最近のコンピュータ業界の動きは、20~30年前の汎用コンピューター文化に戻っているといえる。
たとえば、クラウドっていうけど、あれって結局、汎用機時代のオペレーター集中管理のことだし、
オープンソース、フリーが盛んだけど、30年前は、ソフトはハードのおまけで値段がないような状態だった
MapReduceっていうからよくわかんなくなるけど、
Reduce=fold、Mapとfoldといえば、
まさに関数プログラミングだし(20年位前にはあった、関数プログラミング)
BIとかによる意思決定って、まさに意思決定システムDSSの話しだし、
NoSQLっていうけど、30年前くらいは、階層型DBだったわけで、
そのあと、RDBと階層型が激しく争われたことを彷彿させる・・
さいきんのDSL花盛りは、COBOL文化花盛りのころの、4GL(RPGなど)を思い出しますなあ・・・
そうそう、クラウドで時間課金とか話題だけど、汎用機のときって、時間課金だったよね!
ってことは、30年前に起こった現象が、今起こるってことだ・・・
このころ起こって、今ない現象から、今後起こりそうなことを考えると・・・
(1)COBOLの雛形があって、パターン化していた。
→MapReduceの雛形を各社で作って、それをパターン化して使う?
(2)某企業は、汎用機導入1社に対して1人、専属SEを置いていた・・
→SIerは各社ごとに専属SEをおいて、常にクラウド利用について助言、
月ごとにお金をもらうビジネスに・・・
ってかんじかなあ・・・
この後、フリーソフトに対して、汎用文化の人たちが、
「中身がわからず、保障できない、自前で作り直すべき」
という話が起こったけど、同様の話、つまり、
「セキュリティ対策状況がわからず、安全性が担保できない。
自前で作ったほうが、保守しやすい」
なんていう話が起こりそうだけど、あのころの時代の流れから見ても、
この話は、2~3年後に起こる話で、今じゃないだろう・・・