「ご隠居、おいでやすか?」
「やあ、八っあん、仕事は終わったのかい?」
「へい、今日の仕事は終わりやした。」
「ごくろうさん、これ、資料だよ」
「ありがとごぜいやす。ご隠居今日の公園はすごい人であふれていましたでやんすね」
「ああ、私もちょっと言って来たんだよ。」
「ご隠居もいらしたんですかい?」
「凄いひとでしたよ。みな改憲には反対の気持ちが強いからね。なんて時代にもどってしまったんだろうねぇ。」
「そうでやんすね。アッシには自民党の考えはこれっぽちもわかりやせんね。戦争をまたしかけるなんざあ。どうして戦争で儲けたいのか、あの戦争を知っていたら、考えないはずでやんしょ?」
「ああ、人心は変わるというが、これほど自民党が変わるのは、やはりおかしいと思うよ。彼らだけではとてもできない、支配者が一同にしてこれに取り掛かっているように、わたしには感じるがね。」
「さいですね。自民党のあの連中だけではなくて、おおきな組織が張り巡らされているってことでやんすね。」
「そういうことだね。自民党は今では「嘘つき党」と名前を変えてもらいたいものだ。今日の資料にもあるが、日本の歴代の首相のほとんどが親族だぞ。あの福田も鳩山までも。」
「天皇とも親族でやんすか?」
「天皇とも親族だよ。そうやって身の回りを固めているのが、現実だったのだよ。映画の話のようじゃないかい?」
「そうでやんすね。昔ならいざ知らず、戦後のことも、ずっとアッシらは働くことに一生懸命でそういうことには、うとい国民でやんした。誰かが言ったとしても、まさか、と気にもしなかったでやんしょ。」
「私らは、ちゃんとやってきたつもりだったが、騙されていたんだ。そのことに、やっと気がついたんだよ。そのことは良かったよ。実にテレビで流されている政府の言葉は、真実などなかったんだから。今では、いいことを言っているような時は、反対のことが、頭に浮かぶようになったよ。在り難いことに、頭を働かせるようになって、ボケる暇がないよ。」笑
「そうでやんすね。ご隠居はボケやしませんよ。」
「そう、そう、70の手習いで、やっと知り得た情報があるんだよ。もう30年も前のあのJAL123便の墜落の謎と真相についてだよ。あれは、圧力隔壁の故障によるものだと、ずっと何べんも繰り返してテレビで報道されたけれども、どうやら、あれはミサイルが来て尾翼を吹き飛ばされたようだ。」
「えっ?そういう話なんでやんすか?」
「そうだよ、圧力隔壁が吹っ飛んでというのには、証拠が実にないのだという、しかも恐ろしいのは、それだけではない。当時の首相の中曽根が大きく関わっていたようで、まだほかの資料も調べてみないと何ともいえないがね。本もでているようだから、図書館へ行って調べてこようと、おもっているんだよ。」
「際ですか、それでミサイルはどこから飛んできたものでやんすか?」
「それなんだよ、実はまだそれについても、わかっていないことが多いようだ、しかしそのミサイルは執拗に飛行機を追いかけていたようで、飛行機の窓から映された証拠写真があるようだよ。それに、ボイスレコーダーも消されている部分があるというのだから、奇妙な話じゅあないか?一説によると、自衛隊の練習がその日相模湾で行われていたと言う話だ。あるいはアメリカ軍によるのかもしれない。アメリカ軍が当時見つけて、救助しようとしたら、横田基地から、呼びも度されたという事だよ。しかも、日本の自衛隊はそれから、ずいぶん長い時間、場所を特定できずにいたというのも、摩訶不思議だ。」
「アメリカがやったのでやんすか?」
「それも考えられる、しかもあのJAL123便には、核ミサイルが搭載されていたようだと、本には書かれていて、あの現場には放射能があったということだよ。さらに、遺体はおかしな焼かれ方をしてたという警察の話もあり、その後は箝口令がしかれたらしく、自衛隊員の首つり自殺など、自殺に見せかけたような暗殺ではないかとさえ、言われているようだ。」
「そんな、話でやんしたか?それで、遺族は毎年あの尾根に上って供養していたのでやんすね。事故であっても、辛いのに、そんなことがあっては、やりきれないですね。」
「そうだよ、だから毎年事故を国民に思い出してもらうためにも、大切なことだったんだよ。」
「なるほど、そういういきさつがありやしたんですね。坂本九が乗っていやしたけれども、そうでやんしたか。知りやせんでした。今年は違った目で手を一緒に合わせやしょう。」
「そうだね。皆でこころを合わせて早く真実が表にでるように祈ろう。」
「最低の国でやんすね。どこが、美しい国でやんすか。」
「これから、時代が変われば、このようなウソが真実がもっと出てくるはずだね。ドイツのメルケル首相は立派なひとだね。戦後70年はどの国もある。メルケル首相はユダヤ人の殺害を、『けして、わすれない』と言っているんだから、安倍首相とは格が違うようだね。」
「国を引っ張っていくリーダーっていうのは、正義感をもつひとでなきゃあ、国民は納得できやせんね。」
「ああ、本当にね。自分の為の自分の懐の為に自分の親戚の為に政治をしているようでは、国民のこころは離れていくのは、致し方ないだろうね。」
「そうでやんすね。そんな、酷い人間が政府にいるのも、困ったもんですが、自民党にも責任がありやすね。ーーじゃあ、アッシは、これで失礼いたしやす。また話を聞かせてもらいに寄りやすんで。」
「ああ、またおいで」
ドイツのメルケル首相、