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アイリス あいりす 

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てえへんだ、てえへんだ=14<NO682>

2014-11-29 12:24:18 | 創作文

「八っあん、今帰りかい。」

「へえ、木村さん、こないだはどうもでやした。」

「ご隠居のところに、今日資料を持って行ったから
よかったら、寄ってみてごらんよ」

「ありがとうやした。」

 ^^^^^^
「ご隠居、おいでやすか」

「やあ、八っあん、待っていたよ」

「明日にでも来てもらおうかと、思っていたんだよ」

「へへ、最近は鼻が利くようになっていやして。」

「ははは、眼も良く見えるようになったし、今度は
鼻かい。木村さんがくれた資料だよ。
ちょっと沢山あるから、持って行って読んだらいいよ」

「へえ、今そこで、木村さんに会いやしてね。ご隠居の
所へ、行ってみてと言われやした。」

「何だい、そうだったのかい。」


「どんな内容でやんすか?」

「それがだな、わしも驚いたが、京都に裏天皇って者が
いるようだ。」

「裏天皇でやんすか?」

「そうだよ、それに秘密結社の八咫烏というものがあるらしい。」

「それじゃあ、今の天皇とは、どういう関係でやんすか?」

「京都の孝明天皇が、暗殺されたから、その後の親戚筋
のものが、裏天皇と言われているらしいのじゃ。
だから、現天皇とは血筋からして違うと思うのだよ。
しかもな
今度の安倍総理の解散総選挙も、彼らから解散に持って行く
ように指示が出されていたようじゃ。」

「それなら、正解でやんす。アベ総理は、ひでえ総理でやんし
たから、辞めてもらってアッシはよござんした。」

「そうだね、八咫烏については、木村さんのこの資料を
読むとわかると思うがな、彼らは、日本に住みながら、日本人と
しては住んどらんのじゃ。戸籍を持たないらしい。」

「戸籍を持たないと、外国へ行くパスポートもないって
事でやんすか?」

「どうだろう、そういうことになるな、それに、もしも
戦争になったとき、総動員法があっても、戦争には
駆り出されることもないんだよ。」

「へえ、どんだけ、秘密に暮らして、忍者のようでやんすな、
江戸時代の秘密結社でやんすね。」

「いいや、日本の国が出来た時には、すでにいたようじゃ」

「あれまあ、そんな昔から秘密の者が日本におりやしたか?」

「京都は、古い街だから、そういうことも、代々あるのかも
しれんなあ。」

「八咫烏って、サッカーの旗のことでやんしょ?」

「ああ、そうらしいな、わしは知らなかったよ。」

「あれ、アッシの方が知っている事も、初めてでやんすね」

「ははは、そうだったかな。」

「そんな昔っからの秘密結社が、どうして今になって、
辞めさせたんでやんすか?今までもそうやっていやしたんで?」

「木村さんの資料では、政治には直接関わっては来なかった
用じゃ、とは言っても、わしにも本当のところはわからんよ」

「そうでやんすね、物事が、最近は本当なのかどうなのか
わからないように、なってめえりやした。」

「そうじゃなあ、八咫烏といい、裏天皇といい、これは
もっと時間をかけんと、日本の国のことだから。」

「それで、アッシらはどうなるんでやんすか?」

「そうじゃなあ、今回の事が本当なら、今回については
良かったと言って、いいのではないかな?八咫烏が何を
考えているのかを、もっと知らないとならないな。」

「アッシも真知子に聞いてみますよ、」

「おお、助っ人を忘れておったよ。ぜひ聞いてみて
若い人の意見も知りたいからな。」

「へえ、わかりやした、
では、ご隠居、まためいりやすから。」

「ああ、また頼むよ」



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