているということが、不思議だったようで本当に芽が出るかな?と心待ちにしていた子どもたちでした。昨日の雨がよかったのでしょうか、今日花壇(年中さんでは園舎裏の花壇に二十日大根の種を蒔きました)に行ってみると双葉の芽がいっぱい!「先生!芽が出た!!芽が出た!!」「すご~い!!小さい!!」と大喜び。お水をあげて「早く大きくなってね」と話しかけていました。

  


明日は「親子遠足」・・・神さまの創られた自然をたくさん味わってほしいと思い、各学年ごとに「天地創造」のお話をしました。草や木、お花など神さまの創られたものを探すゲームもあります。楽しい一日になりますように!

        
                 目を瞑って世界の始まりを体験します

私たち一人ひとりがどれだけ神さまから大切にされているか、というお話もしました。真剣に聞いている子どもたちでした。

金環日食~年長組の園外保育

2012年05月21日 | 日記
太陽の中心部が月に隠される「金環日食」が今朝見られました…とはいっても長野市では金環にはならない「部分日食」でしたが、それでも93%くらいまでの食が見られるといううことで、朝からとても楽しみにしていました。幼稚園の子どもと見ることは“時間的”にも“目の安全性”から考えても無理があると考えて、金曜日におたよりで「観測の経験をさせたい方は、家庭で観測してから登園させてください」とのおたよりを出してありました。(家庭で観察した方も多かったようですね)
家を出るときに日食グラスで見てみると“食”が始まったところ。信号で止まる度にちょこちょこ見ながら出勤しました。(あまり褒められたことではありませんね。ごめんなさい)幼稚園には7時少し前に着いて、電話番をしながら出勤してくる先生方と日食を観察しました。日食の最大の7時35分頃にはなんだか薄暗く不思議な世界になって、心持ち肌寒く感じたのは私だけでしょうか。ちょうどその時、砂場にあるどんぐりの木の木漏れ日が、職員室の机と床に日食で欠けた太陽の形をたくさん映し出し、とても幻想的な風景を作り出しました。写真に撮ったのでお見せしますね。

  

これほど広範囲で観測できるのは、平安時代以来の932年ぶりとか。いい体験ができてよかったです。


さて、今日は年長さんが「丹霞郷」に待ちに待った園外保育に行ってきました。
計画した日が2回も天候不順でのびのびになっていたので、今日こそは…と張り切って登園してくる子どもたち。でも2回のびたのでその間に採取したものを入れる自分のバックを牛乳パックで作ったり、どんなものを見つけるかを「ネイチャービンゴ」のカードにしてみたりと、準備は万端!カードの内容は… ①生き物のすみか ②おもしろい形の雲  
③白い花  ④木に咲く花  ⑤花にくる虫  ⑥すべすべした葉っぱ  ⑦生き物の親子  ⑧小さい虫  ⑨生き物の鳴き声
このカードをグループごとに持って、みんなで書いてあるものを探しました。探したらグループのみんなで確認してシールを貼ります。ほとんどのものは見つかりましたが、唯一見つからなかったのは「生き物の親子」…先生は“かえる”と“おたまじゃくし”を想定していたらしいのですが、どう考えても季節外れでしたね(笑)
それでも、水面から目だけ出した「かえる」や「ふきのはっぱ」「わらび」「ひめじおん」などたくさんのものを見つけていました。

  
グループのみんなでカードを見ながら探します!  これは何かな?みんな目を輝かせて探していました

  
ふきの葉っぱがたくさんあったよ!    水面から目だけ出しているかえる

明日は、探してきた草花を「図鑑」で調べる活動をしたいと思っています。


今日のひとこま

2012年05月18日 | 日記
朝から肌寒く、時折小雨が降る一日でしたので、年長さんが計画していた園外保育は月曜日に延期となりました。今日は各クラス「モンテッソーリのお仕事」を集中して行っていて、とても落ち着いた一日となりました。

年少さんはこの間から少しずつ“あけ移し”“切る”“折る”などの提示をしてきましたが、今日は“通す”の提示をみんなで見て実際に触れてみました。
                 

年中さんは自分の好きなものを選んで一人一人が集中して取り組んでいましたし、年長さんは園外保育に出かけるにあたり、先生が見つけてきてくれた草花の名前をどうやって調べるかを考え、図鑑や絵本で実際に調べてみました。

    

年長さんのクラスでは「ペットボトルのキャップ」を数えるお仕事もしてみました。これは「エコキャップを集めて世界の子どもたちにワクチンを」という趣旨で行って、3年目になる活動です。“キャップ800個”が20円に換算され、その20円で発展途上国の子どもたちの“ワクチン”が一人分購入できます。今までに集めたキャップはこの3月2日で「58.9人分」のワクチンになっています。今日は、改めて年長組にペットボトルのキャップがどんな役にたつのかをお話しました。
ペットボトルのキャップは「ゴミ」にしてしまうと、CO2が発生していろいろな害になるけれど、集めてワクチンになることで“人のいのち”が救えること、また、集めたキャップは加工されて“梱包用のひも”になることなどを話してみました。キャップを取ったペットボトルもリサイクルでいろいろなものになるけれど“お洋服”にもなる…というお話をすると「リサイクルは知ってたけど、お洋服になるのは知らなかった~!」という答え。

