最近、0x1c8c5b6aという文字列が出てくるサイトが多くあるそうだ↓
様々なサイトに謎の文字列が投稿されている...「0x1c8c5b6a」【奇妙な話】
検索すると、確かにいっぱい出てくる。
上の動画によるとWordpressを使用しているサイトに多いとのこと。
■Chat GPTさんに聞いてみた!
(文中、XXXXXと書いてあるところは、実際にはサイト名を入れて聞いたんだけど、そのサイトに迷惑かかりそうなので、XXXXXに書き換えました)
ありがとうございます。いただいたURL(例:https://XXXXX/0x1c8c5b6a/)の形式から判断すると、
✅ 結論(概要)
「0x1c8c5b6a のようなスラッグ(投稿URL)」が WordPress サイト(例:melby.jp)に自動生成されて記事として投稿されているということは、おそらく「自動投稿型のスパム攻撃」またはマルウェアによる不正投稿の可能性が高いです。
🔍 詳細:このような現象の背景
WordPress サイトにおいて、以下のような攻撃や挙動が考えられます:
● 【ケース1】不正スクリプトによる記事の自動投稿(ボット・スパム)
- 攻撃者が、サイトに脆弱なプラグインやREST APIの穴を利用して侵入
- 投稿タイプが「記事(post)」として自動で作られる
- 投稿のスラッグやタイトルがランダムなハッシュ値のような「0x1c8c5b6a」の形式になる
- 中身には、スパムリンク、リダイレクトスクリプト、SEOリンクなどが含まれる
● 【ケース2】サイトがすでに感染済みで、自動的にスラッグが量産されている
- 0x で始まるURLが多数存在する
- Googleのインデックスにそれらが登録される
- サイトのSEOが下がり、Googleから警告が来る可能性もある(例:「このサイトはハッキングされています」)
🧪 試しにアクセスしてみると(※分析結果)
現時点では、https://XXXXX/0x1c8c5b6a/ にアクセスすると:
- 記事タイトルなし
- 本文も空
- meta description なども未設定
- ただの空白ページのように見える
つまり、自動生成されただけで中身は未設定のままという可能性が高いです。
→ スパムネットワークでよくある、「記事を一旦ばらまいて後からリンクを注入する」手法の一部かもしれません。
🧹 対策すべきこと(サイト運営者向け)
もしあなたが運営者または関係者であれば、以下の対策を急ぎましょう。
🛡️ 初動確認:
- 管理画面で投稿一覧をチェック
→ 「下書き」や「公開済み」の記事に 0x で始まるスラッグがあるか確認 - 投稿のユーザー確認
→ 投稿者が「admin」以外の見知らぬアカウントなら不正アクセスの可能性 - REST APIのアクセス制限
→ wp-json/wp/v2/posts/ へのPOSTリクエストが無制限になっていないか確認
🔒 恒久対策:
対策 説明
✅ WordPress本体とプラグインを最新版にする | 脆弱性対策として最重要 |
✅ REST APIに認証を追加または無効化する | 不特定多数が書き込みできないようにする |
✅ 不審な投稿・ユーザーを削除 | 投稿一覧から確認 |
✅ セキュリティプラグイン導入 | Wordfence, iThemes Security, Sucuri 等 |
✅ ファイルとデータベースをスキャン | 改ざんされていないかチェック |
🧠 補足:似た事例の報告例
- 2023年以降、世界的に「意味不明な16進スラッグ記事の大量生成」という被害が多数報告されています。
- 投稿は空だが、アクセスやSEOに影響を与える(リンクの注入によって「被リンク操作」が目的)
📩 必要ならサポートも可能です
- wp_posts テーブルの確認クエリ
- 投稿の一括削除方法
- REST APIの制限手順(functions.phpに数行追加)
など、具体的な方法もご案内できます。
「運営者として何をすべきか知りたい」場合は、WordPressのバージョンや使っているプラグイン情報も教えていただければ、状況に合ったアドバイスが可能です。
「運営者として何をすべきか知りたい」場合は、WordPressのバージョンや使っているプラグイン情報も教えていただければ、状況に合ったアドバイスが可能です。
■大胆予想ーなにかの攻撃を企んでる?
↓のようなことじゃないだろうか?
Wordpressのある脆弱性により、2つの攻撃ができる場合で
(1)悪用したい攻撃ができる(これは不明)
(2)任意の文字列を投稿できる
(1)の攻撃を行うには、たくさんの踏み台がいる場合(DDoS攻撃等)、
まず、踏み台となるサイトを探すため、(2)の攻撃で、0x1c8c5b6a
という文字列を送り込む。
この脆弱性があると、この文字列が登録されてしまい、検索サイト
でひっかかるようになる。
で、十分こういうサイトが見つかったら、検索サイトでこの文字列を検索し、引っかかったサイトに対して、行おうとしている(1)の攻撃を仕掛ける
・・・だとしたら、この文字列入っているサイト、ヤバいよね!
IPAさんは、ぜひ調べてほしいものです。