                  
みんな目を輝かせて一生懸命に聞いていました。

ペットボトルのキャップを子どもたちが無理なく数えるために、50個の○を書いた段ボールを用意してあります。(年齢の小さい子どもでしたら10個ずつなど)
1つの○に1つのキャップを置いていって50個ずつの袋を作っていき、50個がいくつ集まって何個のキャップになるかをみんなで計算してみるのですが、モンテッソーリの算数教具の中には遊びながら“加減乗除”がわかるものがあって、その応用で簡単に計算ができてしまいます。実際の生活の中にモンテッソーリ教育を生かしていくことが、子どもたちにとってどれだけいい学びになるのかを改めて感じさせられたひとこまでした。

    

園外保育には行くことができませんでしたが、とても充実した一日でした。

 

はじめての誕生日会

2012年05月17日 | 日記
今日は新年度になってはじめてのお誕生日会。
4月生まれと5月生まれの子どもたち17人がお祝いしていただきました。
(実は年中の男の子ひとりがお休みで残念でした。次のお誕生日会で一緒にお祝いしましょうね)

まずはじめは「聖堂」での「祝福式」です。
宗教指導主事の濱田欧太郎神父さま(カトリック長野教会の主任司祭)においでいただいて、お話と誕生児の祝福をしていただきました。
子どもたち一人ひとりの頭に手を置いて丁寧に祝福してくださる神父さまの姿を見ていると、私たちがどれだけ神さまから愛されているか、大切にされているか、がよくわかり涙がこぼれそうになります。そして祝福を受けている子どもたち一人ひとりが健やかに、また愛情をたくさん受けて育っていってほしい…と心から思いました。
神父さまのお話は「わたしたちはお誕生日に神さまから“いのち”のプレゼントをいただいた」ということ。「いただいた“いのち”は“人のために使う”ことで大きく成長していく」という「いのちの不思議」のお話でした。みんなとても真剣に聞いていてびっくりしました。

    

次は「ホール」に移動しての「誕生日会」です。
メインは何と言っても「誕生児のあいさつ」…年長さんがステージの上までももぐみさんと年少さんを上手にリードして連れていってくれました。
ももぐみさんはまずお返事から。名前を呼ばれて「はーい」とお返事するだけで、みんな大きな拍手をしてくれました。好きな食べ物を聞かれるとよく回らない口で一生懸命答えていて思わず笑顔になってしましました。年少さんは緊張してささやくような声になってしまったり、ちょっと恥ずかしそうにする姿もありましたが、自分の名前とお弁当の中で好きなものをしっかりと言える姿が素敵でした。年中、年長さんになるとしっかりと自分の言葉で「好きな遊び」や「大きくなったら」を伝えられていて、安心してみていることができました。年齢を追って見ていくと、成長の過程がよくわかりますね。「どうしてかっていうと…」と理由を言う場面ではひとりひとりがちゃんと考えてお話している様子がよくわかり、本当に頼もしく思いました。

    

先生たちからのプレゼントは「三匹のこぶた」のパネルシアター。手遊びも入るのでみんな一緒に参加しながら楽しんでいました。お話の最後は三番目のこぶたが「チキンカレー」を作ってみんなでおいしく食べましょう…で終わるのですが、今日の昼食メニューはお母さんたち手作りの「チキンカレー」。自分たちのお昼も「カレー」だと知っている子どもたちは、お話の最後の“おち”に大喜びでした。
“カレー”も“もやしの中華風サラダ”も“野菜ジュースのぜりー”もとてもおいしかったですね。

  

心が温かくなる、とても素敵な誕生会の一日でした。ご協力くださった皆さまがた、本当にありがとうございました。

丹霞郷(たんかきょう)に行ってきました!(年中)

2012年05月14日 | 日記
桃の花で有名な「丹霞郷」に行ってきました。(ももの花もまだ少しありました)

バスで出かけるとあって、朝からハイテンションの子どもたち。いつもは着替えに時間のかかる子たちがあっという間に着替えて「まだ出発しないの?」…いつもはいったいどうなっているんでしょう…。

目的地に着くとそこには「秋元神父さま」がいらしてびっくり!自然が大好きな神父さまなので子どもたちに“ももの花”と“りんごの花”を教えてくださったり、ご自分で拾っていらした“ドイツトウヒの松ぼっくり”をくださったりしました。

               
 畑のおじいちゃんも一緒!       秋元神父さま・小林先生も一緒にパチリ!


近くで畑仕事をしていた90歳くらいのおじいさんともお友達になり、いろいろなお話をしてもらって子どもたちは大喜びでした。

先週から丹霞郷に行ったら「神さまが創ってくださったどんなものを探すか」を子どもたちと考えていたのですが、子どもたちが考えたものは次のものでした。
“青いもの”“ふわふわのもの”“かわいいいもの”“硬いもの”“すべすべのもの”“やわらかいもの”…これらのものを自然の中で探す「自然探しゲーム」をしました。

  

今回は意識して「手(触覚)」を使っていろいろなものを探しましたが、子どもたちの感性はすごいなと思いました。
●子どもたちの見つけた青いもの…おおいぬのふぐり・草・青空など
●子どもたちの見つけたふわふわのもの…たんぽぽ・つくし・綿毛・雲・よもぎ・草の裏・姫おどりこ草など
(詳しくはまた、クラスだよりでお知らせします)

 

カエルと遊んだり、畑のおじいちゃんに食べられる草(ふき・わらび・よもぎ・つくしなど)を教えていただいたり、思い切り「春の自然」を満喫した子どもたちでした。「先生!今度はいつ来るの?」ともう次の園外保育に思いを馳せている子どもたちでした。また、時機をみて出かけたいと思っています。